TOP - 過去掲載記事 - 2006年8月5日号

8月5日号掲載記事
 
◆民主・無党派層の流れがカギ? - 長野県知事選激戦のまま最終盤へ
 任期満了に伴う長野県知事選は6日の投票日に向けて、激戦のまま最終盤に入っている。今回知事選には前自民党衆院議員の村井仁さん(69)=無所属新・長野市=、現職知事で3選を目指す田中康夫さん(50)=無所属現・軽井沢町=の2人が立候補、世論調査では予断を許さない、激しい争いを展開していることが報じられる。

 今回知事選で村井さんは「市町村が主役の輝く長野県へ」を政策スローガンに▽ひとつひとつの市町村が、明日の長野県を創る▽市町村の取り組みをサポートする、新しい県政へ▽長野県に育まれてきた、ひとりの政治家として―と、政治姿勢をアピール。「県職員と知事が、行政のプロとして市町村をサポートしていく、新しい県政を実現する」と訴えてきた。

 田中さんは「県民のための県政改革をこれからも」とし▽ガラス張り知事室▽脱ダム宣言▽財政再建▽入札制度改革▽脱記者クラブ▽信州型木製ガードレール▽高齢者福祉▽子育て支援▽信州ブランド戦略―の改革成果をアピール。「県民とともに未来へ誇れる『美しい信州』。安心して暮らせる『豊かな信州』」の実現などを訴えてきた。

 飯水岳北4市村では、前回選挙で田中さんが約1万4000票でトップ得票。対立候補の長谷川敬子さんに3500余票の差を付けた。今回、村井さんは自・公・連合などの組織に乗り、一部を除いて地域に広く浸透、勢いを付ける。民主票をどこまで取り込めるか―がカギ。田中さんは共産党支持層、「勝手連」的活動などに支えられ、支持固めに当たる。若者・女性など支持基盤は固いが支持の広がり、抑えがカギ。

 1日現在、飯山市・木島平村・野沢温泉村・栄村の期日前投票者は970人。一部を除き前回知事選を上回っている。
 
◆「発展させる会」も・進む候補者選び - 飯山市長選<飯山市>
 「市民による市民のための地域づくり」を基本に、希望、展望が描ける市政を推進する必要がある―とし、飯山市議会内会派の「緑新会」、国会議員後援組織の「正風会」「憲翔会」の3派は先月27日、「飯山市を発展させる会」(仮称)の設立準備会を開いた。

 間近に迫った市長選に向け▽相互扶助の理念に基づき、安心して暮らせる地域づくり▽将来のビジョンを共有できる夢づくり▽将来を託すことのできる人づくり―を活動目標に掲げ、独自候補の擁立と取り組む。同日の会議で、会長に武田国蔵さん、副会長に山本繁樹さん、望月弘幸さん、佐藤誠一さん、幹事長に久保田幸治さん、事務局長に宮崎登さんをそれぞれ内定した。

 8月12日に設立総会を開く予定で、各種団体・グループ・個人への参加呼びかけなど準備活動と合わせ、23人の呼びかけ人を中心に、候補者選びのための意見集約、意向打診などと取り組むことにしている。

 こうした動きに対して、先に発足した「明日の飯山市を創る会」(森司朗会長)は、知事選後にも本格的な活動を展開する―としてきたが、それまでの間にも、幹部らが個人レベルで接触、意向打診するなど、候補者選びを進める。

 このほか、環境問題などで現市政、既存勢力に批判的なグループでも、市長選を視野に、独自の主張をアピール、候補擁立を示唆する動きを見せており、飯山市長選は、知事選後の来週初めから動きを活発化させる動向にある。
 
お告げは「五穀豊穣」 - 木島平村南鴨で子供松子<木島平村>
 子どもたちが主役の、子どもたちだけの「松子」として、木島平村南鴨地区に伝承される「南鴨の柱松神事」が30日、同地区大塚山陣屋で行われた。

 柱松神事は修験道の「験(げん)比べ」の遺習といわれ、南鴨では100年以上も昔から豊凶占いの神事として受け継がれている。一時期途絶えたものを10年近く前に復活、大塚山の夏祭りに奉納されている。

 主役の松神子、これに従う門番、大団扇、青木、親方に率いられる「棒付」や点火役の「火打ち」から、神事を進行する役の「文山」(おかめ)、「練り山」(天狗)などまで、全てが子どもたちが演じる子どもたちだけの伝統神事。

 ことしは例年より早く柱松に火が入り、陣屋北側の柱松が倒されて「五穀豊穣」の神託が下された。


(写真=子どもたちが主役を務めた南鴨の柱松神事)
 
◆夏祭り - 北信濃風物詩<連載>
 豪雨災害をもたらした梅雨もやっと明け、北信濃路はもう夏。

水害の爪あとはまだ各所に残り、それが白茶けて無残さをさらす。

 「しょうねやさ」と、気を取り直す農家の人たち。

立ち話の傍らを祭り行列が過ぎる。

ひまわりと祭りちょうちん。

行列に表情が輝いた。

子どもたちを見る目が優しい。

夏祭りの季節が行く。

それにしてもアッチでなえ。
  
◆「体験入学」に250人が参加 - 来年度発足の新高校<飯山市>
 平成19年度統合に向けて準備を進めている飯山南高・飯山照丘高は先月27日、新しい高校の校舎・施設となる飯山南高で「体験入学・学習」を実施した。

 現在、校名を募集している新しい高校は、19年度の募集定員が普通科3クラス(120人)、体育科1クラス(40人)の合わせて160人となるが、同日の体験入学には普通科で190人、体育科で61人が参加。

 「統合後の新しい学校の概要を中学生に説明し、授業体験、施設・部活動見学を通じて普通科・体育科の教育に理解を深め、進路選択に資する」との主旨で行われた体験入学では、新高校の概要説明、学校生活・クラブの紹介の後、普通科・体育科に分かれて授業体験や施設見学などが行われた。

 普通科では国語・社会・数学・理科・英語のほか、陶芸や情報の授業が行われ、各教室では板書を熱心にメモする姿が見られた。

 情報科では既存のカレンダーにイラストや写真などを入れてデザインし、入試までのスケジュールを作成する学習が行われ、先生の指導を受けながら独創的なスケジュール表作りに取り組んでいた。

 体育科ではスキー・野球・剣道・バレーボールの専攻種目に分かれて、実技体験を行った。


(写真=情報科で入試スケジュール作りに取り組む中学生)
  
■武蔵野市長が現地視察 - 戸狩・信濃平セカンドスクール会場を
■稲・アスパラなど打撃 - 7月の梅雨前線豪雨災害
■篤志寄付で善行表彰 - 平成18年度飯山市表彰式
■蓮茶でひと息ついて - 飯山奈良沢・蓮田で飯山寺町蓮まつり
■「命の水」に感謝して - 掘貫記念碑を参詣 信越国境サミット
■昔の食も伝えて - 木島平村で多世代間交流
■被爆体験語り続けて - 「この子たちの夏」今年も
■8月15日に非戦・平和の鐘 - 浄土真宗本願寺派長野教区飯山組の9寺
■夕涼み・縁日・エアロビ - 時折の雨の中「とがり夏まつり」
■「からくり」で出前授業 - 国立長野高専・小中生ら参加

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