TOP - 過去掲載記事 - 2006年2月25日号

2月25日号掲載記事
 
◆新幹線・子育てなど重点に - 飯山市新年度予算案・一般会計151億円<飯山市>
 飯山市の木内市長は22日、3月議会前の定例記者会見で、平成18年度予算案の概要を明らかにした。「自立」に向けて、プラン策定組織から提言を受け、現在自立計画の策定を進めているが、新年度予算案は提言の一部を取り入れており、自立に向けた施策展開の実質的な初年度となる。

 同市の新年度一般・特別・事業会計の総額は、前年度予算額比2.9%増の約252億6200万円。うち、一般会計は新幹線駅周辺整備区画整理事業・公共施設用地及び代替地取得事業、総合福祉センター移転事業、新クリーンセンター建設に伴う分担金などの増によって、前年比5.8%増の151億1000万円となる。

 歳入では構成比40.9%の地方交付税が前年比1.7%減の57億5000万円、市税は同じく1.3%減の23億円(構成比16.3%)で、諸収入が土地開発公社などへの貸付金元利収入など約27億8800万円、繰入金は基金取り崩しなど約8億3400万円などとなっている。財源不足を大幅に基金に依存、新たに6億6000万円の起債を起こす厳しい財政運営を強いられる。

 歳出では木内市政4年めの予算として、公約の実現に向けた▽新幹線駅周辺整備(総合福祉センター移転を含む)▽旅産業・にぎわい創出▽人口維持、増加を目指した定住対策推進▽子育て支援プログラム▽安全・安心なまち構築▽健康増進プログラム▽協働のまちづくり推進▽生ゴミ出しません宣言―の8事業を重点推進する。

 予算概要では、総務費で子育て応援事業として「子育て応援券」の発行などに約4800万円、森林療法・温泉療法・食事療法など「健康をキイワードにした旅産業推進事業」に1900万円、先導的旅産業創出支援事業・新規産業起業支援に1100万円など。

 民生費では総合福祉センター移転整備事業に約3億1100万円、介護保険施設整備に補助する「瑞穂地区介護施設整備補助事業」に2800万円。衛生費では新ごみ処理施設建設分を含む岳北広域分担金に約4億5800万円などが計上される。

 農林水産業費ではアスパラ産地再生事業として、アスパラの新植補助などに430万円。商工費では工場(工業)用地取得・価格安定対策事業に合わせて4億6000万円、中小企業振興事業として資金預託・保証料・利子補給などに4億9000万円、新規でふるさと回帰支援事業に380万円を計上する。

 土木事業では公共施設用地及び代替地取得事業として、土地開発公社への貸付金など約13億9400万円、市道等除排雪対策事業に約4億円、新規では住宅耐震対策事業として、耐震診断委託・耐震補強補助などに765万円を見込んだ。教育費では学校と保護者間の通報システムを整備する「学校緊急連絡システム整備事業」90万円などとなっている。
 
こだわりの酒造り - 酒蔵開放80人参加<飯山市>
 新酒の仕込み最盛期にある飯山市の清酒醸造元「田中屋酒造店」で18日、この季節恒例の「酒蔵開放」が行われ、地元を含めた多くの日本酒ファンでにぎわった。

 厳しい自然の中で、今なお素材や製法にこだわり続ける地酒醸造の現場に直接ふれてもらい、飯山ならではの地酒を愛飲してほしい―と、同店が毎年実施しているもので、ことしは愛知・東京・埼玉などからの常連さんに加えて、若者や女性グループが目立つおよそ80人が参加した。

 開放を前に田中広司社長は「酒蔵は昔、女人禁制だったが、女性の日本酒ファンが増え、女性に多く訪れていただくようになった」と、感慨深げにあいさつ。専務の隆太さんは「小じんまりした蔵だが、地酒を十分楽しんでいってほしい。情報交換も期待している」と述べた。

 酒蔵開放では、酒母・仕込み桶などを含めた地酒の仕込み現場を見学、槽(ふね)からの搾りたて原酒などの試飲、利き酒、甘酒の味見などを体験した。また、諏訪・小谷と並ぶ県内「3大杜氏」の一つ、「飯山杜氏」との交流会も行われ、「素材にこだわり、基本に忠実な酒造り」の実際に認識を深めた。


(写真=地酒醸造の過程を興味深げに見学する参加者)
 
「五輪の勇姿」村の誇り - トリノモーグルの上野さんを友人ら80人応援観戦<野沢温泉村>
 15日夜から16日未明(日本時間)にかけて行われたトリノ冬季オリンピックの男子フリースタイル・モーグル競技に出場した上野修さんの「応援観戦」が同夜、野沢温泉村役場で行われた。

 「トリノ・オリンピック野沢温泉村出身選手応援実行委員会」(委員長・河野村長)が主催したもので、会場の役場会議室には村長や、上野選手の姉、奏恵さん、古川年正・美雪さん夫妻ら元オリンピック選手、同級・同年生ら約80人が集まった。

 同村は上野さんを含めて、これまでに15人のオリンピック選手を輩出している全国有数の村。ここ数回の冬季オリンピックでも応援観戦を開催している。

 同夜、会場には「祝トリノオリンピック2006・2・15 ガンバレ上野修」の横断幕が張られ、姉奏恵さんが作った鉢巻姿の応援団が大型スクリーンに映る上野さんの姿に見入った。上野さんは予選で15位に入り、日本選手で唯一決勝に進んだ。決勝では健闘空しく20位に終わったが、難コースと世界の強豪に果敢に挑む上野さんの勇姿に「ご苦労様、よく頑張った」「修、カッコよかったぞ」などの声が飛び交い、感動の拍手はいつまでも続いた。


(写真=スクリーンの上野選手に声援を送る友人ら)
 
◆県小学生クロスカントリー選手権大会 - <飯山市>
 ことしで二十四回めを数える「長野県小学生クロスカントリースキー選手権大会」は19日、飯山市長峰スポーツ公園クロスカントリースキー競技場で開催され、県内31の小学校の約700人の選手が、豪雪の様相の残る北信濃路に速さを競った。

 県スキー連盟主催、「長野オリンピック記念基金」活用事業の同大会は、小学生のクロスカントリースキー競技では県内最高レベルの大会。飯山市・木島平村・野沢温泉村・栄村の14校を中心に、県内の31校が参加、選手約700人に加えて、家族や学校関係者ら合わせて約3000人が長峰に集った。

 同日は朝から好天に恵まれ、スタート・ゴール地点やコース沿線にはチームメートや家族らが詰めかけ、母校の旗などを振って懸命の声援を送った。

 レースでは男女リレー(2`×4人)で飯山市の木島小が優勝、木島平南部小、戸狩小が2・3位に入った。また、6年生男子で木島小の岡田瑞生選手が、2年生男子で岡山小の渡辺基嗣選手が優勝。北信濃勢の活躍が目立った。

 同大会には、市内3中学校のスキー部員が前・後走など、シニア野球のみゆき野クラブが記録掲示などにボランティア協力、裏方として大会を支えた。


(写真=熱気に彩られた県小学生クロカン大会会場)
◆春の彩 - 北信濃風物詩<連載>
 未だ丈余の雪に埋まる地の人たちには誠に申し訳ないが、いっとき雪国を脱出して「春探し」のミニトリップに出た。

 今は中野市となった旧村の、既に雪のない土手に小さな彩りを見つけ、心浮き立つ気分で駆け寄った。

小さな、スミレのような花の群れがあった。

今冬、初めて出会った野草である。

再び雪国に戻った。

何時までも花の残像があった。
  
◆「雪まつりの心」贈る - 実行委員会が社協に雪対策支援金<飯山市>
 「いいやま雪まつり」実行委員会の田中史朗委員長は20日、飯山市社会福祉協議会(会長・木内市長)に対して、今冬の豪雪ボランティア関連費などに使ってほしい―と10万円を贈った。

 同雪まつりの実行委員会OBらで組織する「雪祭人(ゆきまつりすと)」(内山英樹会長)が、雪祭会場で行ったチャリティー餅つき大会で募った義援金と、場内売店の売り上げの一部を合わせたもの。

 ことしの雪まつりは、20数年ぶりといわれる豪雪で、市内では屋根の雪下ろし中の転落や、屋根などからの落雪で3人が死亡、負傷者も多かったことに加えて、民家や付属施設などの倒壊が相次いだうえ、自衛隊の災害派遣を要請したことから、開催を疑問視する声があった。

 が、雪害を克服し、雪を資源として地域活性化を図る―とする雪まつりの主旨を踏まえ、「がんばれ!飯山」を全国に発信し、ボランティアなどで支援を寄せてくれた人たちに、頑張る姿を報告したい―とする実行委員会の決意にも似た「宣言」が理解され、開催が再確認された経過があった。

 同実行委員会ではこれまでにも59豪雪や阪神淡路大震災、一昨年の中越地震などに際して義援金を贈っており、「災害に負けない」精神を発信し続けている。

 同日、事務局スタッフとともに社協事務局を訪れた田中委員長は、町井局長に「社協の活動や、今冬の豪雪に際して寄せられたボランティアの活動に要した経費などに使ってほしい」と、10万円を手渡した。
  
■民営化視野に研究会 - 北信広域連合 広域事業との関わり模索
■野沢温泉村新年度予算案 - 生活・誘客などに28億円
■飯山市に豪雪見舞い - 飯山ライオンズクラブなど
■「食の伝え人」講座 - 協同組合いいやま故郷庵
■講座待ち遠しかった - 老人大学北信学部で卒業式
■通学路の安全対策を要望 - 飯山小PTA・今冬の豪雪で露呈した危険
■「応援歌」に元気 - 湯滝温泉でふるさと飯山線写真展
■ショートフィルムで主張 - 飯山小と木島平中部小交流
■雪国温泉情緒演出 - 木島平村馬曲温泉雪見祭り
【特集】第24回いいやま雪まつり
■ハートフルライフ
 ●ここに生きる - 戸狩観光協会長江澤一遠さん
 ●歯なしにならない話
 ●北信濃イベント情報〜3月〜
 ●北信濃ふるさと本
 ●ブック&ミュージック
 ●森の家で遊ぼう
 ●わが家の仲間たち
 ●おいしいレシピ
 ●お店自慢 - 関洋服店

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