TOP - 過去掲載記事 - 2006年9月16日号

9月16日号掲載記事
 
◆無住の寺を交流の場に再生 - いいやまブナの森倶楽部・温井大応寺<飯山市>
 飯山市岡山温井にあって無住のまま荒廃を進める古刹を、コミュニティー、環境教育などの場として再生する取り組みが進んでいる。今月16日には参道や境内などの草刈りが始まり、活動が本格化する。

 再生が図られるのは、同地区栃寄地籍にある曹洞宗の古刹「大応寺」。岡山村史によると、江戸時代初期の慶応13(1608)年に創建された、高源院末の寺という。老杉の並木が茂る長い大門、本堂、寺林などのほか、かつて麻布作りに苧績する女性らが写経に励んだ史実を伝える「一字一石」の塔が残るが、無住寺となって久しく、傷みが進む。

 「いいやまブナの森倶楽部」(井出孫六会長)では、古刹の朽ち果てるままに放置することを惜しむ檀家、住民らの意向を踏まえ、管理者の了承も得たうえで、ことし5月、温井区総会で事業への合意を得た。

 信越トレイルを歩く登山者や、トレイルの維持・整備活動に関わるボランティア、里山再生ボランティア、地域住民が集い、交流するコミュニティーの場として、また、森や山村文化、暮らしにふれる環境教育の場、都市と農村の交流拠点として再生、活用する。

 ボランティアを募る「ブナ寺」再生プロジェクトは、今月16日からの除草作業で実質スタート、10月半ばまでの日程で境内・寺内の除草、清掃、寺林の整備、堂宇の修繕などが予定される。11月には再生した寺で「山と里をつなぐシンポジウム」の開催も計画されている。


(写真=「ブナ寺」に再生の取り組みが始まる温井大応寺)
 
◆温泉街を彩る灯篭の帯 - 湯沢神社祭礼<野沢温泉村>
 「一度見ないばか 二度見るばか」といわれ、別名「けんか祭り」とも呼ばれる野沢温泉村湯沢神社の例祭・灯篭祭りは8・9の両日行われ、形も色も多彩な灯篭が映し出す華麗な時代絵巻が繰り広げられた。

 江戸時代中期から後期にかけて始まったと伝えられる同祭り。野沢組惣代、42歳の厄年組が主宰して、毎年9月8日に夜祭り、10日に祭礼が行われている。

 夜祭りでは大煙火大会、屋台流し、灯篭行列などが、祭礼ではみこし練り、例祭行列、子どもみこしと宝船―などが行われるが、圧巻は何といっても夜祭りの灯篭行列。シメ切りして道を拓く猿田彦を先導に獅子舞い、三十六歌仙の舞いが要所要所で行われ、それを映す灯篭も制札灯篭を先頭に御幣灯篭・花灯篭・鈴灯篭・奴灯篭・三十六歌仙灯篭―など並ぶ様は、華麗な時代絵巻。

 獅子舞いの合間をぬって子どもたちが奴灯篭を打ち合うと、会場の大湯通りを埋め尽くした観客から囃し言葉と拍手がわいた。
 
住民が自主避難訓練 - 飯山市桑名川地区<飯山市>
 一昨年の中越地震規模の大震災を想定して10日、飯山市の岡山桑名川地区で初めての避難訓練が行われた。

 6組、365人の住民のうち、約67%に当たる245人が参加。一次避難所に指定された各組集会所に避難後、さらに岡山小学校体育館・森の家の指定避難場所に移動、岳北消防本部職員の防災講話を聞いた後、消火器取り扱い訓練を行った。

 同地区では、市の自主防災組織整備の要請を受けて昨年、総務、情報・連絡、消防・救助、避難・誘導―など6班から成る地域防災体制を整備、この日、全住民参加による初めての避難訓練を行った。

 渡辺吉宗区長によると、体の不自由なお年寄りも車椅子で参加したが、住民の自主避難は迅速で整然としており、防災意識の高さをうかがわせたという。


(写真=消火器の取り扱いを体験する住民)
 
◆秋風揺藍 - 北信濃風物詩<連載>
 山里の今の季節。

厳しい残暑が続いたと思ったら、数日の雨で一転、初秋の趣を濃くした。

白露も過ぎ、暦は既に秋なのだが、その後に待つ冬を意識してか、晩夏であってもいいと思う。

 山里は今、そばの花が咲き、日ごと、白い花の海が色彩を濃くする。

ススキも、コスモスも、そして、ガマも秋であることをアピールする。

静かな時が流れている。
  
◆秋の音色をハープで - 合唱・お話・吹奏楽や太鼓も<栄村>
 9日、栄村箕作の常慶院で恒例の「月夜のコンサート」(島田芳成実行委員長)が行われた。

 毎年、ハープセラピストの小倉知香子さんを迎えて行われてきた同コンサートもことしで17回め。今回は栄村制施行50周年記念事業と合わせて行われ、村内の団体「桐の葉コーラス」「お話しの会」「栄中学校吹奏楽部」「榮太鼓」「栄ふるさと太鼓」、また、県外からは「那須野ケ原疏水太鼓(栃木県那須塩原市)」が参加し、 会場となった常慶院には県内外からの聴衆およそ130人が詰めかけた。

 小倉さんは「栄村は涼しいと思ってやって来たが、暑くてびっくり。せめてハープだけでも秋の音色をお届けしたい」と「小さい秋見つけた」などを演奏し、「ふるさと」の演奏では会場全体での合唱となった。


(写真=ひと足早く秋の音色を楽しんだ月夜のコンサート)
  
■飲酒運転しません宣言 - 全職員が自筆誓約書 《木島平村》
■戸狩温泉から元気発信 - 中小企業庁の支援事業 《飯山市》
■支援策検討へ国交省視察 - 千曲川・花の里山支援事業 《飯山市》
■住民サポート励みに - ウルトラ100`クロスカントリーマラソン・イン木島平 《木島平村》
■高所救助やドクターヘリも - 栄村総合防災訓練
■全学年で最後?で歴史展も - 飯山照丘高校・照丘祭
■「できること」問い続けて - 北信州農村女性のつどい
■「7位」に応援席沸く - GP・白馬ジャンプ大会 竹内さん世界に伍して

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