TOP - 過去掲載記事 - 2007年4月21日号

4月21日号掲載記事
 
1人超過・8年ぶり選挙戦へ - 木島平村議選告示<木島平村>
 任期満了に伴う木島平村村議会議員(定数12)選挙は17日告示され、立候補届手続き説明会・事前審査に出席した、本紙既報の13人が立候補を届け出た。同日夕の届け出締め切りまでに他に届け出はなく、8年ぶりの選挙戦に突入した。

 立候補したのは現職7人、新人6人の合わせて13人。党派別では日本共産党が1人のほかは全員無所属。共産党は現職2人が勇退したまま、後継の党員候補は擁立しなかった。女性候補は前回と同じく1人。出身地区別では南部3人、中部7人、北部3人。

 近年、若者を中心とする過疎がやまず、高齢者とこれを支える人口比のアンバランスが、様々なひずみを生み出す中で、平成17年には住民アンケートの結果を受けて「自立」の道を選択した同村。

 今回村議選は、自立プランに基づいて推進される第3セクターの改革、保育園・小学校の統合や、焦眉の急の課題として先の村長選でも論議された、農業・観光振興を柱とする地域経済の活性化―など、村が今直面する課題に関して、議員たらんとする立場からの政策論争が期待される。

 なお、20日には「村会議員選挙で合同個人演説会を実現させる村民の会」(竹原忠三代表)の呼びかけで全13派が、体育館を会場に候補者の個人演説会を連続して行う場が設けられることになった。開場は20日午後1時半、開会は午後2時。


(写真=笑顔とキャッチフレーズがあふれる掲示板)
 
◆誘客に地域の魅力再発見へ - 野沢温泉旬奏倶楽部<野沢温泉村>
「地域の振興と食文化の研究、情報発信」を目的に、ことし3月発足した「野沢温泉旬奏(しゅんそう)倶楽部」(門脇秋彦代表・部員29人)は今月11日、「食を通した地域の魅力再発見シンポジウム」を開催したのに続き、18日には新潟・糸魚川市での「美味滋味探訪セミナー」を開催した。

 セミナーはことし10月まで、ほぼ毎月1回開催し▽漁師の魚料理と地魚の味わい深さ▽イタリア・マルケ地方伝統の技による手打ちパスタ▽鮎料理の極めつけ▽村内に眠る資源再活用▽若い嫁さんから習うチーズセミナー▽これが極上松茸―をテーマに、時に県外に出向いて行われる。

 倶楽部はことし3月、旅館・民宿経営者、議員、村職員らで設立。村振興公社・JA北信州みゆき支所が事務局となる。規約では事業として▽情報の収集・提供▽素材の発掘・調理法の研究▽食の魅力を普及するためのイベント開催―などを行うとしている。

 近年、レジャー志向の変化、高速交通網の普及に伴うスキー場の開発、スキー場間競争の激化―などから、スキー場利用者の減少が指摘される同村。倶楽部では、野沢温泉ならではの自然、歴史、温泉といった誘客資源に加え、これまで、野沢菜・山菜などが中心だった料理に幅を広げ、もてなしの心を添えて提供することで、リピーターを広げたい―とし、今、各界各層に部員を募っている。
 
◆蜜月を過ごすギフチョウ - 飯山市桑名川の民家で<飯山市>
 飯山市岡山桑名川の民家の庭で先週半ば、ギフチョウが見つかった。

 家の人が朝、庭のクジャクシダにとまっているのを見つけ、保護したもので、近くにギフチョウの食草、ウスバサイシン、コシノカンアオイがあったことから、その葉裏に生みつけられた卵からふ化したものと見られるが、他に卵は見つからなかった。チョウなどの生態に詳しい、元戸狩小校長の大熊政彦さんがギフチョウと鑑定した。

 家の人の話では、カタクリやサクラの蜜を好んで吸っているといい、プラスチック容器には新鮮な蜜花が入っていた。岡山地区では、上段の羽広山・土倉などでギフチョウの飛翔が観察されているが、下段の桑名川周辺でもここ数年、何頭かの飛翔が見られたという。

 大熊さんは「この冬の少雪で、植物も昆虫も活動が早いと思っていたが、この時期のギフチョウのふ化はやはり早い」といい、家の人は「アゲハだか、ギフチョウだかわかんねかったけど、ギフチョウと聞くとやっぱりうれしいね」と話していた。

 容器の中の「花園」で「蜜月」生活を送るギフチョウは、近所の人たちにも知られ、人気者となっている。


(写真=プラスチック容器の中で羽を広げるギフチョウ)
 
◆神秘の花 - 北信濃風物詩<連載>
 白いカタクリの花を単に「白化現象(アルビノ)」といってしまえば、情緒もない。

数万本に一本の、神秘の花―といえば、誰もが関心を寄せてくれる。

 ある山里の一軒の民家で、ことしも白いカタクリの花に逢えた。

確か、カタクリだと思う。

いや、カタクリだろう。

カタクリかな?

カタクリであってほしい。

気がつく人の少ないことがいい。
  
◆温泉入浴補助券を配布へ - 3世代同居家族感謝事業<飯山市>
 北信濃地方でも有数のカタクリの群生地で、遊歩道「カタクリの道」もある飯山市太田五束で15日、春先恒例の「カタクリ&早春の植物観察会」が行われた。

 五束活性化委員会(水野晴光会長)が主催するもので、市内外から約50人が参加、自然観察インストラクターの高橋勧さん、信州大学教育学部助教授の井田秀行さんを講師に、カタクリの道など一帯の草花を訪ねた。

 同所の健御名方富命神彦別神社から、上段の水路周辺は大ぶりのカタクリの群生地で、遊歩道も開設されていることから、訪れる人も多い。同日の観察会ではカタクリやアズマイチゲ、ショウジョウバカマ、スミレサイシンなど多彩な花々が見られ、コースの一部にはカタクリとイチゲが混在して一面に咲く斜面もあって、参加者はテキストを手に講師の説明に聞き入り、春の彩りを楽しんでいた。


(写真=カタクリの道沿いでは、白・紫の花の共演が)
  
■住民の交流拠点にも - みゆき野・花の道案内処がオープン
■いいやま菜の花まつり開幕間近 - 花の見頃は来週半ば?
■認知症対応型介護へ - グループホーム「すずらん」開所
■相次ぐ火災・火傷も - 強風下、消失域広がる
■伝統の巨人vs阪神戦 - ファン同士が親睦試合を予定
■廃棄物不法投棄は許さない - 北信で監視連絡員8人委嘱
■阿弥陀堂・湯巡り周遊バス - 菜の花千曲川ライン広域連絡協
■創造と参加する喜び - 公民館などで第27回飯山市民芸術祭
■飯山公演観る会・実行委発足 - 前進座「銃口」
◇飯山地名考
◇北信濃歌壇

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