TOP - 過去掲載記事 - 2006年5月20日号

5月20日号掲載記事
 
◆現施設の2年間稼動延長を要請 - 県の「憂慮」回答で<飯山市>
 岳北広域行政組合(組合長・木内飯山市長)が、新クリーンセンターの建設に向けて、国の交付金を得るための「循環型社会形成推進地域計画」の環境省への進達を、県が凍結している理由を示すよう求めた公開質問状に対して県は15日、同組合に回答書を示した。

 回答は「岳北地域循環型社会形成推進地域計画」の国への進達につきましては、県として施設建設に係る憂慮が払拭された時点で、進達について検討したいと考えております」とし▽ゴミの発生量の基本データとなる人口が、既に現在の人口と乖離(かいり)が見られること▽大型の公共事業実施による市町村財政に与える影響について住民理解を得られることについては、まだ十分に説明をいただいているとは言いがたい状況―と指摘。

 そして、「県から懸念を申し上げて以降、どのように住民理解を得ていただいたのかは、今後の施設建設の計画の視点からだけではなく、廃棄物に係る各種施策を展開する視点からも重要と考える」「今後とも、県は市町村と対等な立場で施策を補完することで、より良い展開が可能となるよう努力してまいりたい」と記している。

 これに対して木内組合長は「十分な手続きを踏んで住民の理解を得た計画」と反論。県のいう「憂慮」は施設規模、住民理解にあるものとみられる。

 これまでの県の対応から、同組合では今月2日、瑞穂関沢・針田、常盤大倉崎・上野4地区の区長、環境衛生委員らで構成する「クリーンセンター公害防止対策連絡協議会」に対し、現クリーンセンターの2年間の稼動延長を申し入れた。組合事務局の話では、関係区には延長そのものに対する不信に加え、県の国への進達に見通しがつかない現状から、「再延長」を危惧する声もあり、戸惑いを隠せない様子だという。


(写真=2年間の稼動延長が要請された現処理施設)
 
◆菜の花パノラママーチ- 菜の花も新緑も温泉も<野沢温泉村>
 「第1回野沢温泉菜の花パノラママーチ」は13・14の両日開催され、延べ約1200人のウォーカーが菜の花や千曲川、新緑、残雪などを楽しみながら「朧月夜の里」を歩いた。

 野沢菜発祥250周年記念事業の一環として開催された同マーチ。「お湯も人もあったかい野沢温泉で Enjoy 2Day Walking」をテーマに、春盛りの北信濃路に、千曲河畔の菜の花、新緑の北竜湖、遠山の残雪、そして、外湯などを訪ねるもの。

 初日の13日は、菜の花の丘公園と千曲川遠望のロングプロムナード(25`)、菜の花と新緑の北竜湖を巡るミドルプロムナード(15`)、14日は菜の花と残雪を巡る(ロング)、千曲川と菜の花畑を巡る(ミドル)プロムナード、そして、両日共通の「温泉街13カ所の外湯を巡るショートプロムナード」が設定された。

 このうち、13日の外湯巡りには孫を連れた河野村長ら約50人が参加、熊の手洗湯から中尾の湯までの13の外湯を、途中、麻釜や健命寺・湯沢神社・大ナナカマド・マルメロの木などを訪ねながらじょんのびウォーキングを楽しんだ。

 最長の25`のロングプロムナードは、飯山市の小菅から風切峠を越えて神戸に出、木島平村の和栗〜北鴨を経由して樽川堤防から菜の花の丘公園に入るコースで、風切峠では、雪道の滑り止めに―と、実行委員会が用意した荒縄が好評で、ループタイよろしく、首に掛けて歩く人も。各コース沿道では関係団体に加えて隣接市村住民の歓迎ボランティアもあり、参加者を喜ばせた。

(写真右上=野沢温泉のシンボル「麻釜」でひと休み)
(写真左下=最後尾で菜の花の道を行く野沢温泉中生)
 
山里の春の味覚に人気 - 雪の恵の富倉山菜祭り<飯山市>
 豪雪地の山里に待望の春盛りを告げる飯山市富倉の「富倉山菜祭り」が14日、市富倉活性化センター広場で開催された。

 ウドや土手カボチャなど特産の山・野菜の産地として、また、そばの里として知られる富倉地区。山菜祭りは、秋の新そば祭りとともに春秋2回の「とみくら市」に合わせて開催されている、

 ことしは雪解けが遅く、会場に並んだ住民店の店頭には、アクが少ないことで知られるウドや、旬のコゴミ、コオレッパ、コシアブラなど山菜のほか、タニシや天水田米、味噌漬けなどが並んだ。

 会場では、「名物・鴨汁」、手打ちそばなどのブースに行列ができ、訪れた人たちは買い物袋を抱えながら、富倉ならではの味覚に舌鼓を打っていた。関係者の話では、今冬の豪雪の影響で雪消えが遅く、山菜の種類は少なめだが、ウドは残雪のおかげで柔らかく、アクの少ないものがとれているという。


(写真=雪どけ直後の旬の山菜が並んだ山菜祭り)
 
◆薫風に - 北信濃風物詩<連載>
 皮肉にも今が盛りの菜の花畑。

千曲川原一面に広がる菜の花の海には、不思議に気を誘われる。

単車で乗り付けた若者が、小さなデジカメを構える姿が微笑ましい。

若いカップルの姿も目立つ。

そうした、不思議な趣がある。

少し前の一面の緑が、数日して黄色に変わる妙。

大地の営みは人知では計り知れない。

菜の花畑は今、ミツバチの仕事場。

生命が躍動する。
  
◆自分の安全は自分で - 子供生活安全課長委嘱式<飯山市>
 子どもたちが学校や家庭で防犯活動の中心的な役割を担い、安全で安心な暮らし、地域づくりを先導することに期待する「子ども生活安全課長」の委嘱式が15日、飯山警察署で行われ、秋津小学校6年生16人に「課長」委嘱状が手渡された。 

 地域防犯活動の一環として同署が、飯山少年友の会(白井悦夫会長)、市教委などの協力で実施しているもの。ことしは秋津小6年生に座光寺冬樹署長から委嘱状が手渡された。新任「課長」を代表して児童会長の田中愛弓さんは「大人の人たちに守ってもらうだけでなく、私たち自身が危険に遭わないよう注意することが必要」とあいさつ。

 座光寺署長は、全国で子どもが犠牲になる犯罪が相次いでいる実態を踏まえ@朝夕のあいさつをきちんとA交通事故に気をつけること、声かけなどに毅然と対応することBいじめはしない、させないC家の戸締り、車の施錠を家の人に確認する―の4つの約束を促した。


(写真=生活安全課長を前に挨拶する座光寺署長)
  
■郷土に誇りと愛情を - 木島平村職員会春季総会
■多彩な大自然満喫を - 栄村で今夏100`サイクリング
■動き出す候補者選び - 「出身者も視野」の動きも ことし9月の飯山市長選挙
■次のバンクーバーに - 五輪スキー選手育成基金授与式
■残雪で花の遅れも - 馬曲温泉公園やまぶき祭り
■足浴も思いやりの心で - 飯山日赤高校生が1日看護体験
■安全守る活動も - 自家用車・安管支部が総会

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