TOP - 過去掲載記事 - 2006年6月17日号

6月17日号掲載記事
 
◆地域の子どもは地域で守る - ボランティアのパトロール隊結成<野沢温泉村>
 「子どもたちが安心して登下校できる地域社会にしたい。できるだけ多くの時間を子どもたちとともにできるよう工夫したい」―。7日午後、野沢温泉村市川小学校(長谷部力校長・児童32人)で、「市川小ボランティアパトロール隊」の結成式が行われた。

 徒歩で登下校する平林・虫生・七ケ巻などの児童の、主に下校時に付き添い、安全を守るボランティアパトロールの隊員は、地区老人会のメンバー16人。全国的に子どもを狙った凶悪犯罪が多発している中で、同校PTAの協力要請を受けた老人会が、「会を挙げて、地域の子どもは地域で守ろう」と、会員に参加を募って対応することを決めた。

 同日、児童の下校に合わせて行われた結成式では、お年寄り隊員が1人ずつ決意表明を兼ねて自己紹介。「早く名前も家も覚えたい」「〇〇のジイチャです。毎日迎えにくるからね」「みんなの元気なあいさつがうれしいです」などと話した。

 これに応えて関口智也児童会長が「毎日登下校を見守ってもらうことにありがとう。顔を覚えて、元気にあいさつしたい。お願いします」と述べ、全児童が立ち上がって隊員に「お願いします」とあいさつした。

 ボランティア代表の河野善次郎さんは「地域の子どもは地域で守ろうと呼びかけ、会員の皆さんの協力を得た。皆さんが安心して登下校できる地域社会となるよう、できるだけ多くの時間を皆さんとともにしたい」と、決意表明した。同日はさっそく地区ごとのコースに分かれ、お年寄りと児童が一緒に下校する姿が見られた。 


(写真=お年寄りと帰路の歩道橋を上る子どもたち)
 
◆サマーチャレンジ2006 - 野沢温泉村子ども会育成連<野沢温泉村>
 身近な自然の中で、子どもたちに心から楽しめる体験活動を提供することを目的とする、野沢温泉村子ども会育成連絡協議会の「サマーチャレンジ2006」千曲川いかだ下りは、7月17日に行われるが、これを前に、3日から11日にかけて、いかだ下りをサポートする人たちの「自然体験活動リーダー研修」が行われた。

 「サマーチャレンジ」は小学生高学年生、中学生を対象に、PTA、スキークラブ、体育協会の協力を得て7月17日に行われる。同日は飯山市の「湯滝温泉」をベースに、いかだ造りから、市川橋下流左岸までの川下りが計画され、5月末までに約80人の参加が申し込まれている。

 自然体験活動リーダー養成研修は、子ども育成活動関係者、PTA関係者ら、川下りをサポートする人たちらを対象に、青少年育成につながる行事・活動企画、川下り・アウトドア活動の実践などを学ぶもの。

 4日、約20人のリーダーらは、湯滝温泉から市川橋までの間を、タイヤチューブを浮力にした手造りいかだで下り、流れの実態や危険個所、沿川の様子などをチェック。下境沖では、淀みにはまるいかだもあり、「母なる川」の様々な姿が認識された。
 
先人の実績を訪ねて - 飯山市太田の清水さん<飯山市>
 飯山市富倉滝ノ脇出身で、終戦直後から「在満同胞」救済代表として、旧満州からの引揚者支援に尽くした元明治大学教授、丸山邦雄さん。引揚活動の拠点となった中国・葫蘆(ころ)島で開かれる「葫蘆島邦人引揚60周年」記念行事に参加し、丸山さんの事績を訪ねたい―という人がいる。

 飯山市太田瀬木の民宿経営、清水重右エ門さん。子どものころ、恩師から丸山さん著の「ユートピアをめざして アジアの曙―死線を越えて」をもらった。中国・旧満州の引揚者救援に尽くした、秘話を交えた記録である。ただ、当時の印象は「飯山にもえれえ先生がえるんだ」程度だったという。

 が、ことし、飯山市日中友好協会の会長に就任し、松本市で開かれた県協会の集まりに出て、ことしは葫蘆島邦人引揚60周年の年に当たることを知り、丸山さんの存在を胸中に蘇らせた。そして、葫蘆島での記念行事に参加することを決めた。

 丸山さんの出身地、富倉を訪ね、生家の土蔵が残り、近くに縁者のいることも知った。が、生地にも市内にも丸山さんの事績を語るモニュメントはない。丸山さんの写真を探し、それを胸に葫蘆島を訪ねたいという。丸山さんの事績をたどり、よすがにふれたい。そして、郷里飯山に、事績をたたえる何かを残したい。清水さんは密やかな夢を胸に、23日、中国に旅立つ。
 
◆花 苑 - 北信濃風物詩<連載>
 様々なドラマを秘めたバラ園だと聞いた。

一部に今冬の豪雪のツメ跡を残すものの、圧倒的な花の競演は、自然というものの根強さを教えてくれる。

花園を静かに、ゆっくり歩くことに衒(てら)いがあるが、齢(よわい)が中和してくれるようだ。

 色とりどり、姿形も様々な花たち。

しょうしさも忘れて香をかぐ姿は、まったくもって様にならないのだが…。
  
◆高校生と味噌作り - 教員の初任者研修<飯水地方教育委員会連絡協議会>
 今春採用された小中学校の先生たちが6日、下高井農林高校で、農業体験の初任者研修を行った。

 教員の初任者研修は、飯水地方教育委員会連絡協議会が毎年実施しているもので、春秋の2回、地域の自然や歴史、暮らし、産業などをテーマに、時には地域に講師を求めて現地学習・講義を行っている。

 農林高校で行われた同日の研修には、4人の新人教員が参加。高校生の授業に加わる形で味噌づくりや芋の苗植え、水耕栽培などの見学を行った。

 このうち、味噌づくりでは、同校加工室で、味噌豆の撹拌など作業を体験。始めはとまどい気味だった先生たちも、高校生に促されるような形で作業に参加。買い味噌が一般的な暮らしの中で、初めて体験する作業に、興味を寄せていた。研修では、秋に任地の自然や歴史、暮らしを学ぶメニューが検討されている。


(写真=高校生徒とともに味噌作りに挑戦して)
  
■高校生の「見守り隊」も - 下高井農林高運動部員ら
■千曲川・花の里山風景街道 - 北信州みちづくりパートナーシップ
■3店で商品券を共用 - 飯山「おいしい帰り道」の会
■「違法駐車」厳しく取り締まります - 飯山警察署交通課
■子供会育成20年の功 - 飯山市故田中利明さん
■自活し区費も納めて - 北町に「たまちホーム」開所
■伝統の技にふれて - 2日・奥信濃特産まつり
■空手の組手で全国大会へ - 飯山二中の佐藤さん
■書に映える山野草盆栽 - 豊田で信濃翠会盆栽展

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