TOP - 過去掲載記事 - 2006年7月15日号

7月15日号掲載記事
 
◆「明かり」工区 上倉から起工- 地権者らも出席して安全祈願祭<飯山市>
 北陸新幹線飯山駅〜飯山トンネル間の上倉橋梁・長峰トンネル・盛土工事の安全祈願祭が10日、上倉地籍の現地で行われた。

 工事が行われるのは新幹線飯山駅北西から飯山トンネルまでの415b。このうち長峰トンネルは110b、主要地方道飯山斑尾新井線に架設される橋梁、その南東の高架橋は78b、盛土部分は227bとなっている。

 同日の「フジタ・吉川特定建設工事共同企業体」主催による安全祈願祭には木内市長、鉄道・運輸機構鉄道建設本部北陸新幹線建設局・国県現地機関・各種団体関係者、地権者らが出席、神事で工事の無事を祈った。

 同日示されたイメージ図では、長峰〜飯山トンネル間は、雪害対策でドーム型のスノーシェルターで覆われる。また、主要地方道をまたぐ橋梁西側にはトンネルの保守・管理などに使われる通路が設けられる。トンネル・高架橋・橋梁・盛土工事の総工費は約12億円。

 鉄道・運輸機構の話では、北陸新幹線は今週中にも中野市の夜間瀬川橋梁が起工され、トンネルと合わせて「明かり」部分の工事が本格化する。飯山市の上倉地区では、飯山トンネルの坑口、長峰西側の盛土など、新幹線工事の進む様が一望でき、丘陵上には見学者の姿も見られる。


(写真=抗口を望む「明かり」工区一帯)
 
◆候補決定は知事選後 - 明日の飯山市を創る会発会<飯山市>
 5月の木内正勝飯山市長の、今期市長選挙不出馬声明を受け、現飯山市政の評価を含め、飯山市や岳北一帯の将来について考える―としていた「飯山市の明日を考える会」が、「明日の飯山市を創る会」と名称を変え、その発会式が8日、市内ホテルで開かれた。

 呼びかけ人代表の森司郎さんは「木内市長の不出馬声明を重く受け止め、これからの市を担うリーダーをどう選ぶか意見交換してきた。密室の中でなく、市民間で手続きを踏んで今日に到っている。知事選後に(候補予定者が)決められればいい。今月いっぱい多くの要望を寄せて頂き、民主的に(候補予定者)を選びたい」と挨拶。呼びかけ人の1人、小林仁さんは「中心商店街はシャッターの閉まった店が多くなり、寂しい限りだ。このままでいいわけはなく、街づくりをどうするのかが課題。国の財政難、127億円の起債を抱える市の実態を踏まえ、、人口減が進む今、手を打たなければ―という危機感がある。明日の飯山を考え、リーダーシップのとれる人を選びたい」と述べた。また、同じく呼びかけ人の石田正人さんは「飯山市は八方ふさがりの大変な状態になってきている。観光・スキー場の問題、ゴミ処理・堆肥センターの問題、農業や教育の問題など課題が山積している。全部立ちふさがった様な状況の中で、この創る会で皆さんから選んでいただく素晴らしいリーダーが、新しい道を拓いていくことを望んでいる。皆さん方の中から『この人をリーダーにしてほしい』という強い要望を出していただいて、一つの方向を目指していきたい」と話した。

 役員の選出では会長に森司朗さん、副会長に石田正人さん、小林仁さん、幹事長に佐藤俊平さんをそれぞれ選んだ。同会は今後、委員会や支部の設置などを検討し、今月20日に告示され、来月6日に投票が行われる長野県知事選挙後をメドに、候補者を選出したいとしている。


(写真=「隘路打開」が説かれた「創る会」発会式)
 
飯山市が一般廃棄物収集運搬・処分業許可取り消し - 飯山堆肥センター<飯山市>
 飯山市木島の「飯山堆肥センター」が県から産業廃棄物収集運搬業・産業廃棄物処分業・一般廃棄物処理施設設置―の許可取り消し処分を受けたことに伴い、飯山市の木内市長は8日、市役所に同社の栗林彰一代表取締役を呼び、一般廃棄物収集運搬・処分業の許可取り消しを伝えた。

 同堆肥センターはきゅう肥・廃オガ・浄化槽汚泥を処理し、堆肥化して岡山国営開発農地に搬入、肥沃化を図ることを目的に平成4年、営農環境整備事業を導入、全国競馬・畜産振興会の助成などを受けて建設され、5年から操業した。

 が、平成10年以来、汚泥の不法投棄、搬入量の虚偽報告、木屑・異物混入に加え、臭気をめぐる周辺地区住民とのトラブルなどが相次ぎ、県・市による行政処分、改善指示・戒告、厳重注意などを受けた経過がある(市の経過資料による)。

 県は7日、異物が混入した廃棄物を農地に不法投棄した―として、同社に対し廃棄物の処理・清掃に関する法律に基づく行政処分を通知。8日の市処分はこれに基づくもので、同社の行為は廃棄物処理法の欠格事項に当たるというもの。

 同日、一般廃棄物収集・運搬、処分業の許可取り消し処分の通知を受けた栗林社長は「処分は不当。現時点でのコメントはない」と述べた。また、木内市長は「臭気などで住民の皆さんに長い間ご迷惑をおかけした。不法投棄などを繰り返してきたことを遺憾に思ってきた。今は、改めて風評被害を心配している」と語った。

 同市では昨年6月以来、下水道汚泥について、市外処理施設に処理を委託し、同社の堆肥を使わないよう指示、土壌改良などを指導している。現在、同市内農家では、民間施設の堆肥を使っているという。
 
◆花なだれ - 北信濃風物詩<連載>
 以前から存在は知っていた。

都会から来た友人を案内して町なかを巡っていた折、鮮やかな花群れに出会った。

 その城址は、母校に近く、様々な思い出が残っている。

苦さも、甘酸っぱさも。

当時とは趣はずいぶん変わってしまったが、所々、昔のままのスポットがある。

紫陽花の「七変化」はそのまま、人生の転変なのかもしれない。

斜面に花が雪崩うつ。
  
◆簡単にできる10割そば - 特製機器使い栄村で講習会<栄村>
 栄村役場で先月30日、簡単にできる10割そばと、そばの作付けに関する講習会が開かれた。参加者は観光関係者・そば生産者・学校関係者ら約30人で、そばの作付けと生産、10割そばを簡単に作る原理の学習、そば打ちの実践と試食を体験した。

「簡単にできる10割そば」のアイテムは機械化。製粉からこね・伸ばし、細切などまで簡便に、力もいらずにできる特製機器が開発されており、この日はそうした機器を使ったそば打ちが紹介された。

 製粉機では粒子の細かな粉がひけることから、つなぎやすくなり、従来より10割そばが打ちやすくなったという。試食では、本来のそば粉の色が生かされ、腰の強さ、切れにくさが感想として語られた。

 栄村では参加者の声を聞き、今回の講習会をサポートした村名誉研究員、兒玉徹東大名誉教授、食品総合研究所、県農事試験場などのアドバイスを得て、お年寄りでも簡単にできる10割そばを村の名物とし、日常的に提供できるか―など検討したいとしている。

 (記事は本社で職場体験した飯山第三中学校2年生、川久保さん・嶋田さんが取材、記事にまとめたものを、本紙が校正し、編集したものです)。
  
◆【特集】検証(上)飯山市政 - 課題残る満足度調査
■安定供給で特産地化を - 栄村秋山でギョウジャニンニクシンポジウム
■定数減でも無投票 - 飯山市農業委員選挙
■殉職者に思い馳せ - 栄野々海大明神祭
■惜別のラストコンサート - 寺の町野の花コンサート
■豪雪の後片付けも - 木島平ふう太河童の川普請
■伝統工芸にふれて - 奥信濃特産まつり
■歌声に練習成果 - 飯山南高音楽祭
■遭難防止の立て看板 - 飯山警察署遭対協など
■消防訓練チームひた走る - 栄縦断駅伝・女性や子供も

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