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6月2日号掲載記事
 
昔も今もこれからも「生源泉」 - メディア招き抗老化効果体験も<野沢温泉村>
 「酸化還元電位(ORP)分析」という、温泉の鮮度を測る科学的手法を、全国に先駆けて導入し、全国屈指の泉質を証明するとともに、古来の「源泉かけ流し」こそ温泉本来のあり方であることを再認識した野沢温泉村で先月26日、「源泉かけ流し宣言セレモニー&記念講演会」が行われた。

 前日の25日に23軒の旅館・民宿が参加して設立した「野沢温泉 源泉かけ流しの会」(河野徳男会長)、野沢温泉旅館ホテル事業協同組合(森行成組合長)が主催し、新聞・テレビ・雑誌などメディア16社、約30人を招待、エージェントや行政機関関係者らも参加した。

 同日は、村到着後メディア関係者が、温泉のアンチエージング(抗老化)効果を体験するため、ORP肌検査を前後にはさんで入浴。

 「温泉健康館のざわ」で行われたセレモニーには「かけ流しの会」会員、行政関係者や議員らも出席、河野会長は「数カ月の準備期間を経て昨日、組織を立ち上げた。この機会に野沢温泉の良さを実感していただければうれしい」とあいさつ。来賓の河野村長は「温泉という、足元の宝物を活用する取り組みの中で、すばらしい効能のある温泉であることが実証されたことに感謝したい。私も共同浴場の管理人の1人。熱いお湯がかけ流されるぜいたくなお湯の使い方をしているのは野沢温泉ぐらいではないか。温泉を牽引力とする地域活性化に行政としても精一杯の応援をしたい」と祝辞を述べた。

 これに続き、「かけ流し」の会、河野清貴副会長が▽温泉のあるべき姿を追求し、『源泉かけ流し』の湯船を提供します▽温泉利用者が求める温泉情報をわかりやすく正確に伝えます▽温泉の効用を追求するとともに、『温泉文化』の継承と創出に努めます―とする「源泉かけ流し宣言」を朗読した。

 森旅館ホテル事業協同組合長は、主旨・経過説明の中で「野沢温泉ではかけ流しは当たり前だったが、今回の科学的検査で、それが最上の温泉であることが実証された。ロゴの勾玉は昔も今もこれからも自然湧出の生源泉を守り続ける決意」と述べた。


(写真=「温泉かけ流し宣言」を朗読する河野副会長)
 
◆「安全・安心な環境」など訴えて - 車座集会・あなたの声を県政に<飯山市>
 開かれた県政の推進を目的に、県民と知事が自由に語り合う「車座集会・あなたの声を県政に」が26日、約160人が参加して飯山市公民館で開催された。

 村井知事は「県政運営に当たって」とし、▽組織として課題に対応(職員自らが判断し、責任をもって仕事のできる組織に再編)▽真に開かれた県政へ▽よいことは継続(原産地呼称管理制度、宅幼老所の整備など)―とする基本方針を説明。

 質疑応答、意見交換では20人が知事に意見、要望を述べ、県の考えを質した。質問は▽飯山堆肥センター再開反対▽千曲川無堤地区解消を▽豪雨など防災対策を▽軽度発達障害児の進路確保を▽飯山日赤病院小児・産婦人科を急務とし、勤務医不足の解消を▽西大滝ダムの再検証を―など、多岐の分野に及んだ。

 この中で、飯山市木島の女性は飯山堆肥センターに関して「排ガスで神経がボロボロになり、きょうも体に鞭打ち、やっとの思い出で出てきた。堆肥製造は絶対に許すべきでなく、操業再開はさせないという約束をしてほしい」と訴え、村井知事は「(堆肥センター問題は)信じがたい、ひどい事案だ。今後どうするかはまず飯山市が対応すべきだが、深刻な被害を重い事実として受け止めている。関係者間で相談させていただく」と答えた。

 また、栄村の若いお母さんらは、飯山日赤の医師不足、小児科の北信総合病院への集約化に対して「子どもの急病やケガはいつ起きるかわからない。北信病院に連れて行くことは大変な負担であり、生死にも関わる」「孫が高熱を発した時、救急診療が受け入れてもらえなかった。飯山日赤で入院や救急に対応し、若い人たちが安心して子どもを産み、育てられる環境を整えてほしい」と訴えたのに対し、村井知事は「県が正面から本気で対応しなければならない問題だ。深刻なお話を聞き、関係機関で相談しながら実効ある対応をとりたい。厚労相にも直訴したが、即効性ある策はない。医者にかかる側もいろいろ考え、工夫が必要ではないか」と答えた。

 同日、岳北4市村の「地域の医療を守りたい住民一同」代表は▽国の医学部定数削減政策を転換し、地方の勤務医不足など医療格差の解消対策▽特に勤務医の勤務時間など、労働条件の改善に向けた対策―を国に積極的に働きかけるよう訴える、合わせて1万7770人の署名簿を、村井知事に手渡した。


(写真=住民の切実な願いが訴えられた車座集会) 
 
◆水防土砂災害合同訓練 - ケヤキの森公園で<木島平村・野沢温泉村>
 木島平・野沢温泉村、両消防団、岳北消防本部、飯山警察署などが隔年実施している水防土砂災害合同訓練が先月27日、木島平村ケヤキの森公園で行われた。

 防災関係機関、民間団体、住民参加の下、災害応急対策の迅速、円滑化、関係機関の有機的、効果的な協力体制の確立を図るのが主旨。両村消防団員ら約270人が参加した。

 馬曲川上流で山腹が崩落、巨石や流木で堤防決壊などのおそれがある―との想定で実施された訓練では▽災害対策本部運用▽通信・情報▽広報▽緊急輸送▽救出・救護―などに加えて、飯山建設事務所職員の指導による水防訓練も。また、濁流に巻き込まれた人を救出する―との想定で、県の防災ヘリが出動、救助訓練が行われた。

 木島平村では昨年の集中豪雨で、樽川堤防が漏水、市之割沖では農地が冠水するなど被害があり、内水排除などの対応に追われた。


(写真=県防災ヘリも出動して救助・救護訓練も)
 
◆植 田 - 北信濃風物詩<連載>
 かつて、スノーセットのあった温泉郷への道。

それを抜けると突然、眼前が開き、正面にスキーと温泉の村の景観が広がる。

ほ場整備されるまでは、幾何学模様の田が、四季それぞれに変化して、絶好の撮影ポイントだった。

 今、斜面の田は、ほとんど田植えが終わり、補植作業なのか、数人の農夫(婦)の姿が見える。

植田に陽が暮れていく。
  
◆泥んこ遊びと温泉と - 戸狩小学校の1・2年生<飯山市>
 飯山市戸狩小学校が農家から借りている学校田の田植えを前に、先月29日、1・2年生たちが「人間代かき」ならぬ「どろんこ遊び」に興じた。

 近年、子どもたちが泥にまみれて遊ぶことも少なくなっている中で、どろんこ遊びを通して心を解放し、友人関係を深めたい―と、同校が数年前から実施しているもの。

 この日は、数日前に代かきの終わった学校近くの水田で、1・2年生がどろんこ遊びに歓声を上げた。子どもたちは短パン、半袖Tシャツ、水中ゴーグル姿で次々田んぼに飛び込み、走り回ったり、座り込んだり、泥を掛け合ったり、真剣にタニシを獲り集める子どもも。

 同日は暖かだったが風が強く、泥まみれの子どもたちは、近くの戸狩温泉事業協同組合が好意で給湯してくれた温泉に大はしゃぎ、体を温めていた。


(写真=先生も一緒に座り込んでのおしゃべりも)
  
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