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9月23日号掲載記事
 
◆石田新市長が初登庁・職員訓辞 - 市民に目線合わせ課題の解決を<飯山市>
 3日告示された飯山市長選挙で10日、無投票当選が確定した石田正人新市長は15日、市職員や支持者らに迎えられ、初登庁した。

 同日朝8時過ぎ、上村力後援会長らとともに市役所近くで車を降りた石田市長は、職員らの拍手の中、女性職員から花束を贈られ、手を上げて歓迎に応えた。庁舎玄関ドア前で、一瞬立ち止まった石田市長だが、3階市長室のイスに落ち着くと「責任の重さを一層感じるね」と、緊張の面持ちで報道陣のカメラに顔を向けた。

 続いて記者会見に臨んだ市長は、初登庁の感想を聞かれ「玄関でちょっととまどった。覚悟を決めて最初のドアをまたがせてもらった。改めて責任の重さを実感している」と述べた。会見では「市民総参加」を何度も繰り返し、合併問題について「道州制論議が浮上し、改めて自治体は大きく―という流れが出てきた。住民と一緒に考え、早い時期に、できるところから実現したい」。

 新幹線駅周辺整備では「付加価値を創出することが大事。団塊の世代などを視野に定住人口の増加に結び付けたい」、新クリーンセンターについては「これまでの経過を尊重しつつ、見直すべきことは見直す。市民と膝を交え、意見を聞きたい」と述べた。このほか、小規模企業の誘致、公共施設の福祉など活用について語り、助役人事については「方向付けしていない」と、述べるにとどまった。

 この後行われた就任式では、小山教育委員長が職員を代表して「7代目市長、石田市長をお迎えし、衷心から歓迎申し上げたい。市長は豊かな田園・住民の強い心・先人の地を後世に残したいとおっしゃった。足で稼いで心でつなぐともいう。新しいリーダーとしてスタートされるに当たり、健康に留意され、お考えと実行力を発揮していただきたい」と、歓迎の言葉を述べた。

 これを受けて石田市長は「どんなに厳しい条件下でも自然はその摂理をきちんと果たしている。市政を担当する者として、摂理に従って市民の期待にどう応えていくべきか考えてほしい。飯山市には多くの課題が山積している。その一つひとつに市民の声を聞き、目線を合わせて解決していくことを期待する。職員の英知・勇気・努力を集めれば泉は必ず湧く。発展し、元気なふるさとを次代に―という課題に向かい、市民の力を水とし、豊かな人間関係を愛として美しい花を咲かせたい」とあいさつした。


(写真=「市長のイス」に緊張気味の石田市長)
 
◆そば畑をトラクターで - にこにこファームそば花祭り<木島平村>
 木島平村やまびこの丘公園&望郷にこにこファームの「そば花祭り」は16日から3日間開催され、家族連れらでにぎわいを見せた。

 同ファーム一帯に広がるそば畑の花の見ごろに合わせて企画されたもので、期間中▽そば花街道めぐり▽そば打ち体験▽そば料理教室▽にこにこ屋台▽野菜市―などイベントが行われたほか、高社山山頂リフトが運行された。

 このうち、トラクターに乗ってそば花畑をめぐる企画は、ファーム一帯に散在するそば畑や、花期が終わりかけのヒマワリ畑などを20分近くかけて周遊するもので、幼子を連れた家族連れやグループ客らが「停留所」に列をつくる盛況ぶりだった。

 会場内ではそば打ちや、そば料理の体験教室も行われ、訪れた人たちは地元の「名人」の手ほどきを受けて「そば尽くし」の一日を楽しんでいた。やまびこの丘公園、にこにこファームでは今月23・24日に「ダリア祭り」、来月7・8・9日に大収穫祭が行われる。


(写真=そば畑の傍らを行く園内トラクター運行)
 
「ムラ祭り」ピークを迎え - 飯山市奈良沢・蓮<飯山市>
 今月16・17の両日、北信濃地方各地では「ムラ祭り」がピークを迎え、一帯に深更まで祭囃子が流れた。

 この地方の秋祭りを代表する祭りの一つ、飯山・奈良沢神社の祭礼、秋津蓮・静間の祭礼も両日行われ、豪壮で、また、華麗な伝統の秋祭りにアマチュアカメラマンらが押し寄せた。


 〔奈良沢神社祭礼〕狩猟時代の名残りともいわれる「天狗の舞い」で知られる、豪壮で、情緒豊かな祭である。中でも2bを超す大たいまつを振り回す大天狗の舞いは長野冬季オリンピック・エキシビションなどで紹介され、全国に知られることとなった。

 16日は午後6時に祭典行列が事務所をスタート、ことしは北コース・忠恩寺下で最初の大天狗の舞いが行われた。お宮までの3カ所では薙刀・小天狗・おんべ・剣舞のほか、所によって鈴おんべ・もったれ―など、同社ならではの伝統の舞いも披露され、移動中の「道中唄」がえもいわれぬ情緒を醸し出した。

 メーンの大天狗の舞いは、途中、雨に見舞われたが、轟音さえ上げる炎を乱舞させ、剣を光らせ、ムラの安穏を祈る所作に喚声と拍手が送られた。


 〔秋津蓮・信国豊濃神社(しんこくゆたかのじんじゃ)、静間神社〕

 江戸時代末期から明治初めにかけて建造された、精緻な彫刻などがみごとな祭り屋台が見もの。

 蓮・信国豊濃神社には、江戸時代末期に江戸の職人を招いて建造したものを譲り受けた―と伝えられる上組の屋台、同じく江戸時代末期の建造で、当時の山根・中組有志が譲り受けたものを後年、区が無尽を立てて買い取った―といわれる、欄間彫刻がみごとな中山根・伍位野の屋台が奉納される。

 16日は午後1時半にお宮に集合して地区内を運行、午後9時過ぎ、お宮に奉納された。境内に並んだ2台の屋台は、門灯篭などに照らし出され、精緻な彫刻に陰影を刻んでいた。


(写真上=大タイマツが乱舞した大天狗の舞い)
(写真下=門灯篭と祭り屋台の華麗な競演も)
 
◆秋 分 - 北信濃風物詩<連載>
 道の真ん中辺まで石が散乱し、路肩の至る所が欠けてロープが張られた林道をきた。

見上げると、明らかに浮いている石に肝を冷やしながら、飛び出してきた猿にも驚かされて、ひたすら目的地までの距離を測る。

 やっとたどりついた、見慣れた高原の牧場。

その傍らの道に、白い穂状の花が揺れていた。

冷気が漂い、牛たちが寄り添うように腹ばっていた。
  
◆リサイクル家庭から - 飯山市環境会議が学習会<飯山市>
 資源ゴミへの意識を家庭レベルから変えていこうと、飯山市環境会議の循環部会が、市内の児童センターを回って、子どもたち向けの学習会を開く活動をしている。

 15日、戸狩の児童センターで行われた学習会には、40人ほどの地元児童らが参加。学習会では古紙や雑誌、牛乳パック、ダンボールなどはリサイクルの意識が高まってきたが、いわゆる「その他紙類」に分類される、「チラシ」「ティッシュの空き箱」「はがき」などの、燃えるゴミとして出してしまいがちな資源ゴミに関して、手作りの資料を掲示して子どもたちに、リサイクルの大切さを呼びかけた。


(写真=リサイクルの大切さを学んだ学習会)
  
■新しい飯山の原点を - 木内市長ら4役が退任
■40歳以下世帯に家賃補助 - 木島平村初の公営住宅着工
■飯山南・照丘来年度の統合決まる - 飯山北統合は校舎改築後
■市長が初仕事の祝辞 - 飯山市千曲荘で敬老祝賀会
■合掌で祈る安住の地 - 天神堂で24年目の畜魂慰霊法要
■検挙数急増・飲酒検問強化 - 飯山警察署
■18人規模・地元雇用も - 飯山新町にグループホーム
■手打ちそばや「マイ温泉」も - 栄村秋山郷切明温泉祭
◆ハートフルライフ

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