TOP - 過去掲載記事 - 2006年5月13日号

5月13日号掲載記事
 
◆『拙速』『民意無視』と批判 - 高校改革プラン実施計画説明会<飯山市>
 飯山市の木内正勝市長は、10日午後開いた議員全員協議会で、ことし9月に予定される市長選挙に出馬しないことを明らかにした。5月7日の後援会役員会、8日の与党議員団との会合で「市長選不出馬」を表明していたが、公式の場での、本人自身による声明は同日が初めて。

 同市長は会議の冒頭「後援会の皆さんに私の方から市町村合併が破綻した責任を負い、耳の障害もあって次期市長選には出馬しないことを表明した。本日の全協で改めてそれを表明したい」と述べた。

 そして、木内市政4年間を振り返って―として@北陸新幹線の8年後の開業に向けて、区画整理事業による住居移転・道路整備に着手する運びとなったA新クリーンセンターの建設位置を民主的手続きを踏んで決めたB旅産業で信越トレイル・森林セラピー基地など、自然を生かした交流人口増事業と取り組んだC市債の圧縮など行財政改革に一定の成果を得たD協働のまちづくりが推進されたE日本一親切な市役所づくりと取り組んだ―と成果を報告。

 一方、市町村合併については「最大の公約の一つとして、大方の市民の賛成を得て取り組んだが、破綻してしまい、それが地域経済の閉塞感にもつながった。期待を裏切ってしまったことに責任を感じている」とし、耳の障害とともに、市長選不出馬の要因となったことを明らかにした。

 そして、その後の記者会見では「頑張ってきたが、新たな発想も生まれにくくなっており、次期4年を務めるのは無理。飯山市の活性化により頑張っていただける人に期待したい」とあいさつ。ことし2月に後援会長と相談、再出馬しない意向を固めたという。

(写真=会見で不出馬を表明する木内市長)
 
1年に1日だけの樽滝が麗姿<木島平村>
 1年に1度、5月8日にその麗姿を現す木島平村の樽滝がことしも同日、1年ぶりの姿を現した。落差約70b、柱状節理の岩肌に落ちる滝はその豪壮さに加えて、断崖にしがみつく木々の新緑、ヤマブキの花との鮮やかなコントラストで知られる。

 かつては常時落水があったが、発電利用のため19年前から、上流の玉滝不動尊の例大祭が行われる5月8日に限って通水、1年に1日だけの滝となった。

 同日は落水が始まった午前8時半前からアマチュアカメラマンが至近の滝見橋の上に3脚を並べ、カメラの放列を敷いた。一帯では不動尊例大祭や俳句大会なども行われ、初夏を思わせる好天にも恵まれて、地元の家族連れや行楽客らでにぎわった。


(写真=1年に1日だけの麗姿にカメラマンの垣根が)
 
花と共にオープン - 木島の「花観音公園」<飯山市>
 飯山市木島下木島の「花観音公園」(佐藤武男代表)が、ヒマラヤユキノシタ・タイツリソウなどの開花とともに先月29日、オープンした。

 同公園はきのこ資材販売の佐藤さんが、地域の人たちの憩いの場、美しいものにふれる場として、また、田舎暮らしに憧れる都会の人たちとのふれあいの場として、下木島沖の所有田を奥さんと2人で汗を流し、整備したもので、平成15年にオープンした。

 観音像を中心に、動物の石像、多彩な花々と、飯山市出身の洋画家、小山オサムさんの絵画、桑原三郎さんの木彫などの展示がマッチした、独特の趣を見せている。

 約1fの公園は今、ピンク色のヒマラヤユキノシタ(イワボタン)、タイツリソウが花期を迎え、ゴールデンウイーク中は家族連れなどが訪れた。花はこれからアイリスやヘメロカリス、6月末には自慢のアヤメ、ハナショウブが咲く。

 「表に見えない時間と手間をつぎ込んだ」と、佐藤さんが言う手作り公園にはことし、近所の人たちや友人ら9人がボランティアで花の植栽や園地整備などに協力を申し入れてくれた。佐藤さんは「夢は膨らむ一方で、ボランティアの協力はうれしい。是非多くの方々においでいただき、くつろいでいただければ」と、話していた。

(写真=季節の花とともにオープンした花観音公園)
 
◆薫風に - 北信濃風物詩<連載>
 暮らしにけじめと潤いを与える季節行事が豊かに受け継がれる。

今の季節、遠山の残雪と色とりどりの花々を背景に、薫風をはらんで鯉たちが泳ぐ光景が各所に見られる。

 真新しい鯉のぼりは男児の無病息災を祈る、家人の思いか。

様々な思いをはらんだ鯉たちが連れ立って泳ぐ。

それは地域の心意気にも見えてさわやかに映る。
  
◆木曽馬「馬鈴」が感動の出産 - 下高井農林高校<木島平村>
 下高井農林高校で飼育されている木曽馬「馬鈴(まりん)」に5日未明、元気なオスの仔馬が生まれた。馬鈴は純血種の木曽馬で、平成9年3月から同校で飼育されている。

 今回の出産に備えて同校では、4日から渡辺久夫先生と、馬鈴の世話に当たっている動物科学クラブの三上真斗さん(3年)が泊り込み、ビデオを通して観察。5日午前3時50分ころ、仔馬の足が出ていることを確認し、馬鈴を励まし続けた。

 仔馬は体重32`のオス。出産の瞬間に立ち会った三上さんは「夢中でしたが、無事出産してくれてうれしかったです」と話した。

 8日午前中、馬鈴を追って初めて外に出た仔馬は、初対面の生徒たちの前で元気よく駆け回り、馬鈴の乳を探していた。同校では仔馬の名前を生徒から募集する。

(写真=馬鈴に寄り添う生後3日めの仔馬)
  
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