TOP - 過去掲載記事 - 2006年11月18日号

11月18日号掲載記事
 
◆「ボーダーは?」現職にも厳しく - 飯山市議選告示<飯山市>
 任期満了に伴う飯山市議会議員選挙は12日告示され、本紙既報の19人が立候補を届け出た。

 立候補者は現職が15人、新人4人。党派別内訳は、日本共産党が3人、公明党が1人のほかは全て無所属となっている。議員定数は17人で、2人超過。19日に投・開票が行われる。告示日の12日現在の有権者数は2万590人。

 過疎がなお進み、これに伴って少子高齢化が進行、基幹産業の観光・農業は厳しいままで、地域経済の落ち込みが顕著。市街地商店街は地盤沈下、空洞化が進み、市財政はひっ迫―といった厳しい環境の中で戦われている今回選挙。

 候補者の政策はこうした課題をとらえながらも大きな差異は見られないが、情勢は終盤を迎えて、一部は固まりかけてきたようだ。

 今回市議選は、定数がそれまでの20から17に削減され、立候補者も前回より6人少ない少数激戦であるのが特徴。単純計算では、候補者1人当たりの平均票数は、投票率を80%と仮定して、前回より150票以上多くなり、現職でも多くは相当数の票の上積みを実際に余儀なくされている。

 上位がどれほど得票するか―で、ボーダーラインは上下するが、これまでのところでは、全体が、あるいは部分的にも「だんご」状態になることも予想される。

 告示から中盤にかけて、候補者のいない空白地、市街地など大票田での攻防が一層激化しているが、ここに来て一部は固まりかけているともみられる。

 ただ、15日現在ではまだ、思いがけない番狂わせも否定できない混沌とした情勢の中で、現職・新人含めて6〜7人がどこに定まるか見えないボーダーライン越えに向けて、しのぎを削る。地域や組織に拘束されない若者など無党派層がどう動くか―など、微妙な要素も抱え、情勢はなお流動的で、予断を許さない。


(写真=19枚のポスターからも混戦の緊張感が)
 
◆連携の重要性さらに - 飯山日赤でリハビリ学会<飯山市>
 近年、様々な専門職との連携が求められているうえ、診療報酬の引き下げで、疾患ごとの対応に迫られる現実を踏まえて11・12の両日、飯山赤十字病院で「第33回日本赤十字リハビリテーション学会」が開かれた。

 全国の赤十字病院のリハビリスタッフ、医師ら約80人が出席した開会式で、学会長の大月肇さん(飯山日赤リハビリテーション科第2係長)は「今回シンポでは、地域で活動する人たちの参加を要請した。唱歌に歌われる心のふるさと『飯山』で、交流を深めてほしい」とあいさつ。

 川村信之院長は「リハビリ学のここ10数年の発展はめざましく、守備範囲の拡大も進んでいる。チーム医療の中で、その重要性はますます高まるが、診療報酬引き下げで、厳しい局面にも立たされている。更なる努力で21世紀の医療を引っ張っていってほしい」と、述べた。

 学会では、一般演題として、飯山日赤の山田香澄さんが「握力維持とデイケア出席率の関係」と題して発表。指定演題では飯山市保健福祉課の常田徳子さんが「血液サラサラ&筋力アップ教室」、飯山日赤指定通所リハビリテーション「ふきのとう」の涌井恵さんが同所における介護予防の取り組み方について報告した。

 常田さんはこの中で、市基本健康診査で「要指導」と診断された人を対象に実施したストレッチ・筋力トレーニング・栄養指導などの結果、一定の身体機能の向上が図られた例をレポートした。


(写真=「リハビリの共演」をテーマに開かれた学会)
 
早くて遅い?初雪便り - 上の平ゲレンデで20aの積雪<岳北地域>
 冬型の気圧配置に、強い寒気が流れ込んだ12日、北信濃地方は山地ではみぞれや雪、平地部では一時みぞれ、雨が降ったかと思えば束の間、日がさす不安定な天候となり、飯山市の斑尾高原では13日朝までに、約10aの積雪となった。 

 北信濃地方の初雪は昨年より約1週間早い。斑尾高原では同日午前中までに約6、7aの雪が積もり、駐車中の車は吹雪と周囲の積雪に同化し、辛うじて存在がわかるほど。

 飯山市北部では、温井から岡山上段にかけて雪化粧が施された。また、この地方では例年、最も早く「滑走可能」となる野沢温泉スキー場の上の平ゲレンデでは、昨年より2週間ほど遅く初冠雪して約20aの積雪となり、来月2日のスキー場開きに向けて準備を進めていた関係者をあわてさせた。


(写真=今季初の大型寒波で白く覆われた車(斑尾))
 
◆お菜洗い - 北信濃風物詩<連載>
 近づくとほのかな湯の香。

話し声と湯音が聞こえてくる。

この季節限定の外湯でのお菜洗い。

世間話を中断させてしまったことを申し訳なく思い、菜っ葉の出来を聞く。

「ことしはどうなんだい?」。

「うちのは失敗しちゃったけど、みんないいみたい」。

「これば、すぐ漬けるんかい?」「そう、忙しいんだよ」。

外湯のお菜洗いが終わってすぐ、湯の里に雪がきた。
  
◆多彩な会員作品一堂に - 本町老人クラブシニア作品展<飯山市>
 飯山市飯山本町老人クラブ会員の作品展「シニア作品展」は11・12の両日、本町ぶらり広場「ぎゃらりぃ白銀」で開かれた。

 46人の会員を擁する同クラブ。地域での奉仕・学習活動に加え、会員の誕生会や「老友新聞」の発行、活動に参加できない会員への「友愛通信」の送付など、地域に根ざした活動と取り組んできた。

 シニア展は会員の趣味が多彩な広がりを見せる中で、「発表の場を」と企画した。今回シニア展には絵や写真・書・手芸・木工・和洋裁・絵手紙―など多彩な作品が展示された。

 この中には飯水地方の40数種のクモを紹介する研究発表や、パソコンを使った絵、精緻な彫刻などがあり、訪れた市民を感心させた。


(写真=玄人裸足の逸品も見られた作品展)
  
■分離型で既存施設を - 新福祉センター計画で<飯山市>
■消費税の期限内完納を - 納税貯蓄組合連が宣言式典<北信6市町村>
■悪質犯は投票日前でも - 飯山署に市議選違反取り締まり本部<飯山市>
■警察官の職務語る碑 - 飯山署長ら慰霊法要<栄村>
■熊とバッタリ!反撃を - 山と里をつなぐシンポジウム<飯山市>
■村外応募など165作品 - みゆき野風景画展<木島平村>
■1ケタ台入り目指し - 県縦断駅伝「飯水下水内」が結団式
■手拭いは愛のしるし - 飯山市社会福祉協議会創作デザイン募集<飯山市>
■楽しい思い出に感謝 - 柄山の「蕗庵」閉鎖へ<飯山市>
■雪もものかは新そばに舌鼓 - 富倉・新そば祭り
■全身泥まみれで奮闘 - 五束の蓮田で蓮根掘り<飯山市>
■「内山紙の里」木島平村を創作の場に - ルクセンブルク公使一家来村<木島平村>
【特集】2007シーズン北信濃スキー場インフォメーション

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