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TOP - 過去掲載記事 - 2006年12月2日号 | |
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12月2日号掲載記事 | |
◆「日本一おいしいお米」お墨付き再び - 飯山市に3つの大賞<飯山市> | |
![]() 同コンクールは「米・食味鑑定士協会」が主催するもので、ことしで8回め。「おいしいお米を決める」をキャッチフレーズに、米の消費拡大に加えて、おいしく、安全性の高い「米作り」に努力する生産者・生産地にスポットを当て、活性化を図るのが主旨。 ことしは全出品米を対象とする「総合」部門、品種・産地対象の「品種」部門に合わせて1782点の米の応募があり、食味計・味度計を使った第1・2次審査、審査員が試食する官能審査を行い、評価した。 この結果、総合部門で太田蕨野の農事組合法人・戸狩サンファーム(宮沢宝組合長理事)が金賞、常盤大倉崎の鈴木和夫さん、太田小境の金崎隆さんが特別優秀賞に選ばれた。鈴木さんは平成15年以来3回め、金崎さんは昨年に続いての受賞。 いずれも10f以上の大規模経営の3人は土壌分析に基づいて土作りを行ったうえ、窒素分を控え、ミネラルを投入したり、病害虫防除などは極力控えるなど、「企業秘密」も加えて「安全でおいしい米作り」と取り組む。飯山地方は比較的日照時間が多く、寒暖の差が大きいこと、清流に恵まれていること―など、おいしい米作りに好適な環境にあるという。 3人はそれぞれにおいしい米作りに賭ける思いを語る中で、「我々の受賞が日本一おいしい飯山米のPRになり、地域の米作りのレベルアップにつながれば」と、口を揃える。ただ、安全でおいしい米作りは、一方で収量に影響し、ことしは特に6・7月の低温から、品質は優れているものの、収量はかなり落ちるなど、経営的には厳しい側面ももつという。 「うれしいですよ。おいしい飯山米をどんどん食べてほしい。日本一おいしい米の産地として認められ、魚沼産を超えるブランド米として認められるよう、受賞を励みにまた頑張ります」―。 (写真=日本一のお墨付きを手に左から金崎・宮沢・鈴木さん) |
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◆宮本県議 再出馬表明 - 地域課題解消に県施策を<飯山市> | |
飯山市下水内郡選挙区選出の宮本衡司県議会議員は、先月29日開いた「宮本こうじ後援会」総会で、来年4月に予定される(日程は未定)次期県議選に再出馬する意向を表明した。 同日は後援会総会に先立って、村井仁知事を迎え、「びっくわん」を会場に「村井知事と宮本こうじ県政を語る」が開かれた。この中で、宮本県議は、昨冬の異常豪雪の体験を踏まえて、県の施策としての雪害対策の充実、強化を訴え、また、農業・観光を中心とする地域経済の活性化に向けた県の対応を促した(詳細は次号)。 後援会総会で同県議は、この3年8カ月、県内から全国を歩く中で、飯水・岳北地方の直面する課題は多く、事態は深刻であることを痛感した―とし、「安心して、豊かに暮らせる地域づくり」をテーマに、2期めに臨む決意を表明した。 宮本さんは本紙の取材に対して、「長野県は農業・観光立県といわれてきたが、ばら色のうたい文句でしかなく、実態は多くの産業が疲弊する実態でしかない。産業振興を含めて、税収を上げる施策が貧しい。この地方は特に高齢化が急速に進み、集落機能が失われてしまう事態となっており、ひいては地域全体の崩壊に結び付きかねない不安がある。新幹線開業を視野に、農業と観光で食べていける枠組みを創る必要がある。農業では特産品の主産地化、ブランド化、観光では自然・健康・食をキイワードにした誘客戦略が期待される。また、昨冬の豪雪体験で、現地を知らなさ過ぎる県の対応が浮き彫りになった。最前線の現地機関の機能を充実させ、特に弱者世帯のサポートを重視するよう働きかけていきたい」と述べた。 |
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◆冬を前に桜が狂い咲き - 寒暖差でホルモン異常?<飯山市> | |
![]() 花が咲いているのは小沼入り口から南側一帯が多く、中には、葉を落とした枝一面に花が咲く木も。春先から夏にかけて冷暖差が大きく、ホルモンバランスが崩れたため―とみられているが、季節外れの桜は北信濃路にあって今、冬備えに追われる住民を励ましている。 |
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◆雪囲い - 北信濃風物詩<連載> | |
![]() 見た目である。 いっとき、金沢の兼六園並みに、雪吊りに挑んでみたことがあるが、作業が大変な割には庭木にとって優しくはないことを知った。 雪囲いもほぼ終わり、北信濃は冬の気配を濃くする。 7日は二十四節季の「大雪」。 |
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◆おいしい豆腐できたよ - 豆腐作り体験・芋煮会<飯山市> | |
![]() この日は、3人の農業委員を講師に、収穫した3種類の大豆を使った緑・紫・白といった色彩豊かな豆腐づくりに児童19人、保護者14人が参加した。初めての体験に多少時間もかかったが、すりつぶし・煮込み・濾しとり・凝固など、豆腐のできるまでの作業を興味深げに見学・体験。最後は牛乳パックで作った型に次々と子どもたちが固まった豆乳を流しこみ、重石のコップを乗せ、手づくり豆腐を完成させた。 その後の昼食会ではこんにゃく以外、全て地元の食材を使って作られた芋煮鍋、地元産新米のコシヒカリでつくったおむすび、中野市のリンゴ、そして子どもらが作った豆腐が並び、地元の秋の恵みに参加者たちは大満足だった。 (写真=真剣な表情で豆腐作りに挑戦する子どもたち) |
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■120人の新規雇用期待 - 誘致企業代表らと市長懇談<飯山市> ■「経営参加」の意欲喚起へ - 木島平新会社出費希望者による会議<木島平村> ■なべくらの恵み満喫 - 企業関係者らの「豆の会」<飯山市> ■児童主役で「祝120周年」 - 飯山市木島小で記念式典<飯山市> ■トリは親子共演で - 花房流舞踊の集い<飯山市> ■完全踏破賞は献上米 - 木島平・林道ウォークが最終回<木島平村> ■市を会場に表彰式 - 飯山市農のまつり<飯山市> ■完成祝って区民の集い - 飯山市北原コミュニティーセンター<飯山市> ■湯滝温泉で踊り交流 - からす踊り保存会<飯山市> ■野口雨情の校歌が - ふるさと館で「昔の学校展」<飯山市> |
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