TOP - 過去掲載記事 - 2007年5月5日号

5月5日号掲載記事
 
黄色い花の海に漂って - いいやま菜の花まつり<飯山市>
 大型連休が始まった先月28日から、北信濃路には菜の花や山野草、山菜などに誘われて多くの観光・行楽客が訪れ、メーンの飯山市・菜の花公園は連日、花見客でにぎわった。

 菜の花公園はことし、東小一帯の通称「菜の花の丘」全体で約13fの菜の花畑が造成され、先月20日過ぎあたりから花の見ごろを迎えて、大型連休の前半には大型バスも入り、例年以上の人出となった。菜の花公園は、尾根道に恒例の「菜の花商店街」が、菜の花畑には「迷路」もできて、家族連れらが散策を楽しみ、眼下に菜の花畑や千曲川を見ながら弁当を広げるいつもの光景が見られた。

 ことしは例年より菜の花の開花が早く、イベントとの花期のずれが心配されたが、1日の強風に痛めつけられたものの辛うじて景観を保った。特に対岸の千曲川河川敷に、常盤の「花咲く会」(兼子喜男代表)が造成した、約11fの菜の花畑は、最盛期、一面の黄色の海とも化し、身の丈ほどの花の海に漂うように散策する、行楽客の姿が目立った。
 
◆自分の意思で常勤医が復帰 - 飯山日赤小児科<飯山市>
 北信保健所は先月27日、飯山赤十字病院(川村信之院長)で、「医療に関する地域検討会」を開き、5月1日から同院の小児科に医師1人が常勤することになったための、新しい診療体制などについて協議した。

 同日の検討会には関係市町村、医師会、消防本部、広域連合など関係者ら約30人が出席。協議に先立って川村院長は「ことし4月からの北信総合病院への小児科医の集約に関して、地域住民の皆様にご迷惑とご不便をおかけした。このたび、自身の強い意思で、医師1人が当院に常勤することになり、大学・県のコンセンサスを得た。が、当院では、なお10科・11人の医師の欠員があり、引き続き医師確保に努めたい」と、あいさつした。

 川村院長の説明では、小児科の通常外来診療は祝日を除く月・火・木・金曜日の午前中(受け付けは午前8時30分〜午前11時30分)。一部曜日・時間帯で小児科専門医による救急診療も行われるが、火・金曜日の午後9時〜翌朝午前8時30分、祝日を除く水曜日・第2・第4・第5土曜日の午前8時30分〜翌朝8時30分は救急診療は行わない―という。

 同院ではまた、ことし7月2日から薬の院外処方を、8月からは完全週休2日制の実施に踏み切る。検討会後、川村院長は「小児科の先生ご自身の意思で、当院に戻っていただけることになった。医療の集約は都市部から行うべきで、過疎地ではすべきではない。当院では呼吸器内科・循環器内科で入院の受け入れはできず、心筋梗塞などは北信病院へ送らざるを得ない。引き続き医師の確保に努めたい」と話した。
 
◆旬の山野菜で店開き - 農産物直売所「かあちゃん家」<栄村>
 栄村で農業を営むかあちゃんち、農業・農産物加工グループが昨年初めて開設し、商品の多彩さと新鮮さ、安さで人気を集めた栄村農産物直売所「かあちゃん家(ち)」が先月28日、今季の営業を始めた。

 農家のかあちゃん27人と、農業・農産物加工の6グループで運営する「かあちゃん家」。安全・安心、新鮮な農産物を消費者に提供するとともに、コミュニケーションを深め、農業所得の向上を図ることなどを目的に、昨年、栄大橋の森側のたもとに開設した。

 同日は会員たちが栽培、採取したタラノメやコシアブラ、ヤマウド、ギョウジャニンニク、コゴミ、ワラビなど山菜、アケビの芽やクレソンのほか、野菜・山菜加工品などが、オープン初日の店頭を飾った。

 開店早々、近くの常連さんや高橋村長らが訪れ、暖冬で雪解けが早かったにもかかわらず成長が遅いうえ、27日の霜で枯死したものが多かった、貴重な山菜を買い求めていた。同日はオープン記念として、山菜の天ぷらがサービスされ、行楽客らに好評だった。
「かあちゃん家」では、夏にトウモロコシ・スイカ、10月にキノコ汁などの季節サービスを予定している。


(写真=旬の山菜が人気を集める「かあちゃん家」)
 
◆五月風 - 北信濃風物詩<連載>
 菜の花と鯉のぼり。この季節の「定番」シーンだが、つい、カメラを向けてしまうから不思議である。

北信濃路は今、春たけなわ。

ヤマザクラも山間地集落のサクラさえもまだイケる。

ミズバショウ、リュウキンカ、民家の庭は覚えきれないほどの山野草に彩られる。

「圧倒的な春」

「一度の春」

とも称される北信濃路の春。

生命の躍動感がたまらなくうれしい。
  
◆烏帽子・冠姿の時代絵巻 - 釈尊降誕花祭り稚児行列<飯山市>
 4月8日の「潅仏会(かんぶつえ)」行事の一環として、この地方では4月末に行われる、「釈尊降誕花祭り」の稚児行列が29日、飯山市街地を練り歩いた。

 飯山仏教各宗和合会(成田詮会長)が主催するもので、少なくても70年以上(成田会長談)の歴史がある。ことしは26人の男女児が、男の子は烏帽子、女の子は冠姿で参加、愛宕町の大輪院から市ノ口・英岩寺まで、釈尊像を乗せた象を引きながらの時代絵巻を繰り広げた。=写真=。

 行列は途中、雪と寺の町公園近くで、釈尊の像に甘茶をかける潅仏法要を行い、近くの住民らも寺町の風情にマッチした伝統行事に参加、合掌を捧げていた。
  
■野沢菜蕪焼酎発表へ - 野沢温泉振興公社
■長峰公園住宅地を分譲へ - 飯山市土地開発公社
■大都市圏で田舎暮らし実践セミナー - ふるさと回帰支援センター
■身近で進む4車線化工事 - 永田地区住民が見学会
■郵便局に60ケースの初荷 - 日本一の飯山アスパラガス
■ミズバショウ・リュウキンカ春の共演鮮やか - 斑尾高原「原生花園」
■働く者の連帯訴え - 北信地区メーデー市街地デモ
■不戦の誓い新たに - 飯山市戦没者・開拓殉難者慰霊法要
■地元の誇り「布袋像」 - 会社創業祭で焼きもの展
■保育園跡施設を活用 - 飯山市社協・デイサービスセンター瑞穂
■平均68歳の入学・講式 - 老人大学北信学部・シニアリーダー実践講座
◇みんなの広場

TOP - 過去掲載記事 - 2007年5月5日号