TOP - 過去掲載記事 - 2007年7月28日号

7月28日号掲載記事
 
キノコ産地に大きなツメ跡 - 商品や製品原料などに被害も<岳北>
 今月16日に発生した新潟・中越沖地震で、県内では飯綱町に次いで被害が大きかった飯山市は、20日までに人的・建物・道路、水道・商工関係など被害状況をまとめた。

 今回中越沖地震で同市では、震度5強の、中越地震を上回る揺れに襲われた。市がまとめた被害状況によると、人的被害は重傷2人、軽傷17人。建物被害は住家で1部損壊が60棟(60世帯・201人)、非住家では土蔵・物置、公共施設、寺社など1部損壊が47件に及んだ。

 道路関係では市道34カ所(歩道を含む)で損壊、上・簡易水道の本管2カ所、送水管1カ所が破裂した。商工業関係では建物の1部損壊が19件、製品原材料などで110件、約1800万円の被害。その他、油漏れ事故が12件発生した。

 今回震災では、数字には表れない家屋・施設内の家具や什器、機器などの落下、倒壊が相次いだ。被害は長峰丘陵の辺縁、市街地では西・北部、城山周辺などを中心に広がり、墓石の倒壊や、寺本堂の仏像・仏具の落下、歩道の沈下、商店や企業では商品の落下・倒壊など事例が多く見られた。

 また、斑尾高原では、妙高市域で、ペンション(非営業施設を含む)数軒が周辺地盤、基礎に危険が指摘された。同高原のこれ以外の施設は問題なく、観光・行楽客の受け入れに支障はないという。

 JA北信州みゆきは20日現在で、中越沖地震の、管内農産物被害をまとめた。被害はキノコ栽培施設、飼料貯蔵・供給施設がほとんど。キノコはエノキ・ヤマビコシメジ・ナメコ合わせてビン約611万6000本が落下、散乱し、被害額は約1億9200万円に。これにキノコのビン類、飼料タンク・供給ラインなど施設被害を合わせると実害総額は約2億3500万円となる。

 同JAでは、培養・生育中のキノコが製品になった場合の、収量減・品質低下など被害は約3億円と見ており、全国有数のキノコ生産地の存廃にも関わる事態に関係者の苦悩は深い。

(写真=中越沖地震で倒壊、散乱した墓石)
 
「冬の守り」異常なし - 飯山市が消・融雪施設を点検<飯山市>
 飯山市は20日、今回の新潟・中越沖地震による、市内消・融雪施設への影響を調べる点検作業を行った。

 同市内の市道には、平成18年度時点で、44路線、延長25・06`に消雪パイプが敷設され、65本の水源井戸から用水が汲み上げられている。無散水市道は延長約930b。

 消・融雪施設の点検は毎年、降雪期直前の11月半ばごろまでに実施されるが、今回、損壊個所があれば早めに修復し、降雪期の本稼動に支障がないように―と急きょ実施された。同日は飯山市建設業協会の協力を得て、揚水施設やパイプなどについて、作業員がチェック。=写真=。

 ほぼ半日がかりの点検の結果、全ての施設について異常のないことが確認された。
 
◆「地域の役に」が誇り - 飯山市と建設業・ダンプ協が協定<飯山市>
 飯山市と飯山市建設業協会・県ダンプカー協会飯山支部は19日、「災害時における応急対策業務に関する基本協定」を結んだ。

 同市は昨年9月、建設業協会との間で災害時の協力に関する協定を結んでいるが、今回、ダンプカー協会が加わったことで、機動力の増強が図られることになった。

 同日の協定書調印式には石田市長、坂東峯一建設業協会長、福原初ダンプカー協会支部長らが出席。飯山市地域に災害が発生、または発生するおそれのある時、飯山市が単独で十分な応急対策業務が実施できないと判断した場合、両者に協力を要請、両者は速やかに協力する―とする協定に署名を交わした。

 石田市長は「予想だにしなかった中越沖地震で飯山にも被害が生じ、改めて市民生活の安全・安心を守る責任が再認識される。皆さんのお力をいただいて、安全な地域づくりを進めたい」、坂東会長は「飯山は生まれ、育った所であり、郷土に生かされている。郷土のお役にたてることは我々の誇り。ダンプカー協会の参加で機動力が増した。何かあれば協力は惜しまない」、福原支部長は「我々の仕事は地域あってのもの。昨冬の豪雪、台風、中越沖地震と、災害が相次ぐ中で、地域の経済基盤を支える―という意識をもって奉仕したい」と、あいさつした。ダンプカー協会支部加盟社は24社。大型車68台、5d以下56台を所有している。
 
◆白壁の花 - 北信濃風物詩<連載>
 夏至・小暑から大暑が過ぎ、二十四節季ではもう「立秋」も間近い。

ここ数年、夏も冬も異常気象が常態化し、何が異常で、何が異常ではないのかわからなくなっている。

が、確かに夏は来ている。

夏の花が咲いている。

台風に怯え、地震に震える夏。

ただ、自然の営みは変わらない。

花は季節がくれば咲く。そんな当たり前の営みって、すごいことなのだ。

 いつも訪れる広場にことしもサルスベリ。
  
地元産リンゴ豚まん人気 - 戸狩小の七夕バイキング<飯山市>
 19日、飯山市戸狩小学校の「七夕バイキング」に、児童の希望献立に加えて、地元のりんご豚まんが登場、人気を集めた。

 同校では、これまで毎年、七夕・クリスマスに合わせて、児童の希望献立によるバイキング給食を実施してきた。ことしは、学校創立30周年でもあり、1年生が校区内の北条から学校まで引いてきた竹に、全校児童の願いを託した短冊をを結んで、大きな七夕飾りを制作。

 日ごろお世話になっている人たちをお客様として招いた給食は、ハンバーグ・唐揚げ・コロッケなど子どもたちの人気の定番や、主食だけをとってもミニオムライス・冷やし中華・ウナギご飯・チョコクロワッサンに豚まん、さらにデザートにはスイカ・メロン・プラムが並ぶ超豪華版。

 このうちの豚まんは、戸狩観光協会女性部のメンバーが昨年来、試行錯誤を重ねて製造し、人気を博しているもの。今回、地元の子どもたちに、地元生まれのオリジナル豚まんを味わってもらい、これを機に市内小学校や各種施設に消費が拡大すれば―という願いを込めて、同校に220個を提供した。

 戸狩観光鰍閧ご豚まん工房の中澤幸子さんは、りんご豚まんの開発の経過、原材料や工法などについて説明、「地元生まれのりんご豚まんをよく味わって食べて!」と、メッセージを送った。


(写真=地元のりんご豚まんに舌鼓をうつ児童)
  
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■生活・経営に不安感 - 飯山市・商議所が相談窓口
■「ジャズの斑尾」復活を - ふるさとのジャズ交流祭
■でも、飲酒運転は× - 飯山市道の駅「千曲川」でオリジナル地酒セット販売
■死亡事故相次ぐ - 飯山署管内で3件め
■15市・JAなどから880人 - 中越沖地震被災農家支援
■あれっミニトマト? - 異常気象がジャガイモに異変
■子育て経験者が子育て支援 - 飯山市の太田社協
■残したい方言は「ズク」 - 第34回照丘祭、ねぶたに「ありがとう戸狩」
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