TOP - 過去掲載記事 - 2007年4月28日号

4月28日号掲載記事
 
国体の継続開催につなげたい - 実行委員会設立<野沢温泉村>
 来年2月19日から4日間の日程で、野沢温泉村を会場に開催される「第63回国民体育大会冬季大会スキー競技会」の野沢温泉村実行委員会が24日、設立された。

 ことし初め、県スキー連盟を通じて、他に開催を受け入れる県がなく、緊急避難的措置として、来冬の冬季国体を同村などで受け入れてほしい―旨の要請があり▽競技運営費の村費負担は求めない▽既存施設で実施する―など、条件を付して受け入れることを決めた。

 その後、県がスケート・アイスホッケーとスキーを合わせて1つの冬季国体とする方針を決め、来冬の「野沢温泉冬季国体」の開催が決まった。

 同日の実行委員会設立総会で河野村長は「今後もしっかりと国体運営ができるようにすることが、野沢温泉村の役割」とあいさつ、質素でも温もりのある冬季国体とする考えを明らかにした。

 村役場に近隣市町村、県現地機関、村内各種団体関係者約90人を集めて開かれた総会では実行委員会の設立、会則、役員・委員の委嘱・大会概要・予算案などを審議、実行委員会長に河野村長を選んだ。実行委員会は、北信広域圏市町村、県現地機関、村内各種団体関係者ら約100人で構成される。予算は全日本スキー連盟負担金が4000万円、県交付金1950万円、村補助金など合わせて7800万円。

 冬季国体は来年2月19日から22日まで、村内3つの競技会場で、4種目の競技が行われることが決まった。


(写真=会則や予算案などを決めた設立総会)
 
◆正受老人の暮らし今に - 正受庵本堂の解体修理完成<飯山市>
 屋根のカヤの傷みが進み、基礎の老朽化が深刻な状態となっていたことに加えて、平成16年の中越地震によって、損壊の危機に直面していた飯山市の県史跡「正受庵」本堂の修理工事が完成、21日、竣工式が行われた。

 同庵は、正受老人(恵端禅師)の住庵で、江戸修学の後帰庵した折、飯山城主からの寺領寄進、大寺建立の申し出を断り、水石と栂を拝領した―と伝えられる。それまでの御堂は、弘化4年(1847)の善光寺地震の後再建されたもので、今回、実に160年ぶりの全面解体改修となった。

 礎石、柱、床、壁から屋根のカヤ葺き替え、建具から外溝工事などまで、全面的に改修された工事では、古材を再活用し、また、解体した材料から当時の間取りを復元した。これによって須弥壇は南側に移動、西側の回廊は撤去され、以前の書院・礼の間は台所・土間に変わった。台所には囲炉裏が、土間には釜戸が新たに設けられ、外壁は深緑色となった。

 改修総事業費は16年度からの3年間に合わせて約4200万円。うち約1500万円は県の補助金、590万円は市が補助し、残りは同庵・同庵保存会が負担した。

 竣工式で保存会の土屋稔理事長(市教育長)は「百花笑う季節―と正受老人がうたったこの季節に、全面解体改修工事が完成したことを喜びたい。改修成った庵は老人の居室という感じで、作務と座禅に務めた老人の暮らしを思い起こさせる。工事には幾つもの困難があったが、それを乗り越え、完成に漕ぎ着けていただいたことに、感謝している。今後も日本人の心の拠り所として守っていきたい」と、あいさつした。


(写真=今回の解体修理で復元された土間と台所)
 
◆「出稼ぎ」語るはっぴも - 富倉で衣・i・あしあと展<飯山市>
 ―価値観の変化とともに、このままでは埋もれ、捨てられてしまう衣や布に目を向け、それらを通して営み続けられた富倉の「これまで」の暮らしを見つめ、「これから」につなげたい―。

 たんすや長持ち、こおりなどに眠っている古い衣料、土蔵や軒下などに放り置かれる農具、生活用具などを集めた飯山市富倉地区の「富倉街道 衣・i・あしあと展」が21日から、活性化センターで始まった。

 過疎が進み、高齢化が自治機能、集落の崩壊をも招きかねない深刻な事態となる中で、開発やにぎわいから取り残されたことをむしろ幸いとし、独自の香り高い文化を誇りとして、心豊かな暮らしを送る意識の醸成に結び付けたい―というのが主旨。

 会場の活性化センターには野良着や豆鍬など農具、衣類や寝具、こたつやあんか、綿帽子、わら細工などといった生活具など、住民が持ち寄った暮らしの品々が所狭しと並べられ、「わあっ、懐かしい」と、思わず立ち止まって見入る人の姿も見られた。

 同展を指導、プロデュースした「木と布・工房 のどか」主宰の徳嵩よし江さんは「上越・高田への道に残るもの、富倉の伝統文化を守りたい―ということで関わりをもたせていただいた。集まったものの4分の1ほどしか展示できなかったことが心苦しいが、ここにお茶碗、ここにあんかがあればいいな―といえば、誰かが持ってきて下さった。住民の方々の笑顔、人情が何よりうれしかった」と話していた。

 かつて、冬には当たり前だった「出稼ぎ」を語る「はっぴ」、傾斜地の豆畑に使った「豆鍬」、寒い冬をしのいだ「綿帽子」、人集めなどに使った木製の呼子「けい」など、厳しい自然環境、貧しい暮らしの中で生まれた富倉ならではの民具が、たまらないほどの郷愁を誘う。「あしあと展」は5月6日まで。


(写真=富倉の伝統の暮らしが再現された「あしあと展」)
 
◆花見客 - 北信濃風物詩<連載>
もう20年以上も前になるだろうか、地域活性化の取り組みの中で植えられた桜が、華麗な並木となった。

目にも鮮やかな並木のほど中に、幼子たちの花見する姿が見られた。

 桜花爛漫の春と子どもたち。

地域の未来になくてはならない「宝物」の共演がうれしかった。

並木では満開前後の数日、花見の宴が続いた。

今、まさに春爛漫。
  
◆「W杯優勝を」の夢も - 五輪スキー選手育成基金・選手報告会<飯山市>
 飯山市オリンピックスキー選手育成基金運営委員会、同市スキークラブは21日、市営飯山シャンツェで、今シーズン、世界の、あるいは全国的な大会で活躍した選手たちを招き、その功を称えるとともに、慰労金を贈った。

 「スキー国体・全日本選手権・国際大会出場選手報告会」にはスペシャルジャンプの山田大起さん(北野建設)、竹内択さん(同)、作山憲斗さん(中野実業高)、コンバインドの青木純平さん(飯山市スキークラブ)、田中耕介さん(同)、宮本康希さん(早稲田大学)、小山祐さん(同)、クロスカントリーの山室忠さん(飯山市スキークラブ)、斉藤亮さん(同)、服部正秋さん(同)、スキーアーチェリーの浦野裕之さん(同)と、アルペンの宮澤雅人さん(下高井農林高)の12人のうち8人が出席。

 いずれも今シーズンの国際・国内大会で活躍した人たちで、このうち竹内さんは全日本選手権で、山室・斉藤・服部さんは国体リレーで優勝、浦野さんは世界選手権で優勝する活躍を果たした。

 同日、小中学生らが参加したシャンツェのネット外し作業に続いて行われた報告会では、基金運営委員会・スキークラブから選手それぞれに慰労金が贈られ、健闘が称えられた。これに続いて、出席した8人の選手がシーズンを振り返り、来季への抱負を語ったが、「ワールドカップで優勝を」という夢も飛び出し、後輩たちに夢を育てた。


(写真=後輩たちを前に「世界」への夢も語られて)
  
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