TOP - 過去掲載記事 - 2007年2月24日号

2月24日号掲載記事
 
医師不足で一般病床を縮小 - 飯山日赤・院外処方への切り換えも<飯山市>
 通常は年1回開かれる同協議会だが、川村村院長は「深刻な医師不足から診療体系を変えざるを得ない状況となり、急きょ、協議会開催をお願いした」と説明。石田会長は「市出身のお医者さんの実家を回って、日赤勤務をお願いしている。誠意は必ず通じると信じている。いつまでも住民に安心を与える病院づくりに、関係市町村の協力を期待している」とあいさつした。

 同日は平成19年度診療体制について、院長から医師不足の現況・患者数の推移・小児救急の実状など説明があり、同院が必要とする医師数は38人だが、現状は30人、ことし4月からは27人となることが明らかにされた。

 このため、4月からは現在240床ある一般病棟を180床に縮小、1病棟を閉鎖するほか、外来体制では小児科を非常勤医師体制にし、小児科専門外来を廃止する。小児科外来は、北信総合病院から医師が派遣される、月曜日から金曜日までの午前中(受け付けは午前9時から11時半まで)のみで、それ以外の時間や休日・夜間は診療できなくなる。入院診療は北信総合病院で行う。

 小児救急は原則として受け入れないが、小児科医が院内にいる場合のみ、小児科医の判断で救急車の受け入れを検討、小児の小児科疾患以外(整形外科・脳外科・皮膚科・外科疾患など)の扱いについては、従来通り各科で受け付け・診療を行うが、救急車を受け入れるかどうかは、当直医・拘束医が判断する。

 また、薬の院外処方発行について、岡田薬剤部長は、これまでお年寄り患者らの利便性、患者負担などの観点から、あらゆる努力を重ねて院内処方を維持してきたが、ペナルティーを伴った国の強い指導、薬価の切り下げなどから、院外処方に切り替えざるを得ない実状を説明。6月をメドに段階的に100%院外処方に切り換える方向で、薬剤師会などと協議を進めていることを明らかにした。院外処方に伴って「門前薬局」2店の開設準備が進んでいる。


(写真=診療体制の改編が説明された運営協議会)
 
◆北帰行の途次? - 相次いでハクチョウが飛来<飯山市>
 前日までの氷雨が、冬日和に変わった今週初め、飯山市秋津・木島の水田に、北帰行の途次と思われるハクチョウの群れが訪れた。

 本紙に連絡があり、確認したのは、木島の安田・中村バイパス沿いの水田に3羽、秋津上組沖の千曲川堤防に近い水田に9羽。いずれも今週初めの早朝に飛来したものと見られ、畦道にうずくまるように羽を休めたり、水田の泥土をつつき、エサをついばんだりする姿が見られた。

 一帯の水田はまだ人影もなく、近づく人の姿もないが、ハクチョウ立ちは近くの農道を車が通っても気にするふうもなく、数刻の休息に余念がなかった。ハクチョウの飛来は、これまでにも確認されているが、鳥類の生態に詳しい人の話では、ことしは異例の暖冬で北帰行が早まっているためか、これまでの確認時期より10日から2週間近く早くなっているという。
 
自然と知恵と文化と - 永江の古民家に米国ジャーナリスト<中野市>
 一昨年、JA北信州みゆきの仲介で、中野市永江(旧豊田村北永江)の古民家を購入、古民家の特徴を生かしたリフォームを施して、大自然に融和した暮らしを送る川島直樹さん方を20日、「日本の民家」を研究するアメリカ人ジャーナリストらが訪れた。

 自然と近隣住民との調和を重んじる日本人の生活感のシンボルである古民家の再生活動と、国内外で取り組んでいる日本古民家保存協会が、スーザン・エソヤンさん(ハワイ在住)の意向を受け、ふるさと回帰支援として古民家の斡旋を行っているJAを通じ、川島さんに協力を要請した。

 北永江山口地籍、天正寺近くにある川島さん宅は築200年を超す民家。一昨年に購入し、一部基礎を含めてリフォームを施した。玄関を入ると土間があり、昔の馬小屋や靴脱ぎ石、外便所、居住空間には囲炉裏のある茶の間、中座敷・奥座敷などがあり、鴨居の「釘隠し」などに旧家の面影をとどめている。

 同日はエソヤンさん、夫のギャリー・ジルさんのほか、古民家保存協会の滝下嘉弘理事長、理事ら8人が川島さん宅を訪れ、家の内外を見て回った。一行は瀟洒なリフォームを施しても、暮らしの知恵や、周囲の自然・景観を取り入れた風雅を大切に伝える川島さん宅に感嘆の声を上げ、エソヤンさんは川島さんの暮らしや、古民家に寄せる思い、家を維持する苦労などについて関心を寄せていた。


(写真=川島さんの案内で古民家を見て回る協会関係者ら)
 
◆春一番 - 北信濃風物詩<連載>
 フクジュソウの群生地に、もう花が咲き始めた―と教えられ、花便りにはあいにくの氷雨の中、写真を撮りに出かけた。

 が、ない。

群生地に踏み入るわけにはいかず、望遠で隈なく探したが、ない。

諦めかけて帰りかかった時、小さな黄色を見つけた。

数日後、旧豊田村で、戸狩でフクジュソウの群れを見つけたが、1輪の、わずか咲き始めた花に魅かれた。
  
◆「全日本」を制覇 - 飯山市出身の竹内さん優勝<白馬村>
 17日、白馬村の白馬ジャンプ競技場。ノルディック全日本スキー選手権スペシャルジャンプ・ノーマルヒルのブレーキングゾーン脇に陣取って、ホーンや太鼓でだれ彼となく声援を送っていた一団が、総立ちとなり、沸きに湧いた。世界選手権(22日〜・札幌市)出場組を抑えて、飯山市出身の竹内択さん(北野建設)が初優勝した瞬間だ。

 同大会には竹内さんのほか、北信濃地方から山田大起さん(飯山市・北野建設)、作山憲斗さん(同・中野実業高)、外山直也さん(木島平村・木島平スキークラブ)、湯本史寿さん(同・東京美装興業)、小山祐さん(飯山市・飯山南高)、田中耕介さん(同・新治スキークラブ)らが出場。

 応援団は選手の家族、知人らのグループで、総勢20人ほど。知己の選手だけでなく、ホーンや太鼓を鳴らして声援を送り続けた。選手たちも飛び終わって応援団に手を振って応えたり、競技終了後には応援席に顔を出し、感謝の言葉を述べるなど、周囲の注目を集めるほどの微笑ましい光景を描いた。

 競技では竹内さんが2本ともK点越えの会心のジャンプで、同大会初優勝、山田さんが6位、高校勢も大健闘した。


(写真=太鼓やホーンなどでエールを送る応援団)
  
■「知足協働」の精神を - 柳澤村長・湯本助役退任式
■医療費給付」を拡大 - 野沢温泉村新年度予算案
■田舎暮らし体験用住宅も - 飯山市移住・定住促進対策
■「格差社会」に警鐘 - 黄門様招いて民主党講演会
■「日赤へ」医師探し行脚 - 石田市長市出身医師の実家訪問
■落札価格は見積の1.5倍 - 飯山市のインターネット公売
■思い出のひきだし展 - 飯山市富倉地区
■地酒造りの心にふれて - 「酒蔵開放」にぎわう
■健闘励まし壮行会 - 木島平の湯本史寿さんノルディック世界選手権出場
■日本スポーツ賞 - スキーアーチェリーの浦野さん
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