TOP - 過去掲載記事 - 2007年9月22日号

9月22日号掲載記事
 
村の文化遺産「古民家」残せ - 再生プロジェクト会議発足<野沢温泉村>
 「みんなの力をひとつに あなたも参加しませんか!」との呼びかけで17日、野沢温泉村中尾の古民家で、再生プロジェクトの準備作業が行われた。

 「今、失われつつある村の文化遺産『古民家』をみんなの力で残し、村民や観光客の寄り所として活用したい」と、先月末に発足した「野沢温泉古民家再生プロジェクト会議」(森林之助世話人)が呼びかけたもので、同会議メンバーや、中尾の有志ら約30人が参加した。

 同会議が現建物を1度解体し、古材や建具、家具などを再利用して移転、再生しようとしているのは,同所佐藤秀幸さん方にある古民家。元冬季オリンピック選手で、村収入役を務めた佐藤和男さんの生家でもある。数年前、保存に向けてそれまでの茅葺きを瓦を模したトタンに屋根を葺き替えたが、昨年の豪雪で屋根全体が波打ち、北・東側の軒が破損してしまった。

 作業を前に森さんは「古民家を何とか残したい―と、呼びかけたら、多くの仲間に集まってもらえた。当面、楽座で飲めるように、中を片付け、11月いっぱいには解体にこぎつけたい」とあいさつ。

 作業は1階部分の茶の間・座敷・お勝手・土間などの片付けだが、庭に運び出されたものの中には昔の脱穀機や、長持ち、桐たんすなどから、年代者の漬物などまで、暮らしを伝える遺産があった。

 世話人の森さんは「再生事業はもちろん大事だが、何より村民が自主的にプロジェクトに参加してくれることを大切にしたい」と、話していた。


(写真=解体して移転再生される計画の古民家(中尾))
 
教委で一貫した子育て支援 - 木島平村が機構改革案<木島平村>
 木島平村の芳川村長はこのほど、戦略的な施策の展開に向け、現村づくり推進室を権限強化し、また、一貫した子育て支援策を進めるため、児童福祉関係業務を教育委員会に委託するための村課設置条例の一部改正案を議会に提案した。

 10月1日施行を期す改正原案では、現総務課・村づくり推進室を「総合政策課」「総務管理課」に再編し、政策課に企画調整・情報係を、管理課に庶務財政・税務係を置く。現民生課は健康福祉課とし、住民福祉・健康医療・介護支援係を、建設課では現建設係を環境整備係に再編する。

 また、教育委員会は現総務・学校教育・社会教育の3係を▽子ども課▽生涯学習課▽人権推進室にし、子育て支援の一貫した政策を進める。

 こうした組織・機構の改革にあわせて、電子媒体を活用した各種申請や届出などの行政手続きができるよう、条例を制定する。具体的には介護保険自己負担軽減の申請、固定資産税に係る家屋の減失届けができるようになる。ソフトを含めたシステムは既に整っており、条例改正が認められれば、来月から稼動したい考えだ。

 今回機構改革では、管理職の増加などに論議もあったが、21日の議会本会議に条例改正の認否が任される。
 
◆踊る大たいまつと道中唄と - 飯山市飯山奈良沢神社祭礼<飯山市>
 飯山市岡山桑名川・名立神社、野沢温泉村豊郷の湯沢神社の祭礼などと並ぶ,北信濃地方有数の秋祭り、飯山市飯山・奈良沢神社、秋津蓮信国豊濃・静間神社の祭礼が15・16の両日行われた。

 狩猟時代の名残りとも伝えられる「天狗の舞い」で知られる奈良沢神社の祭礼。大天狗の舞いはことし、西敬寺東の辻からの南コースで始まり、お宮を含めた4カ所で大天狗の舞いのほか、薙刀・小天狗・おんべ・剣舞・鈴おんべ・もったれなど伝統の舞いが、所によってメニュー化され、披露された。また、辻から辻への移動中には独特の「道中唄」が歌われ、豊かな情感をかもした。

 メーンの大天狗の舞いは、猿田彦が長さ2b余の大たいまつを振り回す豪壮さで知られる。同夜は昼間の炎暑がアスファルトに残り、じっとしていても汗が出る中、舞いを二重、三重に囲んだギャラリーは、残暑と大たいまつの炎に汗を重ねながらも、ムラの無事と安穏、五穀豊穣などを祈る舞いに、喚声と拍手を送っていた。


(写真=大たいまつの炎が踊る大天狗の舞い)
 
◆秋 分 - 北信濃風物詩<連載>
 街なかの広場。

空洞化した商店街でも人通りも、交通量も多い通り。

そこから見やれば確かに見える花壇の一隅に尾花があった。

 そこは密集する住宅の間を、風が通り抜ける「風道」なのか、尾花の動きはしきり。

 残暑は厳しいけれど、北信濃路は確かな秋の気配が漂い始めた。

尾花、虫の音、そして木々のわずかな色変化。
  
緑のコースに鮮やかな軌跡 - 斑尾でグラススキー大会<飯山市>
 第23回全日本グラススキー選手権・第14回高円宮牌グラススキージャパンオープンは14日から17日までの4日間、飯山市斑尾高原グラススキー場で開催された。

 斑尾高原では91年の第7回大会以来16年ぶり2回めの全日本選手権には台湾、チェコを含めた11チーム、49人の選手が出場。ジャイアントスラロームは全長242b(男子)、スラロームは223b(男子)でタイムを競った。

 グラススキーはローラースキーで芝生コースを滑走する競技だが、競技人口はまだ少なく、日本ではアルペンスキーのトレーニングメニューの1つとして普及しつつある。

 競技は国際スキー連盟公認・国際大会入賞者の迫力ある滑走もあって、鮮やかなポールスルーの技にギャラリーから歓声と拍手がわいた。

 高円宮妃久子様をお迎えした高円宮牌ではスーパージャイアントスラローム・スラローム各1本を滑るコンビ競技に、台湾・チェコを含めた男女合わせて約60人が出場。緑の芝生コースに鮮やかなシュプールを描いた。厳しい残暑に襲われた会場では、ギャラリーがパラソルやテントで日陰をつくり、飲み物を手に応援に余念なかった。


(写真=緑の芝生のコースにスラロームの軌跡が)
  
■「食品スーパー」欲しい - 本町商店街協同組合消費者調査
【考証】飯山市石田市政の1年B
■26日・新町団地起工へ - 飯山市2DK6戸+2K6戸
■祭り屋台の華麗絵巻 - 秋津静間神社祭礼
【寄稿】里山の木が危ないA
■歓迎「故郷」で美術館へ - 高円宮妃久子様、グラス大会ご出席の途次
■自然体感トロッコ列車 - 飯山線に「じょんのび風っ子号」
■ヤミ金社員2人逮捕 - 飯山警察署と県警
■そばの花フェスタ花見と味覚楽しんで - 木島平村望郷にこにこファーム
◇飯山地名考
◇北信濃歌壇

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