TOP - 過去掲載記事 - 2006年2月4日号

2月4日号掲載記事
 
◆体験学習・協力で協定 - 東京・稲城市と野沢温泉村<野沢温泉村>
 東京・稲城市の中学生約80人が先月24日から2泊3日の日程で野沢温泉村を訪れ、スノーシューやスキー、かまくら造り、ものづくりなどを体験した。

 同市はニュータウンの造成などで近年、急速に膨張した古くて新しい町。市内小中学校では、元々からの居住者層と、近年移り住んだ子どもとの融合が課題になっており、2006年度から稲城市小中学生の体験学習に野沢温泉村が協力する協定を交わした。

 この受け入れにあたり村では、同市との間で協議が始まった一昨年に宿泊・観光業者らで「あつまれ稲城っ子野沢温泉塾実行委員会」(富井武志委員長)を組織、準備を進めてきた。

 今回、本格実施に先駆けた体験学習として野沢温泉を訪れたのは稲城第六中学校2年生約80人。「宿や村民とのふれあいを」とする方針から7軒の民宿に分宿した。

 滞在中中学生たちはスノーシューやスキーに加えて、かまくら造りなども体験。受け入れ民宿では、地元の伝統行事である「ものづくり」など、オリジナルメニューを用意し、中学生たちをもてなした。

 新年度は稲城から夏に小学校6年生、冬には中学1年生が野沢温泉村を訪れ、同じ子どもが、夏・冬それぞれの野沢温泉の魅力を体験できる企画をスタートさせる。

(写真=野沢温泉村スキー場でスノーシューを楽しむ中学生)
 
国に財政支援を要望 - 豪雪禍の飯山市・栄村国交省政務官が調査<飯山市・栄村>
 国土交通省の吉田博美政務官と、同省河川・道路局、関東・北陸地方整備局など幹部職員らが先月27日、飯山市・栄村の豪雪被災地を現地調査した。

 同日調査に訪れたのは吉田政務官のほか、国交省河川局砂防部長・企画専門官・防災調整官・道路局国道防災課長・関東地方整備局副局長ら16人と、県土木部長ら県関係課職員ら合わせて23人。

 一行は県庁で豪雪災害の概要説明を受けた後マイクロバスで飯山市入りし、千曲川河川敷の排雪場を見た後最深積雪地の一つでもある西大滝へ。3b近い積雪の集落では、通路や玄関は辛うじて開いていても、家の周囲は雪に埋もれる民家や、5b以上もある排雪の山、住民の除排雪作業などを視察したが、家がほとんど雪に埋まった状態の民家に、吉田政務官らは驚きの声を上げ、「家は大丈夫なんですか? 排雪する場がないんですね」と、木内市長に話しかけていた。

 同市長は調査後、現地で▽除排雪経費に係る財政措置(特別交付税で除排雪経費を大幅に財源措置されたい。市道の除排雪経費に対して、国庫補助金で確実に財政支援されたい)▽公道を走行しない除雪機の税の減免を―とする要望書を吉田政務官に手渡した。

 同政務官は「豪雪災害の実状を大臣に伝え、要望に沿えるよう働きかけます」と答えた。

 その後、栄村入りした一行は、森地区を調査、役場で高橋村長から被災状況の説明、要望を受けた。同村は▽村道の除排雪経費・要援護世帯援助費に対する財政支援▽孤立集落解消のための抜本的な施策の推進―などを要望した。

(写真=飯山市西大滝で豪雪の実状を調査する政務官ら)
 
特製鍋で温もって - 信濃平のレストランかまくら村<飯山市>
 「かまくらで雪国ならではの温かみのある時間を、家族や友人らと楽しんで」―。飯山市信濃平観光協会の、この季節恒例の「レストランかまくら村」が先月28日、オープンした。

 経営難からスキー場が閉鎖となった信濃平だが、民宿も多く、夏の合宿や自然体験などに加え、冬の誘客の目玉として「かまくらの里」構想と取り組み、誘客に成果を上げるとともに、地域活性化、住民交流などに一定の役割を果たしている。

 「レストランかまくら村」は、地元産のキノコ、野菜、肉などが入った味噌仕立ての「のろし鍋」のほか、飲食物「持ち込み」可の2コース。戦国時代、黒岩山にのろし台があったことから名付けた「のろし鍋」は1人前1000円(注文は2人前から・前日までに要予約)で、他にかまくら利用料1000円(1基・1時間)が必要。

 「持ち込み」コースはかまくら利用料1500円(1基・1時間)。七輪・練炭・網のセットがレンタルされる。かまくらの数に限りがあるため、前日までに予約が必要。営業は3月5日までの午前11時30分から午後8時まで。かまくらは1基に最大8人ほど入れる。問い合わせ・申し込みは信濃平観光協会内かまくら係(<CODE NUM=013E>62・2225)まで。

 信濃平の「かまくら」は現在8基あり、利用者のある夜は温かな明かりがともって、幻想的な景観を演出している。
 
◆「交通安全」に若者が範 - JA北信州みゆきヤンドラ<飯山市>
 飯山市の北信州みゆき農協ヤングドライバークラブが県安全運転管理者協会主催の交通事故防止コンクールで「優秀クラブ」に選ばれ、このほど飯山警察署で賞状伝達式が行われた。

 ことしで16回めを数える「ヤングドライバークラブ交通事故防止コンクール」は、若年ドライバーの多い職場クラブの安全運転、交通事故防止などの取り組みをコンクール方式で評価するもの。今年度は県内企業を中心とする397クラブが参加、JA北信州みゆきクラブなど31クラブが優秀クラブに選ばれた。

 飯山署での賞状伝達式には同クラブ代表の北村明史さんが出席、座光寺冬樹署長から賞状を受け取った。同クラブは会員47人。交通安全運動や中央講習会などに参加しているほか、「あぐりスクール交通少年団」の活動などにも関わり、安全な地域づくりに貢献している。

 優秀賞の受賞に北村さんは「若い人たちが安全運転に心がけることで地域全体が安全意識をもってくれればいい。受賞に重い責任を感じている」と話した。
◆雪山遊び - 北信濃風物詩<連載>
 未曾有の豪雪で大人たちは悲鳴を上げていても、子どもたちは元気ハツラツ?

 学校の行き帰りに雪山で遊ぶ、雪だまを投げ合う、ツララの大きさを競う―と、何でも遊びにしてしまう。


 保育園の園庭にできた巨大な雪山。

保護者らがボランティアで下ろした屋根雪の山は、子どもたちの滑り台。

歓声がわく。

そうして雪国の民に育っていく。
  
◆子供は地域ぐるみで - 木島平村でネットワーク化<木島平村>
 全国各地で幼児・児童が犠牲になる殺傷事件が相次ぎ、村内でも不審者による中学生への声かけ事犯が起きた木島平村で今、地域全体で子どもたちの安全を守るためのネットワークづくりが検討されている。

 「子どもを地域ぐるみで守るための連携会議」。小中学校・PTA、高校、交通安全協会、保育園、村、飯山警察署など関係者らが参加して、先ごろ事務局レベルの初会合が開かれた。

 ネットワーク(案)は、その席上提言されたもの。「子どもを守る きじま平っ子ネットワーク」(仮称)。村内小中学校・保育園に加えて下高井農林高校や隣接する飯山二・野沢温泉・山ノ内中学校、警察・郵便局・岳北消防本部、こどもを守る安全の家、交通安全協会、役場・教委、「ふう太ネット」が有機的に連携する。

 ネットワークは▽不審者情報の提供・発信▽子どもたちに関する交通安全情報の提供▽パトロール活動の推進▽風水害・地震時などにおける道路・被害情報の提供―などについて連携する。

 初会合では各組織の縦流れのネットではなく、広がりをもつ活動とすること、地域が主体的に子どもたちの安全について考え、自律的な取り組みができるネットとすること、地域全体で子どもの安全に配慮する意識の形成を進めること―などが確認された。

 これに合わせて村では、子どもを中心に、村民の安全を守るためのパトロール活動に当たる「青色(回転灯)パトロール車」を配備、その運用に当たるスタッフの研修を行う考えを明らかにしている。
  
■「デマンド」本格運行へ - 木島平村試行で高齢者の利用多く
■電話料・国税など特別措置 - 栄など震災被災地
■雪で体育館倒壊 - 飯山市岡山小旧羽広山分校
■ブナ林などを雪上車で - 1日から野沢温泉スキー場
■若者誘客へ若者キャラバン - 戸狩温泉スキー場
■北信濃から4選手出場 - ノルディックジュニア世界選手権
■市長が4選手激励 - 5日開幕の妙高・全中

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