TOP - 過去掲載記事 - 2007年1月20日号

1月20日号掲載記事
 
アンチエイジング効果も実証 - 温泉の健康診断<野沢温泉村>
 日本中を騒がせた「温泉偽装」問題に加え、近年、「本物志向」の風潮から「本物の温泉」論議が高まる中、野沢温泉旅館ホテル事業協同組合(森行成組合長)では、「酸化還元電位(ORP)分析」を用いた大規模な温泉調査を実施、野沢の温泉は還元作用の強い温泉で、アンチエイジング(抗老化)効果のあることを実証した。

 ORP分析は温泉水の酸化還元による電子濃度の変化を測定することで温泉の鮮度・新鮮さを計る、温泉の新しい科学的評価法。源泉と湯口、浴槽の3カ所を同時測定することで、源泉の泉質が損なわれることなく浴槽を満たしているか、源泉と浴槽が同じ温泉か、鮮度が良好に保たれているか―を判断するもので、いわば「温泉の健康診断」といえる。

 同組合では昨秋、水研究の権威、大河内正一法大工学部教授、鞄本温泉総合研究所に検査を依頼。源泉21カ所と共同浴場13カ所、旅館・民宿など宿泊施設28カ所について、また、60人を対象に入浴効果を測定する「肌モニター」検査を行った。

 検査の結果、13カ所の共同浴場は全て「源泉の性質が浴槽でも極めて良好に保たれている」と判定された。また、旅館・ホテル・民宿でも約70%が認定され、「還元系温泉の認定書」が交付された。認定施設の多くは昔ながらの「源泉かけ流し」だった。

 また、肌モニター検査では、10代から60代までの60人による入浴前後の計測で、約90%に「アンチエイジング」効果が認められた。

 森組合長は「温泉は生き物であり、常に新しい温泉を浴槽に注ぐことが大事。温泉の命はその鮮度にあるということがわかった。源泉かけ流しという素朴な方法が一番いい。温泉利用者の信頼を回復し、温泉を名実ともに地域ブランドに仕上げたい」と語る。
 
「元気飯山」雪まつりで - 市民協・実行委が合同会議<飯山市>
 2月10・11の両日、飯山市の城北グラウンド・飯山本町アスク跡地を中心に開催される、ことしで25回めの「いいやま雪まつり」を主催する「飯山雪まつり市民協議会」と、これを主管する実行委員会は15日、飯山商工会議所で合同会議を開き、収支補正予算案や実施計画などについて協議した。

 ここ数年では、平成14年以上という寡雪状態の中で、同日の合同会議はあくまで「雪まつりは開催」を前提に、協議を進めた。

 協議会長の石田市長は「例年にない寡雪で、スキー場関係者らは大変な努力を強いられているが、飯山市を元気にし、パワーを付けるには雪まつりを開催し、内外にアピールすることが大事。市民協働、総参加のまちづくりの精神を発揮し、多くの市民が手をふれられる雪まつりにしてほしい」とあいさつ。実行委員長の藤巻篤さんは「雪は少なくても、飯山をアピールする雪まつりは欠かせない。県内外に雪の飯山をアピールしたい」と述べた。

 同日は、飯山市の補助金増などによる総額約1510万円の補正予算案や、各部会ごとの実施計画を了承した。それによると、ことしの雪まつりは「こころのふるさと 雪国いいやま」をテーマに、城北グラウンド(城北スノーパーク)、本町アスク跡地(本町イベントパーク)を主会場に開催される。

 ことしは特に、25回記念ともして商店街の大型雪像に加え、JR飯山駅から本町〜城北を結ぶメーンストリート沿いに大小様々な雪像・雪灯篭を設置する「雪像ストリート」を現出し、回遊性のある雪まつりを演出する。

 藤巻実行委員長は「これからの降雪に期待している」とし、万一の雪不足の事態には、みゆき野ラインの柄山以北からの雪の搬入を検討していることを明らかにした。


(写真=開催に向け実施計画など協議した合同会議)
 
命あるなら来年も - 野沢温泉道祖神祭り<野沢温泉村>
 平成5年に指定された国の重要無形民俗文化財、野沢温泉村の道祖神祭りは15日、同村横落の道祖神場で行われ、村びとたちの様々な祈りを託した紅蓮の炎が、寒気に覆われた夜空を焦がした。

 300年の歴史をもつといわれる、北信濃地方伝統の小正月行事で、ブナの大木を支柱に組み立てられる社殿の壮麗さと、村びとと年男による火の攻防の勇壮さで知られる。

 五穀豊穣・家内安全・無病息災・良縁安産―など、村びとの様々な祈りを託す道祖神祭りにはことし、強い寒気に覆われる中、村民や、折から宿泊中のスキー・ボード客ら約5000人(警察発表)が訪れ、壮麗で勇壮な火の攻防戦に見入った。

 道祖神祭りにはことし、還暦を迎えた人たちのグループが奉納したものを加えた2基の灯篭が会場を飾り、午後10時前、社殿に火が入って、灯篭が少しずつ社殿に近づくと祭りはクライマックスに。会場では「命あるなら来年も…」の歌が繰り返され、社殿が轟音とともに崩れ落ちて、道祖神祭りは幕を閉じた。
 
◆干支飾り - 北信濃風物詩<連載>
 今は地区全体の小正月イベントとなったが、かつては各集落ごとに実施していた道祖神。

その道祖神のてっぺんに、その年の干支をかたどったワラ細工を載せる所がある。

もう半世紀以上も細工物を手がける古老の作品で、「ことしはどんな?」と、住民は楽しみにしている。

ことしは「亥」。

過疎が進む山村に、いいことがありますように…。
  
◆鏡開きで雑煮に舌鼓 - 飯山市体協柔道部<飯山市>
 飯水柔道連盟・飯山市体育協会柔道部の「鏡開き」は14日、武道館柔道場で行われた。

 小正月の恒例行事で、練習始めでもあり、同日は柔道着姿の小中学生から高校生、一般まで約50人が参加、準備体操から打ち込み、寝技、乱取りに汗を流した。

 高校生対中学校の先生といった好試合もあって、会場から大きな声援が湧いた紅白試合の後は、お母さんたちが早朝から作った雑煮に舌鼓を打ち、1年間の精進を誓い合った。


(写真=練習に汗を流した後、雑煮に舌鼓)
  
■GB交流で「友誼永固」 - 飯山市へ台湾から訪問団
■課題への対応聞く - 木島平村女性団連連絡協
■地元食材ふんだんに - 戸狩温泉スキー場に「戸狩ラーメン」登場
■六本木ヒルズにかまくらカフェ - 戸狩温泉スキー場
■勇気ある行動に感謝状3件
 ◇火災通報・消火の高校生
 ◇用水路流された幼児を救出
 ◇橋からの飛び降り?を阻止
■飯山北高校普通後期は1,39倍 - 入学志願予定者数調査
◆飯山地名考(336)
◆北信濃花壇

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