TOP - 過去掲載記事 - 2006年9月9日号

9月9日号掲載記事
 
◆次期市長に石田正人さん - 他に候補なく40年ぶり無投票<飯山市>
 任期満了に伴う飯山市長選挙は3日告示され、同日午後5時の立候補届出締め切りまでに、JA北信州みゆき顧問で無所属新人の石田正人さん以外に立候補の届け出が無かったため、飯山市選挙管理委員会は、今回市長選を無投票と決め、石田さんの当選が内定した。同選管は10日に選挙会を開き、正式に石田さんの当選を決める。

 告示日の3日、石田さんは市街地のホテルで出陣式を行い、本町・アスク跡地での第一声、JR戸狩野沢温泉駅広場での街頭演説で、市長選に臨む基本姿勢・政策を訴えた。

 出陣式には国会議員、高橋栄・河野野沢温泉村長、湯本木島平村助役ら近隣村首長らが出席。石田さんはその後の第一声、街頭演説にも共通して「途中、挫折しかかったこともあったが、皆さんの要請に何が何でも応えなければならない―と、出馬を決意した。市民の皆さんのお力をお借りし、一生懸命市政に尽くしたい。活性化は市民総参加でなければできない」と述べた。

 そして、政策として「自然も資源に、新幹線に付加価値を高めること。小規模でも働く場を確保することで、税収増にも結び付く。農業は命を守る心臓であり、それを認識した展開とともに、悠久のふるさとを次世代に渡す責任がある。4市村とも自立を選択したが、器を大きくするメリットもある。クリーンセンターは、関係市村で協議した経過はあるが、問題もあり、検討する必要性を感じている」と訴えた。

 橋栄村長は「飯山市を中心とした広域発展に、ともに汗をかいていきたい。石田さんがモットーとする『足で稼いで心でつなぐ』は、地方自治にとって大切なこと」と、激励した。

 石田さんは同日、市内をほぼ一周し、立候補のあいさつをした後、午後4時過ぎに本町に設けた選挙事務所に戻り、立候補届けの受け付け締め切りを待った。 午後5時、届け出が締め切られると、選挙事務所にはどよめきが起こり、報道陣の取材攻勢の中で、「バンザイ」が何度も繰り返された。同夜の、約150人が集まった当選祝賀会には小坂文部科学大臣、木内市長らも出席、新市長予定者の誕生を祝った。


(写真=街頭で政策理念を訴える石田さん)
 
◆灯篭が映す伝統の祭礼 - 桑名川の名立神社<飯山市>
 その昔、越後から伝えられたとも、地元伝来のものとも伝えられる「剣の舞い」などで知られる、飯山市岡山桑名川の「名立神社」例祭は2日、宵祭りが行われ、住民やアマチュアカメラマンらでにぎわった。

 「灯篭連れ(とうろづれ)」とも呼ばれる宵祭りは上・下「まつり組」の、参道入り口広場での、頭役による配役発表で始まった。これに続き、子どものなぎなた、獅子舞いなどが奉納され、制札灯篭を先頭に「とうろづれ」がスタート。警固灯篭・御幣灯篭・三十六歌仙灯篭・鈴灯篭―など、形も色彩も多彩な「とうろづれ」は夜目に鮮やかで、浴衣姿の家族連れらを映す。

 鳥居付近での天狗のシメ切り、獅子の道中舞い、そして、拝殿での剣の舞い。伝統の「祭礼(さいれ)」は深更まで続いた。


(写真=祭礼の夜、ムラの入り口では伝統の舞いの数々が)
 
ヘリで救出・消火 - 飯山市総合防災訓練<飯山市>
 平成18年度飯山市総合防災訓練は2日朝、戸狩小学校グラウンドをメーン会場に開催された。

 同日早朝、県北部を強い地震が襲い、太田地区全域で家屋の倒壊、火災などが発生、甚大な被害となった―との想定で行われた同訓練。太田地区住民、市消防団、飯山日赤、市内郵便局、飯山警察署、岳北消防本部などに加え、陸上自衛隊松本駐屯地第13普通科連隊第3中隊の隊員ら合わせて約600人が参加した。

 会場一帯では非常事態告知で始まり、初期消火・避難退避・煙中体験・集団救急、救護・給食炊き出し・緊急物資輸送・救助・救出―など訓練が行われ、消防車、救急車などのサイレンが鳴り響いた。

 この中で、被害情報収集・救助・救出、山林火災消火訓練には自衛隊、県消防防災航空隊のヘリが参加、戸狩小屋上に取り残された被災者の救出や、スキー場近くの山林への散水などに、威力をみせた。


(写真=ヘリによる救出訓練の様子)
 
◆白 露 - 北信濃風物詩<連載>
 稲田の色が、日一日と変化していく。

新緑のころ、緑色が朝と夕では微妙に異なるように、稲田は刻々と黄金色に向かって変化する。

 ここ数年、異常気象、災害が多発した。

ことしは特に病害虫の発生もあった。

路傍のお地蔵様は、そうしたことの全てを見ていなさる。

炎暑に一緒に身を焼き、豪雨にはともにずぶ濡れになって、見ていなさる。
  
◆熊がお年寄り襲う - 飯山市瑞穂<飯山市>
 1日午前5時半ごろ、飯山市瑞穂中組の農家軒下で、畑仕事のための水を汲もうとしていたお年寄りが突然、熊に襲われ、顔や頭などにケガを負った。

 現場は、保育園近くの住宅地で、子どもの通園・通学などの安全を守るため、その時間帯を中心に、猟友会や警察、消防団などが一帯をパトロール。東小学校では集落ごとに教職員らが付き添って集団下校した。熊の出没はその後、市街地近くでも確認されている。


(写真=集団下校をする児童たち)
  
■立候補届出書類は8派に - 飯山市長選経過
■合併・任期中1村でも - 石田市政の政策を聞く
■委員10人・審議会初会合 - 新幹線飯山駅周辺土地区画整理事業
■仲町交番に花活け30年・転落事故の男性を救助 - 飯山警察署が感謝状を贈る
■「ふう太号」運航開始 - 木島平村の新公共交通
■「芸術は長く」ひ孫が謝辞 - ふるさと館で佐久間雲窓展
■乗客の実際の避難も - JR飯山線で地震防災訓練
■高校機能活用した交流も - 木島平職員会秋季総会
■雪まつりポスター原画に投票を

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