TOP - 過去掲載記事 - 2006年12月9日号

12月9日号掲載記事
 
新高校施設などきっちり対応 - 村井知事が飯山で県政を語る会<飯山市>
 長野県の村井仁知事は先月29日、飯山市下水内郡選挙区選出の宮本衡司県議との「県政を語る」に出席し、北陸新幹線・浅川、高校改革、商工団体再編問題などについて、意見を述べた。

 同日、知事は語る会に先立って「選挙以来、初めてうかがった。ご無沙汰して申し訳ない」と述べ「選挙前から言ってきたように、私は反田中ではない。知事就任後、田中さんの着想、着眼点のよさに感心もした。いいことは続けるし、拡大もする考えで県政に臨んでいる。以前の車座集会は、ボイス81として継続し、地域の人たちの声を聞く大切な場としている。が、田中県政はいいことをやったのに、なぜ信任されなかったのか。1人の思いつきで周囲の協力体制が得られなかった。今、職員には知事の顔でなく、県民の顔を見ろといっている」と挨拶した。

 同日、南町「びっくわん」で開かれた語る会には、宮本県議後援会員ら約230人が出席。北陸新幹線の用地買収にも関わる浅川問題について村井知事は「前提をおかず、現在の科学技術を駆使した最良の治水計画で、関係地区の皆さんの納得をいただくことが務め。長沼の用地は来年3月末までに更地にして機構にお渡しすることを念頭に置いている」と述べた。宮本県議は、新幹線関連の土地区画整理、幹線道路整備、駅舎建設などに県の対応を求めた。

 知事は高校改革に関して、少子化が進む中で財政的にも一定規模のクラスは必要―とし、飯山南・飯山照丘高の統合に当たっては要望に沿った施設など、きっちりした対応をする考えを明らかにした。また、経済活性化策では、県に観光課を設置し、その土地ならではの個性を生かした観光をバックアップする意向を示した。


(写真=「県政を語る会」であいさつする村井知事)
 
助役選任案見送りへ - 地域課題解消に県施策を<飯山市>
 飯山市の石田市長は5日、12月議会前の定例記者会見に臨み、平成18年度一般会計補正予算案など提案議案の概要を明らかにした。

 市長はこの中で、住民負担の公平性を確保する立場から、排雪作業補助金交付要綱の一部を改定し、区など地元主体で実施する、屋根の雪下ろしなどと一体化した排雪について、市と関係地元の経費の負担割合を見直す作業を進めていることを明らかにした。

 また、市長選出馬に当たって公約ともしてきた広域合併に関して「年明けの木島平村長選も視野に、対等合併の立場で合併を呼びかけていきたい。任期中にはたとえ1村とでも―と思っている」と、述べた。

 一般会計の12月補正は、区画整理事業の本年度事業の確定に伴う減額から、約2億7360万円の減となった。「いいやま住んでみません課」の設置で、職員の先進地視察など経費として300万円を、年度途中の入園児増加に伴う人件費として約3400万円をそれぞれ補正した。12月議会は12日招集の予定。

 同市長は会見後の取材に対し、今議会に提案することを示唆していた助役の選任案件について、来年4月から「副市長」制に移行することに伴って、現在、副市長の決裁権の範囲など、事務当局で詰めており、さらに検討を深める必要性が生じた―として、今議会への助役選任案の提案は見送ることを明らかにした。
 
ほどほどの雪乞うて - 飯山でスキー場安全祈願祭<飯山市>
 本格的な降雪期を前に、「ほどほどの雪」を乞う「冬期スキー場安全祈願祭」が先月30日、飯山市有尾の飯笠山神社で行われた。

 飯山市・木島平村と、両市村のスキー場、観光協会関係者、経済団体などが実行委員会を組織し、主催しているもので、ことしで41回め。かつて「雪恋いまつり」と称したこともあったが、豪雪禍の体験から「スキー場安全祈願祭」に改め、住民もスキー場も困らない「ほどほどの雪」を乞う、この季節恒例の風物詩イベントとして定着している。

 同日は石田市長ら関係者約30人が出席、神前に適度の降雪と、スキー場の安全、繁栄を祈った。北信濃地方はその2日後、今冬初の本格的な雪が訪れ、野沢温泉村で待望のスキー場開きが行われた。


(写真=神前に適度の雪と安全を祈願して)
 
◆里 雪 - 北信濃風物詩<連載>
 既に厳然として初冬である。

かつて「雪恋いまつり」といった恒例神事が行われて、里雪がきた。

初雪が降ると覚悟が決まる。

「まだちっとはえんじゃねえかい?」と思いつつも、冬支度を決め込んだ。

飯山のシンボルでもあるジャンプ台。

一度は真っ白に彩られたシャンツェも、その後の陽気で地の緑を現した。

大会のアナウンスも選手たちの姿もまだない。
  
◆その人らしい生き方を - 差別のない明るい飯山市を築く市民大会<飯山市>
 ことしで34回めを数える「差別のない明るい飯山市を築く市民大会」は26日、市民会館で開催された。

 市民1人ひとりが人権問題を自分自身の問題として受け止め、人権尊重の意識と人権感覚を向上させるとともに、日常生活の中で自ら実践していく契機に―を主旨とする同大会。学校・PTA、商工会議所、労働組合、JA、婦人団体連絡協議会、老人クラブ連合会など、実行委員会構成団体の関係者や一般市民ら約300人が参加した。

 主催者として石田市長は「飯山市はここ数年、人口が減少の一途をたどり、元気を失ってきている。協働による、市民総参加の市政実現を目指すとともに、新幹線の開通を視野に自然や人間性の豊かさをアピールし、ふるさと回帰、企業誘致などと取り組み、元気の出る飯山市づくりを進めたい」とあいさつした。

 大会では実践発表で、市内木島のグループホーム「赤いにんじん」の大平ユリさんが、認知症のお年寄り介護に対する「生きてきた過程を大切にして、その人らしい生き方を支援したい」とする理念や活動内容を紹介。下高井農林高校のボランティアグループ「ぶるぅべりぃS」の6人は、「地域に歌を届けよう」と、社会福祉施設や小学校・保育園などを訪ねて交流する活動をレポートした。


(写真=地域福祉最前線からのレポートも)
  
■見積設計図書を再募集 - 新クリーンセンター・岳北行政組合<岳北>
■日赤小児科医の確保要請 - いいやま男女共同参画市民会議<飯山市>
■「減災」地域の連携で - 災害時支え合いセミナー<飯山市>
■無事故・黒字達成を - 野沢温泉スキー場で安全祈願祭<野沢温泉村>
■命は重いはずなのに - 飯山でひき逃げ・無免許で被疑者逮捕
■公募で「菜の花橋」に - 飯山市木島沖農免道路
■新町移転・来秋にも新店舗 - けんしん飯山支店
■傷つくことを恐れずに - 三四六さん講演会で若者を激励
■37年前の絵お返しします - 旧富倉小の3人捜して
■13団体が「村の四季」多彩に - 栄村みちばた芸文協発表会

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