TOP - 過去掲載記事 - 2006年8月12日号

8月12日号掲載記事
 
◆新しい知事に村井仁さん - 田中県政継続ノー
 任期満了に伴う長野県知事選挙は6日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前自民党衆院議員の村井仁さん(69)が、現職の田中康夫さん(50)=無所属=に約7万8500票の差をつけて初当選した。

 激戦がいわれながら、意外ともいわれる差がついた今回知事選。飯山市・木島平村・野沢温泉村・栄村の北信濃4市村では村井さんが全てでトップ得票、前回知事選での田中さんの得票を上回る、合わせて1万4274票を獲得し、田中さんに大差を付けた。

 田中さんは栄村で村井さんに急迫したものの、他市村では大差を付けられ、4市村全体で前回得票(1万4082票)の約56・3%に当たる7930票にとどまった。

 村井さんの得票は当日有権者(3万800人)の46・34%、投票者総数の63・7%。

 今回知事選では、事前の各種世論調査、期日前投票者数などから、有権者の関心の高いことがいわれたが、県全体の傾向同様、北信濃地方でも投票率は4市村で72・77%と、前回(81・4%)から大きく落ち込んだ。

 同夜、飯山市南町に置かれた村井さんの支持母体「輝く81の会」飯水支部(佐藤誠一会長)事務所では、テレビでいち早く打たれた「当確」の報を聞いた支持者たちが相次いで訪れ、木内飯山市長らが顔を見せた午後9時過ぎ、「当選報告会」を開き、万歳や拍手で喜び合った。

 今回知事選の開票結果について、木内市長は「よかった―の一語に尽きる。新クリーンセンターの建設計画を国に上げていただけるかな、ということ、北陸新幹線の用地問題に影響している長野市・淺川治水問題の推進が図られるかな―ということに期待している。福祉・教育問題の具体策は見えないが、そして、市民間にはいろいろ受け止め方はあるだろうが、せめて他県並みの公共事業も待望される」と語った。
 
◆「発展させる会」12日に - 飯山市長選<飯山市>
 先月8日に発会式を行い、具体的・本格的な活動は知事選後―としてきた「明日の飯山市を創る会」(森司朗会長)はこのほど、発会式後から同会に参加する市議らを通じて、各地区・各界・各層の約100人に依頼した、市長選に関わる政策などアンケートの結果をまとめた。

 アンケートは、間近に迫った市長選に向け、同会が「市民の率直な政策提言、市政に対する意見や要望を聞き、政策立案などに資するとともに、候補者選びの指針ともしたい」と、実施したもので、ほとんどから回答を得た。

 森会長によると「政策提言」で多かったのは@近隣市村との合併再考A企業誘致B農業振興―で、「人口定住策」「観光振興策」などがこれに次いだ。特別に項目を設けた「新クリーンセンター」問題に対しては、建設位置を中心に現計画を疑問視する意見が多かったという。

 このほか「市長にふさわしい人物像」「現市政の評価」については様々な意見があったが、「市民の意見を聞き、職員との信頼関係を築ける、決断と実行力のある人を」というのが、アンケートから浮かび上がる「期待される市長像」という。

 アンケート結果に森会長は「市民の率直で真摯なご意見に身が引き締まる思いだ。政策提言を大切にし、市民本意の市政実現に資したい」と語る。新クリーンセンター問題に関しては、経過や関係市村の意向などを踏まえ、改めて考えるという。

 飯山市長選に向けては「市民による市民のための地域づくり」を基本に飯山市議会内会派の「緑新会」国会議員後援組織の「正風会」「憲翔会」が中心になって話し合いを進めている「飯山市を発展させる会」(仮称・武田国蔵会長=内定=)が12日、市民会館で発会式を開き、活動を本格化する。
 
選択・検証の言質を - 飯山市長選でみゆきのJC「公開討論会」を計画<飯山市>
 ことし9月10日に予定される飯山市長選挙で、候補者の政策を市民に明らかにし、「選択」の判断資料にしてもらうとともに、市政への関心を深めることなどを目的に、みゆき野青年会議所(片塩茂理事長)は来月1日、飯山市民会館で「ローカルマニフェスト型公開討論会」を開く。

 主催者の公正・中立的な立場を旨とする同討論会は、候補者・コーディネーター間の討論から、候補者の政治姿勢や政策などを明らかにし、選挙後の政策実践度などチェック資料ともするもの。

 JCでは「公開討論会支援NGOリンカーンフォーラム」の後援を得て、今回知事選でも候補者を招いて公開討論会を開催、市長選レベルでは塩尻などでも開催するなど取り組んでいる。

 同JCでは、内部に実行委員会を設け、飯山市長選に向けた候補擁立の動きを注視しながら、候補者が決まり次第、公開討論会への参加を申し入れる。討論会は1日午後7時から市民会館ホールで開催される。 片塩理事長は「選挙は地域の将来がかかる重要な選択。言いっ放し、聞きっ放しの政策論争であってはならない」と市民の参加を呼びかける。
 
◆水浴び - 北信濃風物詩<連載>
 やんどももよっぽど暑かったのだろう。

「カラスの行水」ならぬ「ハトの水浴び」する姿を見た。

今夏、毎日「この夏一番の暑さ」というほどの熱暑に襲われている。

 少し前「束の間でも青空が…」などといい、今は「一滴の雨を…」という。

雨でも熱暑でもその被害に遭った人たちには、わがままではなく、真剣な祈り。

水浴びの飛沫が輝いて見えた。
  
◆ありがとう鈴木先生 - 亡き師に鎮魂の太鼓曲<飯山市>
 5日、飯山市常盤のJA北信州みゆき「Aコープみゆき店」駐車場で開催された「JA祭」で、常盤小学校の子どもたちが、太鼓を指導し、オリジナル曲もプレゼントしてくれた、今は亡き鈴木京二先生へのレクイエム(鎮魂歌)を奏でた。

 レクイエム「常盤の華」を太鼓演奏したのは常盤小3年生の18人と、担任の橋京子先生。音楽と総合学習の中で太鼓を学び、近くに住む元教員、鈴木京二先生の指導を受けた。

 先生はコミュニケーションの広がり、地域との融合、感謝の気持ちの醸成―を説き、病魔と闘う生活の中、時には車椅子で練習に駆けつけ、指導してくれた。オリジナル曲の「常盤の華」には、先生の娘で榮・さかえふるさと太鼓を指導する島田美香さんの振り付けも添えられている。

 先生は先ごろ、ついに「不帰の客」となってしまったが、子どもたちの心の中には優しさにあふれた先生の面影と教えが刻まれている。

 同日の、多くの人出でにぎわったJA祭。3年生18人と橋先生は、鈴木先生の魂の込もったふるさと賛歌でもある「常盤の華」を力いっぱい打ち鳴らした。太鼓に加えて、縦笛やトライアングルも登場する曲は、さわやかな清涼感を運ぶ風となって吹き渡った。指導に当たってきた橋先生は「子どもたちの思いは、きっと届いたと思います」と、話していた。


(写真=「聞えますか?先生」と太鼓を打つ児童たち)
  
■故郷が水没する日が - 千曲川治水学習会
■手造りイカダで川下り - 子供たちのサマーチャレンジ
■木島平からジュニアサッカー発信 - みゆき野FCも交流
■「限りある資源」大切に - かがやき21・資源ゴミ休日回収
■グローブ?ナスです - 常盤の芦沢さん方
■県家畜審査競技で最優秀 - 下高井農林高の西方さん
■「レモン電池」に歓声 - 中電親子サイエンス

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