TOP - 過去掲載記事 - 2006年6月3日号

6月3日号掲載記事
 
◆花つながりで連携誘客 - 紫陽花の戸狩と蓮の木島平観光協会<飯山市・木島平村>
 飯山市の戸狩観光協会と、木島平村観光協会は、来月上旬から8月半ばにかけて見ごろを迎えるアジサイとハスの花をタイアップさせ、誘客に連携することを決めた。

 この地方の花を資源とする観光協会の連携誘客企画は初めて。今回企画を発案した戸狩観光協会では、シーズンに合わせて、花期が重なる花の群生地、花畑などを調査し、条件が整えば今後、野沢温泉村や栄村、中野市などにも連携を呼びかけていく考えだ。

 戸狩・木島平の今回企画のタイトルは「北信州花回遊」。7月上旬から8月半ばにかけて見ごろを迎える飯山市太田五荷・高源院のアジサイ、木島平村稲荷・稲泉寺のハス観賞を目玉にするもので、現在、共同でポスター製作など準備を進めている。

 このうち、高源院一帯のアジサイは、約800株・1万本といわれ、同院参道を色とりどりに彩る花群れは圧巻。花期に合わせてことしは7月8日から23日まで「あじさい祭り」を開催、期間中▽あじさい風呂(暁の湯で7月15・16・22・23日)▽金子みすゞの詩をうたうコンサート(7月16日)などイベントのほか、高源院参道などのライトアップも予定される。

 稲荷・稲泉寺のハスは約5000平方bの蓮田に、古代の「大賀ハス」を含めた10種類の蓮の花が咲くことで知られる。例年、アマチュアカメラマンや、俳句・短歌などを楽しむ人たちが多く訪れる。

 北信濃地方の観光地は、合宿などが入る夏休み前のオフシーズン対策に迫られており、両観光協会の今回試みの成果が注目される。
 
◆泥まみれで人力代かき - 戸狩小1・2年生<飯山市>
 今月2日の田植えを前に先月25日、飯山市戸狩小学校の1・2年生が、近くに借りた学校田で、泥遊びによる「代かき」を行った。

 一般的には農機具や、昔なら牛馬や独特の道具で行われた代かきだが、子どもたちが土に親しみ、泥遊びを通して思い出を刻む場を―と企画されたものとか。

 同日1・2年生約70人は、学校近くの道路沿いに借りた、三角形の水田で、全身泥だらけになって駆け回った。最初はこわごわ、あるいは戸惑い気味だった子どもたちも、先生の挑発(?)に乗り、次第に本領を発揮、友人同士押し倒し合ったり、スライディングしたり、あるいは泥団子をぶつけ合ったり。

 「泥合戦」の被害はついに激励に訪れていた家族や先生らにも及び、お母さんたちの黄色い悲鳴も聞かれた。飛び跳ねたり駆け回ったりの「人力代かき」は十分な成果を上げ、子どもたちは戸狩温泉から運ばれて、ビニールプールに満たされた温泉で泥を落とし、体を温めていた。
 
未来にかけがえのない緑を - 北信州植樹祭<野沢温泉村>
 北信地区緑化推進委員会・北信地方事務所・北信森林管理署・北信州森林組合など主催による「平成18年度北信州植樹祭」は先月27日、野沢温泉村の「オリンピックスポーツパーク」を会場に行われ、みどりの少年団を含めた約360人がユキツバキやクリ、ヤマボウシなどを植栽した。

 健全な森林づくりと緑豊かな郷土づくりを目的に、管内市町村を巡回して開催されているもの。同日は飯山市・木島、栄村・北信、野沢温泉村・市川の地元3小学校みどりの少年団、野沢温泉小児童約80人、行政・林業関係者らのほか、ホームページの募集に応募した約10人らが参加した。

 式典では市川小みどりの少年団・吉越春香団長が「私たちはかけがえのない緑を、未来の人に引き継ぐため、お互い手を取り合い、助け合って緑を守ります」などとした誓いの言葉を述べた。

 植樹では同パークの空き地や、樹木伐採跡地などに、北信猟友会寄贈の苗を含め、ユキツバキ約400本、クリ23本、ナナカマド20本、ヤマボウシ20本を植えた。参加者たちは好天下の作業に、額に汗を滲ませながら、穴掘りや覆土、支柱建て、標柱建てなど作業と取り組んでいた。


(写真=未来へ贈る緑を植える少年団員ら)
 
◆目覚め - 北信濃風物詩<連載>
 初夏の陽気にうだる下界から、緑を映す田鏡を眼下に見て、尾根に抱かれる池を目指した。

かつてのスキー場を過ぎ、まぶしいほどの緑をかき分けるように行くと、斜面一面にカタクリの群生するのを見た。

分水嶺にある神秘の池。

林の中の残雪が、滑るように池に押し出し、春が目覚めたばかり―というように一幅の絵を描いていた。

風はまだ冷たかった。
  
◆サツマ芋の苗植え高校生と - 飯山市中央幼稚園児<飯山市>
 飯山市飯山の「飯山中央幼稚園」の年長さんが先月25日、下高井農林高校を訪れ、サツマイモ苗の植え付けなどで交流した。

 市街地の幼稚園で農業体験の機会のない園児たちに農業の実際を体験してもらい、高校生たちには知識や体験を伝え、地域と交流する場を―というもの。

 同日は井上宣子園長らに引率された年長さん37人が農林高を訪れ、ほ場で生物生産コースの2年生26人とともに、合わせて74株のサツマイモの苗を植えた。

 高校生の、笑顔でも真剣な様子に、先生は「ふだん、頼られること、教えることの少ない生徒たちなので、緊張しながらもうれしいんでしょうね」と話していた。


(写真=「元気に育ってね」と稚魚を放つ秋津小児童)
  
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