TOP - 過去掲載記事 - 2007年2月17日号

2月17日号掲載記事
 
時間外の小児救急は北信へ - 飯山日赤小児科・常勤医師ゼロに<飯山市>
 飯山赤十字病院の川村信之院長はこのほど、同院に多くの医師を派遣している信州大学からの通達で、ことし4月から、現在2人いる小児科医師が引き上げられ、常勤医師がいなくなることを明らかにした。月曜日から金曜日までは、北信総合病院から小児科医が派遣され、通常の診療は行われるが、日曜・祝祭日や夜間の、いわゆる「時間外」の小児救急・入院患者は、北信病院に搬送される。

 同院ではここ数年、勤務医の開業や大学病院への医師の引き上げなどから医師不足が常態化。昨年産婦人科が医師1人体制となったため、出産を制限。現在、医師11人が欠員の状態で、ことし4月からは小児科2人、内科1人が、7月からは外科で1人が減員となる見通し。

 このうち、昨年暮れに開かれた「いいやま男女共同参画市民会議」主催の「飯山赤十字病院の医師不足について考えるシンポジウム」でも、乳幼児をもつ若いお母さんらから充実を求める声が多くあった「小児科」は、ことし4月から常勤医師がいなくなる。

 今月1日、信州大学医学部関係者が同院、飯山市を訪れ「緊急避難的措置」として、小児の時間外救急や入院は北信病院へ集約することを伝えたという。月曜日から金曜日までは北信病院から小児科医師1人が派遣されて診療に当たる。

 このため、同病院では近く岳北消防本部の救急隊員を対象に、病状・病態によって患者の搬送先を適確に判別するためのシステムについて説明、指導する講習会を開くことにしている。

 川村院長は「小児の急病といっても、内科や外科、その他の診療科に依拠するものも多い。真に重篤なものは救急搬送するが、病院を挙げて小児を含めた地域の医療需要に応えたい」と話している。
 
◆寡雪との闘い、労苦報われて - 第25回いいやま雪まつり<飯山市>
 ことしで25回めを数える「いいやま雪まつり」は10・11の両日、城北グラウンド・城山公園西側駐車場(スノーパーク)、本町アスク跡地(イベントパーク)をメーン会場に開催され、実行委員会調べで、両日合わせて約7万人が訪れた。

 昭和7年以来、実に75年ぶりといわれる異常寡雪の中開催されたことしの雪まつり。イベント施設や雪像づくりなどに、途中の追加を合わせて10dトラック約300台分の雪を搬入するも、春を思わせる陽気や雨で融雪が進み、大変な困苦を強いられた。

 初日の10日は春を思わせる暖かな日和に恵まれ、スノー・イベントパークとも午前中から多くの人出でにぎわった。スノーパークや商店街の大型雪像は暖気や前夜の雨で溶け始め、雪像ストリートは、ほとんど原形をとどめないアクシデントも。

 スノースライダー・ワンメイクジャンプのコースだけが白く、周囲は路面が露出した城北グラウンドでは、若者たちのスキーやボードによるジャンプ、子どもたちのタイヤチューブでのダウンヒルに大きな歓声が沸いた。

 雪像会場ではパトカーや消防車、高所作業車など「働く車」の試乗会、雪像製作体験などに家族連れなどの行列もできた。雪像は一部で崩れかかるものもあったが、異例の寡雪の中で連日連夜、悪戦苦闘した跡がうかがわれ、訪れた人たちも「大変だったと思うよ」などと、製作者の労苦を思いやっていた。

 一方、本町アスク跡地の「イベントパーク」では、テレビの人気アニメ「リュウケンドー」ショーや、保育園児による「キッズステージ」、ジャグバンドライブ、北信濃4市村の太鼓の競演「鼓動」など多彩なイベントが行われ、家族連れなどでにぎわった。初日は春陽、二日めは時折の雪、と、不安定な天候の中行われた雪まつりだが、両日、地域住民の訪れも多く、来場者は昨年より約1万人少ない7万人を数え、寡雪に苦闘しながら開催に漕ぎ着けた関係者を感激させた。
 
「方言Tシャツ」話題に - 太田北條の庚さん<飯山市>
 本紙広告欄の「まあ〜んで、げっと」(戸狩温泉・四季彩の宿 かのえ)がTシャツになった。

 「かのえ」の庚敏久さんが主宰するアウトドア・サービスの「POWERDRIVE」が製作したもので、背部に「GYAROME(ぎゃろめ)」「S(settaka)・S(sewaneka)・S(settemiro)=せったか・せわねか・せってみろ=」「MATT(まっと)」「ZUKU(ずく)」「GOE(ごえ)」「ACHA(あちゃ)」など10数種の方言がローマ字で記される。

 庚さんは、インターネットでも、飯山地方の方言を紹介、地元出身者などのファンに反響を広げている。父親の繁樹さんやおばあちゃんらの薫陶よろしきを得て、温もりのあるこの地方の方言に魅かれ、話題づくりも兼ねて「方言Tシャツ」の製作を思いついた。

 Tシャツは限定50着で、既にインターネットなどを通じてほとんど頒布された。


(写真=思わず読んでしまう「方言Tシャツ」)
 
◆雪の澪 - 北信濃風物詩<連載>
 季節というか、自然現象というか、何もかもが狂ってしまっている。

1月末にフキノトウ採りなんてありっこない。

千曲川河川敷にあるのは、雪祭りの雪像に使った雪。

鉢植えのスミレは咲き、ツララなんてない。

 民家の庭に「スノードロップ」が花開いた。

最初の開花から2度ほど雪に覆われたが、それをかき分けるように咲き続けている。

おみごと!
  
◆仮装に「小力」登場? - 木島平スキー場感謝祭<木島平村>
 木島平村の「木島平スキー場感謝祭」は11日、同スキー場メーンゲレンデで行われ、今シーズン最多の約6000人のスキーヤー・ボーダーでにぎわう中、多彩なイベントが繰り広げられた。

 同日は寒波の影響で雪が降りしきるかと思えば青空がのぞく不安定な天候となったが、連休にも重なってスキー場は今シーズン最多の入り込みに恵まれた。

 午後からの感謝祭では▽仮装ライディングコンテスト▽子ども宝探し大会▽バレンタインフェア・チョコレートフォンデュ▽ミニ豚の丸焼き・キノコ汁サービス▽ミス木島平コンテスト▽鬼島太鼓▽だるま供養・ものづくり―など、多彩なイベントが行われた。

 このうち、「仮装」では、日本に初めてスキーを紹介した「レルヒ少佐」とその部下やカウボーイ、赤レンジャー、長州小力が登場、会場をわかせた。また、昨年に続いてのミスコンでは、県外を中心に応募のあった6人が出場、安曇野市から参加した小林めぐみさんが「ミス」に選ばれ、来シーズン券などを贈られた。


(写真=今季一番のにぎわいに花を添えた「仮装」)
  
■「綱切線」一部着工も - 飯山市・新年度新幹線事業
■4年間総額で大幅減 - 飯山市の特別職報酬等・退職手当を初めて合算
■雪原散歩にワクワク - 戸狩温泉で車イス用ソリの試乗会
■夏休みの記憶鮮明に - 「春を呼ぶ栄村の蝶たち」写真展
■かまくらの灯影・記念花火 - 信濃平・かまくら祭り
◇ひとこと - 総合福祉センター移転問題について
■中学生ボラ160人・もてなしも - 全中スキー大会地元クロス勢が活躍
◇飯山地名考
◇北信濃歌壇

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