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5月12日号掲載記事
 
庁内に合併研究会設置 - 財政状況など再研究<飯山市>
 石田飯山市長は7日開かれた議員全員協議会で、同日、庁内に市長を長とする「岳北合併研究会」を設置したことを明らかにした。 地方分権が一層促進され、その受け皿としての地方自治体の体力強化が求められている中で、平成26年度末の北陸新幹線開業を視野に、広域圏の再構築が望まれ、合併新法の期限を意識して岳北地域の合併について、財政を含めて分析・研究を行う―というのが主旨。

 同日、石田市長は「これまで、協働の力で地域振興を―と、各村に話しかけてきた。その中で、幾つかの課題が浮かび上がり、特に財政について再検討することにした」と説明。

 同市長は庁内研究会設置に至った背景として▽合併新法が21年度末までの期限立法であること▽新幹線の開業に向けて、広域的な取り組みが不可欠なこと▽住民の命を守る中核病院の機能拡充が急務であること▽少子化の進行に伴い、中高一貫教育の実現を含めた中学・高校の広域的な再編を考える必要があること―などを挙げた。

 研究会は本庁の部長、庶務・企画財政課長で構成し、事務局を企画財政課に置く。合併新法を視野に▽合併新法の場合の財政支援比較表の作成▽同新法期限内に合併する場合の問題点・利点・スケジュールなどについての研究▽岳北地域の村の財政状況(3セクを含む)の分析・研究▽岳北市村の将来のあるべき姿についての研究―などを行う。

 同市長は、昨年の市長選出馬に際して、広域合併を実質的な公約の1つに掲げ、当選後は栄村も含めて首長協議や広域行政協議などの場で、合併に関する再論議を提起してきた。

 今回の庁内研究会の設置は、これを一歩進めたもので、本紙記者に対して非公式にもことし11月をメドに研究会の成果をまとめ、関係村に合同研究の呼びかけをしたい―との意向を示唆した。 

 同日の全協では議員から「飯山市の思いを関係村住民にどう理解してもらうか、慎重に対応してほしい」「合併は一度頓挫しており、新たな合併は北信広域、場合によっては長野市までを視野に入れた規模で考えていい」「研究会が、一人歩きし、初めから合併ありき―では理解は得られない」など意見が出された。


(写真=全協であいさつする石田市長)
 
◆1年に1度だけの麗姿現す - 樽滝放水<木島平村>
 年に一度、5月8日の「玉滝不動明王」の大祭に合わせて姿を見せる、木島平村の「樽滝」が同日、新緑やヤマブキに彩られた麗姿を現した。

 当初の「雄滝」「雌滝」に加えて、大正12年、発電所が建設され、導水路の余水を樽川に落としたことで新たな滝が現出。今は3つの滝を合わせて「樽滝」と総称している。その後、導水路の改修によって水が消えたが、地元などの強い要望で昭和62年から5月8日に限り水が落ちるようになった。

 ことしは落水の始まる早朝からアマチュアカメラマンが滝見橋一帯に押し寄せ、玉滝不動俳句会参加者や行楽客、地元住民も滝見物に訪れ、一帯は大変なにぎわいとなった。

 柱状節理の岩肌に砕けて、白い水しぶきを上げる滝は、周囲の新緑やヤマブキに映えた麗姿で、滝見客を魅了した。
 
◆No.100 福島みすほさん - 全国の瑞穂さん大集合<飯山市>
 飯山市の「瑞穂の郷づくり委員会」(出沢俊明委員長)主催による、今回で7回めの「全国の瑞穂さん大集合」は5・6の両日、いいやま北竜温泉・文化北竜館、小菅など一帯を中心に開催された。 

 地区と同名の「瑞穂(みずほ)さん」に呼びかけて瑞穂を訪れてもらい、交流を深める中で夢を語り合い、地域活性化に結び付けたい―というのが「大集合」の主旨。平成10年に初めて開催したが、途中、中断もあり、今回で7回目の開催となった。

 今回の「大集合」に応募したのは県内5人、東京・大阪各1人の、合わせて7人の瑞穂・みずほさん。これまで「みずほの国名誉国民」に登録された瑞穂・みずほさんは98人を数え、同日の記念すべき100人めの「名誉国民」は、社会民主党党首の福島みずほさんだった。

 福島さんはインターネットのホームページで「大集合」の企画を知り、以前から参加を希望していたが、今回、夏の参院選の地方遊説で長野市を訪れたことから、望みを果たした。

 「大集合」では初日の5日、3人の瑞穂・みずほさんが郷づくり委員会メンバーらの案内で、映画「阿弥陀堂だより」ロケ地・風林火山ゆかりの地めぐりを楽しみ、夜は福島さんも加わって交流会に臨んだ。  

 交流会では出沢委員長らから4人の瑞穂・みずほさんに名誉国民証や瑞穂グッズ、農産物などが贈られ、瑞穂・みずほさんからは名前の由来や応募の動機などが自己紹介の中で語られた。その中で福島さんは「阿弥陀堂だよりのDVDを観て、美しい風景に癒された。日本の農業を守る立場で頑張りたい」とあいさつ。交流会で大平康雄瑞穂地区区長会長は「瑞穂11区住民を代表して皆さんを歓迎する。菜の花が咲く、この地が最も美しい季節を楽しんで行ってほしい」と述べた。


(写真=「大集合」に参加し歓談する福島みずほさん)
 
◆お散歩 - 北信濃風物詩<連載>
 お年寄りと子どもの姿を見てしまうと、注意が止まる。

先ごろも保育園児のお花見を紹介したばかりなのに、千曲川河川敷の菜の花畑に遊ぶ子どもたちの姿にカメラを向けた。

 自然の中の子どもって、誰も表情がいい。

連れて行ってもらわなければ自然と遊べない時代を悲しく思うが、ガキ大将もいなくなった。

笑顔と歓声に励まされた。
  
◆グッズ・風船・応援歌も - 巨人・阪神ファン親睦試合<飯山市>
 プロ野球伝統の巨人・阪神戦をほうふつとさせる両チームファン対抗の親睦試合が6日、小雨に煙る飯山市営球場で開催された。

 一日も早い球春を呼び寄せよう―と、市体育協会野球部(上松正義部長)が主催した。

 同日は雨にもかかわらず、20歳から68歳までの熱心な巨人・阪神ファン約30人が参加。呼びかけ人の1人、田中与幸さんは「近年、プロ野球人気の落ち込みが言われる中で、今、私たちにできることはまず、テレビのプロ野球観戦に励み、視聴率を上げること」と、プロ野球人気再興に檄を飛ばした。

 大会には申し合わせに従って、両チーム選手のユニホームやサイン、応援メガホンなど、ファンであることを証明するものを持参。会場には両チームの応援歌が流れるなど、伝統の「GT」戦にふさわしい演出が施された。

 試合は巨人ファンも加わった阪神チームが4回、逆転サヨナラで勝利。甲子園名物の「ジェット風船」「六甲おろし」で勝利を祝った。ファン交流とはいえ参加選手は元高校球児、軟式野球・早起き・生涯野球に参加する現役がほとんどで、ユーモラスな舌戦のうちにもグレードの高い「開幕試合」となった。


(写真=結局野球狂たちが集まった親睦試合)
  
■臨時会議で慎重審議 - 飯山市須多峰介護センター
■渡辺議長・尾沢副議長選出 - 新議員による木島平初議会
■農業を守る国境措置を - JA北信州みゆき・農政大会に400人
■セラピー宿を格付け - 飯山市森林セラピー協議会
■民宿街を包んだ芸術の香り - 戸狩ふれあいアート展
■インバウンド効果も - いいやま菜の花ゲートボール大会
■大好評「春のふるさと御膳」 - 懐かしの郷土食・食事処
■オフ期誘客対策で - 栄村の秋山郷で爺婆産市
■涙…病身の歌声朗々と - 奇跡の歌手横山さん高源院コンサート
■思い出と共に別れ - 五荷薬師堂で100体の人形供養
◇田舎主婦ミトのロンドンレポート
◇熊さんの身近な動物記
◇エミリーのわんダフル犬生活
◇JA北信州だより

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