TOP - 過去掲載記事 - 2006年2月18日号

2月18日号掲載記事
 
◆2つの保育園統合へ - 保護者ら苦渋の選択<野沢温泉村>
 野沢温泉村はこのほど、2つの保育園を4月1日から1園に統合する方針を決めた。

 同村の保育園統合は、平成16年11月に「自立検討委員会」がまとめた「自立提言書」、昨年末「地域創生会議」が河野村長に提出した中間提言などで促されていたもの。

 新年度予算編成に合わせ、提言の具体化の一つとして検討を重ねてきたもので、関係地区・保護者会らの「止むを得ない」苦渋の選択としての理解が得られてことから、新年度統合の方針を固めた。

 保育園は、「こばと」(市川地区)が30人、「ひばり」(野沢温泉)が150人の、合わせて180人定員だが、若者を中心とする過疎の進行や少子化で園児数は減少の途をたどり、昨年4月1日時点では定員に対して約62・8%に。今後の児童数の見通しは、新生児(予定を含む)から2歳児までそれぞれ20人台で、村の話ではこのままだと全体で定員の50%を割りかねない事態となっているという。

 統合は少子化に加え、自立に向けた財政縮減策の一つだが、こばと保育園の地元、市川地区、保護者間などには抵抗感も強く、協議を積み重ねる中で「止むを得ない」苦渋の選択の結果としての理解を得た。

 統合は「こばと」を休園し、こばとの児童に「ひばり」へ通園してもらう形とし、新保育園は名称を公募、新しい保育園としてスタートする考えだ。
 
「頑張ろう飯山」発信 - いいやま雪まつり 豪雪禍の住民にエール<飯山市>
 20数年ぶりともいわれる豪雪禍で、お年寄りらに犠牲者が出、住民生活に混乱が生じた今冬。異論も寄せられた中で、主管する実行委員会が、「がんばろう!飯山」をスローガンに、豪雪に負けない気概をアピールしたい―と宣言して開催が決まった「いいやま雪まつり」が11・12の両日開かれた。

 豪雪に疲弊し、あえぐ住民生活を慮って、雪像造りに雪は搬入しない―など配慮した。コンテスト参加の雪像も例年より少なく、実質的に規模が小さくなった感のあった雪まつりだが、心配された入場者は、おおむね天候にも恵まれて、例年並みの約8万人(主催者発表)を数えた。

 主会場、城北グラウンドには、小中学生、地区・職場参加の大型雪像8体が並び、豪雪に負けない気概がアピールされた。雪像造りは、降雪や厳しい寒気、好天といった気象の著しい変化の中で取り組まれ、連日連夜、作業に余念のない人たちの姿が見られた。

 また、市街地一帯には、商議所支部や商店街、地区など製作の大型雪像「風神」「だるま」「春」など6体が登場、飯山警察署も参加した雪まつり恒例の「雪灯篭」や、商店、民家前の雪だるま、小型雪像などとともに祭りを盛り上げた。

 大型雪像の部の最優秀賞は、飯山小学校5年生製作の「合唱」に贈られた。作品は幅約8b、高さ3bほどの大作で、3体の顔が力強い表情で歌う姿が刻まれている。

 両日会場のステージでは保育園児らのダンスや歌、ジャグバンドライブ、アカペラライブ、太鼓演奏などが行われ、11日は「アニメソング」の歌手、水木一郎さんがおなじみの歌で豪雪との戦いを励ました。同日はまた、実行委員長の田中史朗さんら昭和58年度高校卒の同窓生約20人が、酒樽みこしを担いで入場、厄払いの神事「同窓神」に臨んだ。

 昼過ぎまで好天に恵まれた12日は、雪まつり恒例の「愛宕睦・雪中みこし」が商店街から雪まつり会場を練り歩き、祭りを盛り上げた。

 「雪疲れ」で心配された住民の出足だったが、好天にも誘われて雪焼けした顔をほころばせ、イベントや飲食、雪像見物を楽しむ人も多く、関係者をホッとさせた。


(写真左=雪の町・雪まつりを盛り上げた雪中みこし/写真右=最優秀賞に輝いた飯山小5年の「合唱」)
 
車庫の屋根雪で雪だるま - 野沢温泉雪だるままつり<野沢温泉村>
 少なくとも2b以上はあった車庫の屋根雪を利用した、2体の雪だるまが通りに面して来村者を歓迎していた。

 10日から12日までの3日間開かれた野沢温泉村の「雪だるままつり」。スキー場や温泉街など一帯に1000体の雪だるま・雪像を造り、スキー・ボード客や宿泊客らに雪国の楽しさを満喫してほしい―と、ニコニコまつり実行委員会雪だるままつり部会が主管した。

 「あなたはこの冬 いくつの雪だるまに 出会えますか?」をキャッチフレーズに開催した今冬のまつりでは、旅館や民宿、商店などがそれぞれアイデアを凝らした雪だるま・雪像を造って、観光客らを歓迎した。干支の戌(いぬ)や、テレビの人気キャラクター、大小様々な雪だるまは、個店のCM媒体であったり、同村出身で今季オリンピック・フリースタイルモーグルに出場する上野修選手の激励であったり、アピールは様々。

 中には車庫の屋根に、2体の大きな雪だるまが乗り、来村者を歓迎する、豪雪の冬ならではのアイデアも見られた。期間中、松葉ではかまくら祭りが開かれ、振る舞い酒などに人垣ができた。


(写真=車庫の屋根から来村者を歓迎する雪だるま)
 
◆仮装やミスコンに大喝采 - 木島平スキー場感謝祭<木島平村>
 文字通り、スキー場利用者に感謝するとともに、スキー場の繁栄を祈り、村民との交流の場ともする「木島平スキー場感謝祭」は11日、好天に恵まれて開催された。

 関係団体で構成する実行委員会が主催したもので、同スキー場メーンゲレンデを会場に▽木島平特産品販売・袋井市観光PR▽振る舞い酒▽鬼島太鼓演奏▽仮装ライディングコンテスト▽豚の丸焼き・きのこ汁サービス▽だるま供養・ものづくり▽餅つき▽バレンタインフェア▽ミス木島平コンテスト▽ビンゴ大会▽たいまつ滑走―などイベントが行われた。

 同スキー場は今季、関係者・スタッフらの努力に加え、豪雪災害があまり喧伝されなかったことなどから前年同期比で利用者増が図られ、活況を呈している。

 同日も若者、家族連れを中心とするスキー・ボード客らが訪れ、イベントや各種サービスを楽しんだ。イベントの中ではことし、「仮装ライディングコンテスト」や「ミス木島平コンテスト」が初めて行われた。このうち、「ミスコン」には、スキー・ボードの部に合わせて15人が応募、来場者の投票でミス・準ミスを選んだ。


(写真=若者たちの喝采を集めたミスコンテスト)
◆初 釜 - 北信濃風物詩<連載>
「オレ、あんましヤッケなとこ苦手なんで、もうしゃげねえけん、写真だけで勘弁してくんねかい」と、初釜の席をご辞退申し上げた。

 知識もなく、作法も全く知らないが、日本文化そのものといえる様々な「道」に魅かれる。

四季折々に演じられる行事は、日本人が忘れかかっている何かを思い出させてくれる。

静寂と緊張感が思慮を深くする。
  
◆「最後」に惜別の念も - 泉台クロスカントリー大会<飯山市>
 91年に開催されて以来、15年の歴史を編んできた「泉台クロスカントリースキー大会」が12日、16回大会で幕を閉じた。

 参加資格を特に制限せず、誰もが気軽に参加できて、学年ごとに10位まで表彰する特異な地域大会として親しまれてきたが、運営の担い手確保が難しくなり、今回大会で幕を閉じる事態となった。

 地元の子どもたちの、地元での「ラストラン」となった、最後の16回大会には、地元を始め周辺の児童約380人が参加、たんぼの特設コースに白熱したレースを展開した。同日、子どもたちの懸命な姿に大きな声援を送っていた家族や住民も、大会運営の大変さを思いやりながら、それでも「最後の大会」に寂しさを隠せない様子で、「またいつか再開してもらえれば…」などと、身近だった地域大会との別れを惜しんでいた。
  
■「有機の里」など57億円 - スーパー観光 プランも <木島平村>
■心が痛んだ「豪雪」報道 - 東京・文化学園等 飯山市に見舞金贈る
■恩田・駒村・成瀬 - 雪疲れ励ますトリノの疾走
■爆笑にキャンドル揺れて - 戸狩温泉星フル村の雪祭り
■キャンドルで「ガンバロウ」 - 木島会場で雪まつり前夜祭
■団らん包む幻想夜 - 信濃平かまくらまつり
■広報写真で最優秀賞 - 市報いいやま

TOP - 過去掲載記事 - 2006年2月18日号