TOP - 過去掲載記事 - 2006年10月7日号

10月7日号掲載記事
 
◆自律へ個性ある村づくりを - 栄村政50周年式典・影の功労者称えて<栄村>
 今から50年前、当時の下高井郡堺村と下水内郡水内村が合併して「栄村」が発足した日と同じ9月30日、同村文化会館を会場に「村制施行50周年記念式典」が行われた。

 全国有数の豪雪地で、昭和36年の青倉地区での大規模雪崩など幾多の豪雪禍、脆弱な生産基盤から今なお過疎が進む厳しい歴史を編む一方で、豊かな自然、住民自治の英知に恵まれて、互助の精神を具現化する、個性豊かな村政を展開、一昨年「自律の村づくり」を宣言した。

 同日、国・県会議員、交流の深い武蔵村山市長や近隣市町村長、国・県出先機関代表ら来賓、村内各種団体長、議員ら約130人が出席した記念式典で、病気療養中の橋村長に代わって島田茂樹助役が「栄村は『もはや戦後ではない』という言葉が流行った昭和31年に合併した。以来今日まで道路整備・福祉・教育・文化・生活環境整備―などと懸命に取り組んできた。近年の中学校統合、高齢者らのための村営バス、雪害救助員制度や若者住宅、6カ所の温泉掘削・振興公社設立、田直し・道直し、物産館、ゲタ履きヘルパー、絵手紙展―など独自施策は内外に注目され、大きな成果を上げた。50年を経ても変わらない自然を大切にして、将来像モデルの達成、克雪など始め、自律に向かって個性ある村づくりを進めることに決意を新たにしたい」と、述べた。

 同日は村政・自治発展、産業・教育など振興に尽くした人、企業17者を功労表彰。また、障害をもつ家族を自らの健康不安を顧みず、献身的に介護している山田はないさん(上ノ原)、同じく、幼少の子どもを抱えながら介護する山田マサエさん(同)、31年の長きにわたり冬期間、集落の消防器具置き場の除雪ボランティアを続けている石澤正さん(志久見)、高齢にもかかわらず、13年間新聞配達を続ける廣瀬武彦さん(青倉)の4人を善行表彰した。

 功労表彰受章者は次の通り(敬称略)。▽桜沢恒友(元村議・平滝)▽南雲安弘(同・泉平)▽島田汎(同・箕作)▽半藤茂俊(元助役・白鳥)▽関澤榮市(元教育長)▽齋藤進(元消防団長)▽石澤秀信(東京栄村会振興、教育支援・さいたま市)▽堀場俊和(映像作品「栄村物語」制作・芦屋市)▽故久保謙一(元村名誉研究員・東京)▽潟Iプシード津南(高齢者等就労支援・津南町)▽潟~スズライフ(雇用の場提供・白鳥)▽廣瀬治夫(「フォトくにさかえ」による村のPR・森)▽保坂良知(ギョウジャニンニクによる特産品開発・月岡)▽藤木孝蔵(作曲・文芸などによる文化振興・極野)▽故島田力(花木・山菜の栽培普及・箕作)▽樋口武夫(スポーツ少年団アルペンスキー指導・小滝)▽島田芳成(榮・栄ふるさと太鼓育成・箕作)。


(写真=来賓や村民代表ら130人が出席した記念式典)
 
◆そば畑をトラクターで - にこにこファームそば花祭り<飯山市>
 飯山市の石田市長は9月定例議会を前にした先月21日、記者会見し、提案議案の概要を明らかにした。

 同市長はこの中で、就任6日めの感想、施策に関する意向などを問われ「大変な課題を抱え、毎日飛んで歩いている。市民要望も多い中で、改めて『もったいない』という日本の美徳を噛み締める必要のあることを実感している。とにかく、人口増を図ることを使命とし、新幹線を視野に重点施策を推進したい。団塊世代をターゲットに、当面、1000人の人口増を目標としたい」と述べた。一般会計の9月補正は新クリーンセンターの今年度建設費分の減額を中心に、合わせて約1億4000万円を減額した。
 
ショットもクイズも - 木島平で高齢者みゆき野交通安全マレットゴルフ大会<木島平村>
 高齢者が関わる交通事故が多発し、死亡事故のほとんどが高齢者で占められる実態を踏まえ、飯水岳北交通安全協会、飯山警察署は先月21日、木島平村ケヤキの森公園マレットゴルフ場で、初の「高齢者みゆき野交通安全マレットゴルフ大会」を開催した。

 お年寄りに普及するマレットゴルフを通じて、交通ルールや地域に関する知識を豊かにしてほしい―というもので、コースの8カ所にチェックポイントを設け、交通法規や高齢者の事故の実態、県や飯山地方の産業・経済などに関する問題を出し、その正否を打数に加減する、独自のルールを採用した。

 同日は90歳の男性を最高齢に、お年寄り約100人が参加、クイズに苦戦しながらもさわやかな打球音を響かせていた。


(写真下=コース途中ではお巡りさんが「ここで問題です」)
 
◆秋の香 - 北信濃風物詩<連載>
 香りというものは好悪に差があり、何ともいいがたいが、もみがらを焼く香は秋の香。

 近年、野焼きが厳しく戒められるためか、田園に立ち上る煙は季節限定になってしまったようだ。

取材で紛れ込んだ道で懐かしい香をかぎ、誘われるようにたどった。

 稲刈りが終わった田の真ん中に、もみがらの山。

頭上の煙突にまた、郷愁を誘われた。
  
◆縁の川越から市長ら 開幕セレモニーに - 相原求一朗展<飯山市>
 先月23日から飯山市美術館で「相原求一朗展 大地への慈しみ」が開催されている。

 相原求一朗さん(1918―99)は、北海道の原風景を多く描いた洋画家で、厳冬期から早春の風景を好んで描いた。その作品は、北信濃の厳しい自然とも重なって、前回展以来この地方にも多くのファンを定着させ、同美術館も12点を所蔵している。

 相原さんの企画展を開くのは、同美術館がオープンした1998年以来2回めで、展示されている46作品は、川越市立美術館や鰍`OKIホールディングス、遺族らから借り受けた。

 この日は、相原さんの出身地で、名誉市民にもなっている川越市から舟橋功一市長、北海道の中札内にある相原美術館から高橋玄洋館長、そして麻木夫人などが同美術館を訪れ、開幕セレモニーでテープカットをした。

 その後、唄/川口京子さん、ピアノ/長谷川芙佐子さんによる企画展記念コンサートが行われ、「夕焼け小焼け」「故郷」では全員合唱となり、会場は歌声に包まれた。

 この企画展は11月5日(日)まで開催される。▽飯山市美術館/午前9時〜午後5時/月曜(祝日の場合は翌日)休館/入場料一般300円、小中学生200円。


(写真=夫人らも出席して行われたテープカット)
  
■新瑞穂保育園が開園 - 旧南端保育園舎改修し
■「里宮」入魂も間近に - 野沢温泉村道祖神村おこしプロジェクト
■田部井さんの講演も - 全国トレイルサミット
■東小児童らが稲刈り - 飯山市福島新田の棚田で
■雅楽にいにしえの舞い - 飯山市五束で「太々神楽」
■北信大会で同点の準優勝 - 飯山小ファルコンズ
■思い出の「夕鶴」山本さんに - 県演劇祭で追悼公演
■免許の前に乗車体験 - 照丘生が安全講習会
■ステージに、買い物に - 常岩の里ながみね「秋桜祭」
■暮らしの中に和紙を - 木島平内山手すき和紙体験の家
■「エルザ」陰で支えて - 飯山の企業がサッカー2選手を受け入れ支援
■大切な幼児期の運動 - 柳沢プログラム研修会
■交通安全に尽して - 坂東さんらに緑十字交通功労賞
■急きょの全国大会にも満足 - 木島平村ソフトバレーの「ふう太ん」
■お茶のみで品評会も - 押し花・コラーシが合同作品展
■改めてハシゴ車が… - 斑尾高原防災訓練
■自然・暮らし描く80の作品展 - 千曲みすずゑ会
■和紙の風あいほのぼの - 2006秋のちぎり絵展

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