TOP - 過去掲載記事 - 2007年11月17日号

11月17日号掲載記事
 
台湾のスーパーに飯山の米 - 菜の花ゲートボールが橋渡し<飯山市>
 「こだわりの自家精米 信州飯山の湧き水で育ったお米です」―。全国米食味分析鑑定コンクールで金賞に輝いた、日本一おいしい飯山の米がこのほど、初めて台湾に輸出された。

 「信州 金崎さんちのお米」。飯山市太田小境の金崎隆さん一家が育てた、今年度産米のキヌヒカリで、今月初め、神奈川県厚木市の会社を通じ、台湾台中市のスーパーに、1・5`詰め真空パック500袋を送った。

 飯山産米輸出のきっかけとなったのは、飯山市体育協会が主催する「菜の花ゲートボール大会」。一昨年の大会の際、ゲートボール全国組織の役員が、同大会を国際交流、観光誘客の場にも―と、飯山を訪れた台湾ゲートボール選手団との仲介役を果たしてくれたことにさかのぼる。

 飯山市ではその後、議会、市幹部らが台湾を訪れて飯山の物産販売、観光誘客のルートを模索。当時、県産品の販路拡大に向けて、台湾で物産フェアなどを開いていた県・県観光協会の支援も得て、台中市のスーパー経営者と知り合い、飯山に招く機会を得た。

 経営者はその際、「金崎さんちのお米」を食する機会があり、うまさに加えて「安心・安全」性が評価された。

 「金崎さんちのお米」は、台中市のスーパー「裕毛屋」が、自社店舗で販売するもので、当面年間約6dの出荷が見込まれるという。

 飯山市内では既にアメリカから東南アジアなどに、市場を開拓する企業もあり、「メイドインイイヤマ」製品の、国際市場での評価を高めている。金崎さんは「専用の袋の製作などで相当のコストがかかるが、将来的には有望な市場と思われ、飯山産米の誇りにかけて、おいしい米を供給したい」と、話している。金崎さんは今月24・25日に、台湾で開かれる、信州・長野物産展に参加し、自慢の飯山産米を現地で炊き、試食してもらうことにしている。


(写真=輸出仕様の米袋を手に金崎隆さん)
 
歳末助け合い托鉢 - 飯山仏教各宗和合会<飯山市>
 北信濃地方の、この季節の風物詩行事ともなっている、飯山仏教各宗和合会(成田詮会長・21カ寺)による、歳末助け合い托鉢が9日行われた=写真=。

 北信濃路に木枯らしが訪れ、庭木の冬囲いや大根干しなどが始まる11月10日前後に、戦前から行われてきた。網代笠に普法衣姿の僧侶が、市街地を托鉢し、多くの市民が「喜捨」する光景は「法(のり)の町飯山」を象徴するものとして、温かな心を育ててきた。

 同日は10数人の僧侶が、途中、鐘を鳴らしながら市街地をほぼ一巡。僧侶の1人は「飯山は托鉢に対する市民の関心が極めて高い所。喜捨の際には『ありがとうございます』と、合掌していただく。こうしたすばらしい住民性は、いつまでも受け継がれてほしい」と話していた。
 
膝まで泥に悪戦苦闘 - 飯山奈良沢の蓮田初めてのレンコン収穫祭<飯山市>
 飯山市飯山奈良沢の蓮田で10日、今夏も鮮やかに咲いて、寺町を訪れた観光・行楽客や住民を楽しませた花の若返りを目的とする、レンコンの収穫祭が行われた。

 「飯山寺町に蓮の花を咲かせる会」(清水勅夫会長)が主催したもので、会員ら約30人が参加、蓮田の中に膝近くまで埋めて、レンコンの収穫に悪戦苦闘した。

 会関係者の話では、蓮田は寺町の風情を創造し、訪れる人たちや住民の憩いの場に―と、平成12年に造成したもので、これまで、個人的なレンコン掘りはしてきたが、会としての作業は同日が初めてという。

 レンコンは土中深く、多岐に伸びていることに加えて、同所では過密状態となっているため、作業は難航。それでも、誰かが大物を掘り当てると、蓮田に歓声が上がり、喜びを分かち合う姿が見られた。


(写真=過密気味の蓮田では悪戦苦闘が続いた)
 
◆銀杏黄葉 - 北信濃風物詩<連載>
 銀杏黄葉と書いて、「銀杏もみじ」と読むのだそうだ。

風は既に冷たいが、暖かな陽気となった日、「風物詩」を探し歩いた。

季節的に多少のズレがあるもの、もう少し先にとっておきたいもの、もう1つ納得できないまま、フト気付いて、城跡に登った。

 そこには、願い通りの銀杏黄葉。城跡の社は冬支度を始めた。
  
◆斑尾の道歩けあるけ - 飯山学園・ゴミを拾いながら<飯山市>
 歩くことで、心身の鍛錬を図ろう―などを目的とした飯山学園(青木剛学園長)の歩けあるけイベントが11日行われた。

 5回めを迎えた同イベント、昨年までは飯山学園〜中野市浜津ヶ池をコースに行っていたが、ことしは新たな挑戦として、飯山学園〜まだらおの湯までの最長約15`のコースのほか、3コースを設定。子どもたち自身がそれぞれ選択したコースを歩いた。あいにくの空模様だったが、子どもたちは元気に歩き、道中に落ちているゴミを拾いながらゴールのまだらおの湯を目指した。

 青木学園長は「こういった取り組みを通して、子どもたちが互いに助け合い、協力する心や、ボランティア精神が培われていくことに期待している」と話した。

 同学園は近年、スポーツ活動に力を入れており、少年野球やマラソンなどに積極的に取り組み、先月、長野市篠ノ井で開催された「第39回東北信児童福祉施設運動会」では11枚の賞状を持ち帰るなど、好成績をおさめている。


(写真=まだらおの湯への道をたどる児童ら)
  
■野沢温泉モデルとして - 冬季国体60人の実施本部設置
■県内で初の合同会社 - 「優農きじま平」地産地消促進へ
■鷲野さんらに会長表彰 - 信濃中野法人会社団化20周年式典
■自分の安全は自分で - 木島平村大龍寺住職が交通安全法話
■国際感覚身に着けて - 木島平中生らルクセンブルクへ
■日赤に桜植樹 - 飯山ライオンズクラブ
■新そばと山里の秋を楽しむ - 富倉新そばまつり
■曲尺に知る先人たちの知性 - 木島平の数学者と和算
■子供達を野に - 禅文化講座ムツゴロウさん講演
◇飯山地名考
◇北信濃歌壇

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