TOP - 過去掲載記事 - 2006年10月28日号

10月28日号掲載記事
 
◆希望・安心・幸せの拠点に - 特養「フランセーズ悠さかえ」が竣工<栄村>
 北信広域圏では初の民設・民営の特別養護老人ホーム「フランセーズ悠さかえ」の竣工式は24日行われ、北信広域圏市町村長、地元栄村・議会関係者、地権者ら約160人が、栄村では初の特別養護老人ホームの完成を祝った。

 同ホームは社会福祉法人博悠会(荒木智子理事長・本部長野市)が、国や北信広域連合などからの補助を得て、栄村平滝地籍に建設した。完成した施設は鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ約4500平方b。総事業費は広域連合補助金約1億3700万円を含め、約10億円。

 入居定員は特養が70床、短期入所生活介護4床。特養は北信圏内から56人が入所予定で、うち40人は施設入所待ちだった待機者。これで圏内待機者は約260人となった。特養は全て個室で、共同生活室・ケアステーション・個人、一般、機械浴室・医務室・会議室・クラブ室―などのほか、地域交流室も設け、地元に開放して連携を深める配慮をした。

 施設スタッフは医師・看護師、介護支援相談員らを含めて40人。100%に近く、北信広域圏内雇用となっており、村内も10数人が雇用された。また、米や野菜など、地元で調達できるものは村内物を購入することを基本方針としている。

 同日の竣工式で荒木理事長は「『さかえ』の建設は前理事長の特別な思いがあった。その思いがかなえられ、感激している。福祉拠点として、地域との交流の場として活用されることを期待している。顧客満足度100%を目指したい」とあいさつ。地元の橋栄村長は「高齢化率4割の村で、老人ホームは長い間の夢だった。今、先進的介護施設を目の当たりにして感慨ひとしおだ。村民に希望を与え、入所者の安心と幸せのために運営されることに協力したい」と祝辞を述べた。

 「フランセーズ悠さかえ」は11月1日から利用者の入所が始まり、半ばまでには満床となる見通しだ。


(写真=長い間の住民悲願だった特養のテープが…)
 
◆「地域計画」早く国へ - 石田組合長が知事に要請<飯山市>
 飯山市の石田正人市長は20日、岳北広域行政組合長の立場も兼ね、村井知事を訪ねて新クリーンセンター問題の現状を報告、国の交付金を得るのに必要な「岳北地域循環型社会形成推進地域計画」の、国へのスムーズな伝達を要請した。

 同地域計画は、田中前知事が「規模」「住民理解」などに関して再考を促し、実質的に保留状態にあったことから、今年度施設建設着工が見送られることになった。このため、地域計画は年度修正する必要が生じ、現在、事務局で基礎的データの修正など作業が行われている。

 計画のデータ修正は施設規模推計にも連動するもので、組合では建設費削減を図りたい考えだ。

 同日、石田市長はそうした現況を報告するとともに、現クリーンセンターの関係地元が、2年間の稼働延長に反対する意向を伝えてきたことから、改めて延長を申し入れるには、「一定の方向付けをせざるを得ない」とし、現計画通り建設地を飯山市岡山藤沢とする考えを示唆した。

 同市長によると村井知事は「市町村がやろうとすることの協力者が県」として、修正計画が提出されれば、迅速に国に伝達する姿勢を示したという。計画の修正作業は今月中にも完了する見通しだ。
 
森の紅葉と温泉で健康づくり - 健康づくり大学斑尾キャンパス<飯山市>
 全国的に急速な高齢化が進む中で、様々な分野での活力を維持するには、4500万人とも言われる中高年齢者がもつ優れた知識と技術に期待が寄せられることを踏まえて、21・22の両日、飯山市の斑尾高原で、中高年齢者に関心の高い「健康」「温泉」をテーマにした「健康づくり大学 斑尾キャンパス」が開かれた。

 温泉地の健康産業支援も視野に、経済産業省所管の「?民間活力開発機構」、飯山市が主催したもので、県内外から中高年夫婦、グループ、主婦ら約70人が参加。

 初日の21日は斑尾高原ホテルを会場に「温泉」「環境」について、医師や大学講師らによる講座を受講。この中では、森林ウォーキングの好適地として信越トレイルが紹介され、温泉とのセットで健康づくりの拠点ともなる利用効果がアピールされた。講義の後の「実技」では、ホテル内の温泉に入浴、効果的な入浴法を実践した。

 2日めの22日は、希望湖・信越トレイルの1部・赤池・沼の原湿原などをめぐる初・中級者向けの4コースに分かれて森林ウォーキング。一帯はまだ紅葉し始めたばかりだが、希望湖コースではカエデやカラマツ、ブナなどの多彩な色彩が湖面に映り、参加者のため息を誘った。


(写真=紅葉し始めた希望湖畔の林をウォーキングする参加者)
 
◆池の秋 - 北信濃風物詩<連載>
 山の中腹の、既に「禁漁」の立て札が立つ池。

紅葉が始まり、色とりどりの葉色が水面に映えて華やぐ。

休日ともなれば釣り人でにぎわった池畔も、時折訪れるハイカーの話し声に目覚めるほど、しんしんとした静寂に包まれる。

池の向こうのボート小屋、一艘のボートがつながれ、その先には妙高山が霞んで見える。

高原の秋は深まり行く。
  
◆コンクリの隙間から野沢菜 - 野沢温泉村新田の民宿<野沢温泉村>
 孫の彫刻作品から付けた名前が「すなおちゃん」。野沢温泉村新田の民宿業、森宣夫さん方の車庫入り口付近に、コンクリートの隙間から1株の野沢菜が顔を出し、日ごと成長している。

 「すなおちゃん」が顔を出したのは、シャッターのスライド部分の金具とコンクリート壁の間にできた、わずか2a四方ほどの隙間。初めは雑草と思っていたが、成長するにつれ、野沢菜であることがわかった。

 以来、森さん方では水はもちろん、尿素やタネカスなど肥料をやり、家族ぐるみ大切に育ててきた。野沢菜は今、太い所で直径1・5aほどの株から5枚の葉を伸ばし、日ごと茎を太くする。

 その野沢菜に寄り添うように1枚の表札状の彫刻板が立てかけられている。「すなおな子」。孫の作品で、しまっておいたものを探し出し、傍らに置いた。

 「この車庫は取り入れた野沢菜を入れておくことがあり、その時、種が飛んだんでしょう」と語る森さんだが、「野沢菜の本場、野沢温泉のシンボルとして大切にしたい」と誇らしげだ。「すなおちゃん」は、近所の人たちにも見守られて、スクスク育っている。


(写真=「すなおちゃん」の成長を見守る森さん)
  
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