TOP - 過去掲載記事 - 2006年10月21日号

10月21日号掲載記事
 
◆小学校1校・保育園1園に - 木島平村の統合検討委員会が答申<木島平村>
 木島平村の「小学校、保育所統合等検討委員会」(小松邦男委員長)は17日、ことし1月、柳沢村長から諮問のあった小学校、保育所の統合に関して、いずれも1校・1園に統合する―との答申を行った。
 答申に際して同委員会は「将来的な児童数の見通し、村財政への影響、教育的見地などから、望ましい学校と保育所のあり方について、慎重、かつ精力的に調査、検討を進めてきた」と、検討経過を付記した。

 答申では小学校に関して「1校に統合すること」とし、児童数の減少による少人数学級を危惧する声が多かったことを踏まえ、「最もよい教育環境を実現するための統合とは?」を課題に、統廃合の校数のみについて検討した―と、経過を報告。

 結論に当たっては、児童数の今後の推移が、統合の校数により、学級編成に大きく影響を及ぼす状況にあることから異なる意見があり、無記名投票を行って最多票の「1校統合」を選択、全体会の協議で決めた。

 保育所については、出生数の推移・見通し、財政シミュレーションを踏まえ、現行・統合のそれぞれのメリット・デメリット、統合した場合の不都合点と解決法などについて検討。1園の方がいろいろな遊びや集団ができ、友達を選べること、多くの友だちの姿を見ながら、ともに育つことができること、年齢に合わせた活動ができること、複数クラスの方が保育計画を立てやすいこと―など、メリットが多いことから「1園」が望ましい―という結論に至った。全体会協議で決めた。

 なお@新しく保育所を建てる場合は、送迎時に道路が混雑しないよう、大きな駐車場を確保するA通園バス利用や、1クラス当たりの人数増により、保育士と保護者の接する機会が減ることが心配されるので、連絡を密に取るB保育士の設置基準は大切だが、ある程度余裕をもって配置するよう配慮するC病時保育を検討する―との希望事項を付記した。

 同日、答申を得て柳沢村長は、「自立プランに示された答申内容であり、1校・1園案に感謝している。人口・経済問題も背景にはあるが、大切なのは子どもたちの教育であり、保育であって、答申の意を尊重したい。責任をもってできるだけ早く説明会で村民に示したい」と述べた。同村長によると、小学校はいずれかの学校施設を使い、増改築などで対応、保育園については老朽化が進んでいることから現園のいずれかの用地に新築・建て替えとなることが検討される。年度内にも各集落説明会を行い、新年度には計画策定に入る見通しだ。


(写真=柳沢村長に答申書を手渡す小松委員長(右))
 
◆カヌーで千曲川下り - 千曲川体験シンポジウム<飯山市>
 国土交通省千曲川河川事務所・飯山市・同振興公社などが実行委員会を組織して主催する、ことしで14回めの千曲川体験シンポジウムは14日、「秋の千曲川下り」をテーマに開催された。

 普段は見ることもない、千曲川からの優れた景観を川面から楽しみ、愛護・防災への関心を深めてほしい―というのが主旨。同日はカヌーを中心に約30艘、40人が参加した。また、和船には石田市長らが乗り、千曲川のもつ資源性などを再認識した。

 カヌー部門では講習後、飯山ポートをスタート、途中柏尾沖の河原できのこ汁サービスの昼食を楽しみ、河川事業に関わるワークショップに参加した。同日は暑気さえ感じる日和に恵まれ、参加者は「母なる川」に戯れるように湯滝までの川旅を楽しんだ。


(写真=秋日和の中、湯滝目指して千曲川に漕ぎ出すカヌー群)
 
朝晩のパトロールも - クマの以上出没・目撃情報150件に<木島平村>
 ことしに入ってこれまでに、例年の5倍近くの約150件にものぼる「熊情報」が寄せられる木島平村では2日、各区長・学校関係者・子ども育成会・消防団代表らが参加して熊被害対策会議を開いた。

 同村ではことし、カヤの平を中心に馬曲や糠塚、平沢、内山など主に東山一帯で、また、スキー場一帯でクマの目撃情報が多く、トウモロコシやリンゴ、イネなど農作物被害も発生している。

 このため村では、人身被害も起きかねない―として2日、関係団体に呼びかけて初の対策会議を開いた。会議では▽学校=状況に応じ、児童の集団登下校時に職員が同行、クマよけの鈴を身に付ける。クマの出没集落には臨時のスクールバスを運行する▽全村=クマの出没する午前6時過ぎ、午後7時過ぎに屋内放送を行うほか、消防団による早朝パトロール、PTA関係者や育成会、役場職員による巡回パトロールを行う―ことなどを決めた。

 早朝や夜間の外出を控えること、柿の実や不要な農作物などを外に出さない―など注意を呼びかけている。

 クマの出没情報は北信濃地方全体でも急増、飯山警察署が先週末に「通報があった」分としてまとめたデータでは飯山市の瑞穂・岡山を中心に、合わせて43件あった。この中には瑞穂・木島の家屋密集地での目撃例もあり、瑞穂中組では、お年寄り1人が大ケガを負っている。

 このため、同署では、山に入る場合は複数以上で、鈴などのクマよけを身につけること、早朝・夜間の外出は控えることなど呼びかけている。


(写真=山間地の水田には熊による被害の跡が)
 
◆田 終 い - 北信濃風物詩<連載>
 黒白のコントラストが早苗田の薄緑に変わり、日ごと緑を濃くした。

緑は次第に黄ばみ、そして、黄金色に。

なぜか心浮き立つ黄金色の田の面を渡って、祭囃子が聞こえきたのもつい最近のような気がする。

 今、その黄金色は消え、白茶けた大地が顔を出した。

収穫の残滓は立てられ、ロール状にされて田に残った。

いつしかそれも消え、雪が降り積む。
  
◆第2回北信濃新聞社杯マレットゴルフ大会 - 野沢温泉村柄沢マレットゴルフ場<野沢温泉村>
 ことしで2回めの「北信濃新聞社杯マレットゴルフ大会」は16日、野沢温泉村の柄沢マレットゴルフ場を会場に開催された。

 少子高齢化が急速に進む中で、お年寄りたちらが地域づくりの担い手として、健康で明るくあるとともに、広域規模で連携する土壌を養う場に―と、本社が昨年、飯山市・木島平村・野沢温泉村の関係者の協力を得て初めて開催した。

 2回目のことしは野沢温泉村体育協会マレットゴルフ部(畔上多聞部長)の主管で開催、3市村を中心に109人が参加した。

 開会式で本社の片桐久文取締役は「地域に親しまれる新聞として、地域のニーズを受け止める中で企画した大会。皆さんのパワーを地域づくりにも生かしていただければ幸いです」と、あいさつした。

 同日は一時、強風に霧雨の舞う、厳しい天候となったが、80歳を超える人もいた参加選手たちは全く意にも返さず、軽快な打球音を響かせていた。

 高低差の大きなコースでの今大会では男女合わせた総合で、野沢温泉村の丸山さんが109打のトップスコア。西方さんとともに、野沢温泉村勢がアベック優勝した。2位は男子が木島平村の真篠さん、女子が野沢温泉村の山崎さん、3位は富井さん(野沢温泉村)、上野さん(飯山市)だった。


(写真=100人を越える参加者が集まり熱戦が繰り広げられた)
  
■新人ら3人出馬表明 - 来月の飯山市議選 <飯山市>
■助役選任は新議会で - 教育委員に土屋さん <飯山市>
■市民の寄せ植えで「花街道」 - いいやま花フェスタ寺町花街道 <飯山市>
■寺町の価値再認識 - 6市参加し飯山で寺町サミット <飯山市>
■山岡鉄舟や葛飾北斎も - いいやま寺町わくわくウォッチング <飯山市>
■お寺を暮らしの中に - 蓮證寺で「家族の日」 <飯山市>
■秋高く芸術文化イベント盛ん - 消費生活展・図書館祭り・NPOフェス <飯山市>
■仲町交番に相談員 - 多様な住民ニーズに対応 <飯山市>
■障害者の自立を支援 - 利用者負担の減免も <木島平村>
■太鼓・歌・獅子舞いも - 老健みゆき祭 <飯山市>
■交流から誘客宣伝も - 台湾にゲートボール代表チームを派遣 <飯山市>
■ヤマメ稚魚など放流 - 飯山LC・小学生らが千曲川に <飯山市>
■間伐材でログハウス - 生徒の「得意」生かして・下高井農林高 <木島平村>
■県早起き野球選手権 - 「オール秋津」大平主将が選手宣誓 <木島平村>
■北信濃詩情描いて - 児玉一丈作品展・おぼろ月夜の館 <野沢温泉村>

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