TOP - 過去掲載記事 - 2007年12月8日号

12月8日号掲載記事
 
災害時応援に加え住民交流も - 飯山市と山梨市災害時相互応援で協定書<飯山市>
 大規模災害など発生時における飯山市・(山梨県)山梨市の相互応援に関する協定書の調印式は先月29日、山梨市役所で行われた。

 ことし7月、山梨市の中村照人市長らが、森林セラピー基地の視察で飯山市を訪れ、その5日後に中越沖地震が発生したことから、山梨市職員が飯山市の被災状況を確認したうえで、見舞いを贈ったのがきっかけ。その後、石田市長の意向を受けて、災害時の相互応援協定を申し入れ、同日の調印となった。

 協定は両市が大規模災害に襲われ、自力で応急措置が講じられない場合、▽食糧・飲料水及び生活必需品並びに、その供給に必要な資機材の提供▽救援・救助活動に必要な車両などの提供▽被災者・避難者の救出・医療・防疫・施設の応急復旧などに必要な資機材、物資の提供▽被災者を一時受け入れるための施設の提供▽救助・応急復旧に必要な職員の派遣―などを行うことを明記した。

 山梨市は甲府盆地の東部に位置し、JR中央線・中央自動車道などで首都圏に結び、北は長野県川上村に接する交通の要衝。平成17年に近隣の2町村と合併した。人口は3万9266人(ことし2月)で、モモ・サクランボを中心とする果樹栽培、観光が主産業という。

 同日行われた調印式で石田市長は「中越沖地震の際、山梨市さんからのお見舞いに職員一同感激させられた。両市はNHK大河ドラマ・風林火山の舞台となった地であり、甲州への塩の道でもつながっている。飯山は農業と観光が主産業。浅からぬ縁を絆として交流を深め、互助の取り組みを期したい」と、あいさつ。山梨市の中村市長は「ふとした出会いが、急速な交流に深まった。これも何かの縁だと思う。飯山には武田信繁公ゆかりのお寺があると聞いた。当市は果樹栽培が盛んで、富士見百景などもある。災害時は元より、様々な交流を促進し、お互いの地域振興に努めたい」と述べた。

 両市の協定は「相互に地勢等理解し合うための交流を積極的に図る」とする条項が、特別に盛り込まれている。


(写真=協定に調印し握手を交わす山梨・飯山市長)
 
安全・エコ・40万人誓って - 野沢温泉スキー場開き<野沢温泉村>
 野沢温泉スキー場の08季スキー場開きは1日、やまびこゲレンデで行われた=写真=。
今季は11月半ばの本格的な雪で、やまびこゲレンデは約50aの積雪に恵まれ、3年ぶり、「滑走可」の中でのスキー場開き。同日午前中、約600人のスキーヤー・ボーダーが初滑りを楽しんだ。
神事には河野村長を始め村、国・県現地機関、宿泊・観光・スキー(場)関係者や、村内各種団体代表ら約60人が出席、神事でシーズンの無事と繁栄を祈った。

 神事の後の直会で河野「竃沢温泉」社長は「昭和25年、第1号リフトが架設され、シーズン30数万円の売り上げを得たと聞く。それから60年近く、今季はお客様40万人、14億円を上回る売り上げを目指す。今季3年めのシーズンが正念場であり、安全が全てに優先することを誓い、営業と取り組みたい」と述べた。

 同スキー場では今季、地球温暖化を重視し、食堂などでの割り箸を廃止、各職場でエコ対策を展開する。また、食堂・レストランの改革を進め、家族連れなどにリラックスルームを提供するほか、システムやメニューの改善、インバウンド対応にも取り組む。
 
岳南からの通学に便 - 飯山北高同窓会がスクールバス<飯山市>
 長野電鉄木島線の廃止で、中野市・山ノ内町からの通学が不便になり、それが生徒募集にも大きく影響している実態を踏まえ、飯山北高の同窓会「桂蔭会」(森司朗会長)はこのほど、岳南2市町の生徒の通学の利便を図るスクールバスの運行を決め、3日、運行開始式を行った。

 高校の登・下校スクールバスで、同窓会が運行主体となるケースは、県内でも初めて。3日から来年3月24日までの授業日に朝1便、夕方2便を運行する。運行は山ノ内町の星川橋南から中野市吉田〜同七瀬〜同岩井〜飯山市木島〜北高のルートで、8カ所に停留所を設ける。運行経費は約150万円で、利用生徒から受益者負担として、現行バス料金の半額程度を徴収、バスの車体広告も募集する予定だが、多くは桂蔭会が負担する。

 同日は、第1便の北高着に合わせて、午前8時10分から運行開始式が行われた。中野・山ノ内からの12人(利用予定は17人)の生徒とともに、降り立った森桂蔭会長は「来年の桂蔭会100周年記念行事の一環として、スクールバスの運行を決めた。我々の活動の主役はあくまで生徒であり、今冬の試行結果を見て、来年度以降の運行を前向きに考えたい」と述べた。

 これを受け「スクールバス運営委員会」を構成する利用生徒を代表して児玉志恵利さん(中野市・2年)は「通学の幅が広がり、同窓会の方々に感謝している。(今年度以降も)運行が続けられたらいいと思う」と謝辞を述べた。スクールバスは、飯山市の長野交通に業務委託する。


(写真=スクールバスの運行に生徒等の笑顔が)
 
◆寒風の季 - 北信濃風物詩<連載>
  飯山市の千曲川に架かる橋に「ヨシズ」が張られた。

冬の間、橋を渡る人を冷たい川風から守るもので、昭和50年代初めから行われている、この季節の風物詩でもある。

 新しく架け替えられた橋の「防雪ネット」と、昔ながらのヨシズ。

その対比が、遅々としてはいても、確実に変化しているこの地の暮らしを物語る。
  
◆学習の集大成納豆・味噌作りで - JA北信州みゆき、あぐりスクール閉校式<飯山市>
 ―農作業や地域文化などの体験を通して自主性、協調性を養い、地域を愛する心を育てる―などを目的に、4月から活動してきたJA北信州みゆき「あぐりスクール」の閉校式が2日、同JA本所で行われた=写真=。
 管内の小学生約90人が約7カ月半にわたって農作業や交通少年団活動、下高井農林高校での体験入学、郷土食作りなどと取り組んできた。
 同日は閉校式に先立って、自分たちで育て、収穫した大豆を使った納豆・味噌作りに挑戦。納豆はわらでつとっこ(納豆の容器)から手がける本格的なもので、子どもたちは1クラス約3`の大豆を納豆に育てる作業に真剣に取り組んだ。
 閉校式では、高井新一校長(組合長)から、児童に終了証が手渡され、春以来の活動で仲良くなった仲間との別れを惜しんだ。
  
■自然やもてなし評価 - イランから飯山市に観光研修団
■「こんなもん」の良さを - 飯山市で食の文化祭郷土食の良さ再認識
■飯山トンネルが全貫通 - 起工から9年・年明けに記念イベント
■「飯山産米」連続日本一に - 全国米食味分析鑑定コンクール
■飯山の地酒楽しんで - PRに特別記念切符
■地域で暮らせる環境を - 戸狩観光協会女性部トピア祭りの浄財寄付
■長年の労に県協会表彰 - 中高飯水バレーボール協会萩原名誉会長
■8.5`の巨大白菜話題に - 飯山市常盤大塚の大木さん方
■B組は萩原2級が優勝 - 日本棋院飯山支部秋季大会
 ◇田舎主婦ミトのロンドンレポート
 ◇熊さんの身近な動物記
 ◇エミリーのわんダフル犬生活
 ◇北信州みゆきだより

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