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TOP - 過去掲載記事 - 2006年4月29日号 | |
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4月29日号掲載記事 | |
◆地元学・黒岩山ギフ蝶の里ウォーキング - 5月21日に黒岩山保全協議会<飯山市> | |
![]() 住民が現実の郷里を再認識する過程で、コミュニケーションを豊かにし、地域の将来を考え、子孫に引き継がなければならない「コト」や「モノ」を見つけていく実践的学問が「地元学」。初めての今回は「見つけたよ! こんな宝物」をタイトルに、植生や動物などを例として、観察するテーマを決め、グループ単位で黒岩山を観察、散策する。 ウォーキングコースは桂池〜熊の巣池〜稜線〜旧道〜アンテナ一帯で、昼食の後、活性化センターでテーマごとに発見したものの地図を作成、発表を行う。黒岩山一帯にはギフチョウ・ヒメギフチョウのほかモリアオガエル、クロサンショウウオなど小動物、ミズバショウやタムシバ、ユキツバキ、ウスバサイシンなど、希少な植物が生育している。 ウォーキングはそうした自然の姿や、近年の自然環境の変化などを知り、地元自ら一帯の保護・保全と取り組むきっかけとしたい―という期待がある。 参加料は無料。小学校高学年(低学年は保護者同伴)以上を対象に定員50人で締め切る。問い合わせ・事前申し込み(5月19日午後3時締め切り)は黒岩山保全協議会事務局(信濃平観光協会内・рU2・2225)、外様公民館(рU2・1029)まで。 (写真=地元の誇りともされる「天然記念物」黒岩山) |
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◆市長選は9月3日告示 - 「将来考える」動きも<飯山市> | |
飯山市選挙管理委員会(塩崎孝夫委員長)は24日開き、ことし予定される市長選・市議選の日程を決めた。 市長選は9月3日告示、同10日投票。市議選は11月12日告示、同19日投票となる。ことしは知事選の年で、前回市長選は知事と同日選挙だったが、知事選は先に7月20日告示、8月6日投票の日程が決まっており、分離執行することとなった。また、市議会の一部では市長選と市議選の同日選で、経費の削減を―という声もあったが、2カ月近い任期差があることから同日の決定となったと見られる。 同市長選について、木内市長は3月の記者会見で、4月中にも態度表明することを明言したが、「いいやまづくり座談会など公務で後援会との協議が遅れており、5月の連休中にも役員会を開いて態度表明に漕ぎ着けたい」(同市長談)とし、24日、本紙記者に対して、5月10日に記者会見を招集し、態度を明らかにする―と語った。 同市長の話では、これまでに政党・政派、各種団体などからの公式な出馬要請、推薦などはなく、独自に幹部会などを開いて協議を重ねているという。24日時点では明確な意思表示はなかった。 同市長選に関しては、先に一部市議が経済界、議員OBらと接触、現市政の評価も含めて、改めて市の将来について考える、広範な市民組織づくりを進めることで合意、5月中にも取り組みを本格化させるべく、準備を進める動きがある。 また、飯山堆肥センター・新クリーンセンター問題などで現市政に批判的な住民組織や、共産党など議会野党の存在からも、市長選は選挙となることは必至の情勢となっている。 |
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◆異常残雪で田茂木まで - なべくら新緑&残雪体験号<飯山市> | |
![]() 春先除雪にあたる飯山建設事務所や飯山市、戸狩観光協会関係者ら約20人が参加、道路状況を視察したが、同日現在、主要地方道上越飯山線には、温井集落から2`ほど上の田茂木池付近で2b近い残雪があり、建設事務所職員の話では、ロータリー車の進入が困難な状況という。 鍋倉山一帯は今冬から今にかけて、スキーやスノーシューによるトレッキング客が多く訪れ、例年以上ににぎわっているという。森の家関係者の話では、同線頂上部分の関田峠付近にはなお4bを超す積雪があり、地元住民の話と総合して、雪解けは例年と比べて3週間近く遅れているといわれる。 このため、同日の事前視察では、例年、鍋倉山中腹「巨木の谷」入り口まで運行しているシャトルバスはことし、田茂木池までの約2`とすることが検討された。 (写真=田茂木付近では2bを越す残雪が) |
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◆亡き師の教えしのんで - 木島平村やまなみ短歌会最後の年間歌集刊行<木島平村> | |
昨年6月に亡くなった歌人の古田十一郎さんの作歌指導を受けた「木島平村やまなみ短歌会」(丸山みずほ代表)の最後の年間歌集「やまなみ」第12集がこのほど刊行された。 同会は古田さんを講師に、公民館読書会から始まり、平成5年に発足。以来12年半にわたり、古田さんの指導の元、作歌活動と取り組んできた。 が、昨年6月、古田さんが急逝。11人の仲間たちは師の教えを胸に作歌活動を続けたが、昨年12月、話し合いの末、ついに散会することを決めた。 最後の歌集は「北鴨の坂みちにして暮れ残る妙高山を見しは忘れず」という古田さんの歌を掲げ「故古田十一郎先生の御魂に謹んで『やまなみ』12集を捧げます」と記した。 掲載歌にも「迷い子が十一人いてこれからの短歌の道の吾には見えずに」「作歌する者は常に謙虚にてと文賜りしを胸に刻みぬ」など、古田さんを偲ぶものが多い。 |
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◆凍み渡り - 北信濃風物詩<連載> | |
![]() 凍み渡りといっても、里のほとんどは雪消えが進み、珍しい光景となっている。 町ばの学校なので、通学の途次、凍み渡りはしなかったが、遊びとして楽しんだものだ。 「靴濡らしてけえったら、怒られっぞ」 「あぶねえから、気をつけろ」。 大人はそういうだろう。 |
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◆本社杯・家庭婦人バレーボール大会 - ほほえましさと熱戦と<飯山市> | |
![]() 冬のホワイトシーズンから、グリーンシーズンに切り替わる、最初のスポーツイベントとして定着するが、ここ数年、世代交代が進まず、競技人口の減少などから参加チームが減少。昨年大会から隣接村チームの参加を呼びかけ、今大会には旧豊田村・栄村から2チームが参加した。メンバーが出産ブームで、選手集めに四苦八苦した―というチームもあった。 試合では古豪いいやまが練習不足を感じさせない連係プレーで勝ち進み、連勝記録をのばした。会場ではママさんバレーの大会らしく、子どもが走り回り、お父さんが子守する姿や、持ち寄った手作り料理で昼食を囲む、和やかな光景が見られ、微笑みを誘った。 優勝:いいやま 準優勝:とよた (写真=お母さんのハッスルプレーに声援を送る子どもたち) |
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■「均衡ある発展」課題に - 新中野市議決まる・旧豊田村から2議員 ■連休明けにも扱い業者募集 - 飯山市の子育ておうえん券 ■前年比94.7% - 3月末までの7スキー場集客率 ■永年勤続・優績者表彰 - 「郵政記念日」で飯山郵便局 ■福寿草・桜・カタクリ 各地から花便り ■村長ら120人 春を探して - 野沢温泉村で健康ウォーキング ■スポーツ・竹とんぼで3世代交流も - 太田で恒例のさくらまつり ■伝統儀式で安全祈願 - 正受庵改修工事上棟式 ■未成年飲酒防止PR - 中野小売酒販組合 ■北信濃路覆う黄砂 ◆ハートフルライフ◆ |
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