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12月17日号掲載記事
 
◆地域ぐるみで子供達を守る - 安全対策で学校・警察連絡協緊急会議<飯山市>
 今秋以来、全国各地で幼児・児童の殺傷・行方不明事件が相次ぎ、政治課題ともなる中で9日、飯山警察署で「学校警察連絡協議会 飯山・小中学校分科会緊急会議」が開かれた。

 管内小中学校長、市村教育委員会、駐在・交番勤務を含めた警察官など、約60人が参加。ここにきて、全国的に幼児・児童の殺傷事件が相次ぎ、県内でも小学生男児の行方不明事件が起きていることなどから、学校・警察、関係機関・団体の連携強化、情報の共有化、「こどもを守る安全の家」について、意見を交わした。

 児童の登下校時の安全対策の強化について、県教育委員会・県警察本部は先に▽通学路危険個所の実態把握▽危険個所に対する防犯灯・カメラの設置▽通学路周辺における住民による見守り活動や通報協力体制の確立▽教職員・保護者、防犯ボランティアらが付き添った集団登下校の実施―などについて市町村・同教委宛に通知依頼があった。

 飯山警察署の話では、管内ではことし、飯山市常盤で下校途中の小学生が何者かにランドセルを切られる事件があり、数日前には木島平村で、同じく下校途中の中学生二人が、それぞれ別の所で見知らぬ男に声をかけられ、あるいは肩をたたかれる事件があった。このほか、女子高生を対象とした盗撮、声かけ、つきまといなど事犯が発生している。

 会議では児童のための防犯指導として、見慣れない人・車のチェックや情報の速報体制、情報提供の際のプライバシー保護などについて横尾生活安全刑事課長が説明。この中で同課長は、各校区ごとに交通・災害を含めた危険個所を記すマップを作成した―と報告、各校で通学区内を再点検したうえで、危険個所を図示するよう要請した。

 また、「こどもを守る安心の家」について、現在300ヵ所近くあるものについて、子どもになじみ深く、わかりやすい家や商店、事業所、機関などについて来年2月中をメドに学校単位で見直すことを確認した。さらにここにきてPTAやJAなど登・下校時の地域防犯パトロール活動が広がりを見せていることについて、防犯ボランティアへの協力要請を進めることも確認された。

(写真=通学区ごとの危険個所マップも作成されて)
 
歳末の街にツリーの灯 - 本町・ぶらり広場<飯山市>
 飯山市の本町商店街協同組合と、飯山市職員労働組合青年部による本町「ぶらり広場」のクリスマス・イルミネーション点灯式は9日、午後6時から行われ、厳しい寒気の中、大勢の家族連れらが訪れ、カウントダウンに声を合わせた。

 歳末のこの時期、4年前から行われているこのイベント、イルミネーションで商店街に活気を―というのが主旨。市職労青年部の協力で準備が進められてきた。

 同日午後6時、サンタクロースに扮した武田信吾さんのカウントダウンに、集まった家族連れらが声を合わせ、「ゼロ」とカウントしたと同時に、広場北側の、高さ3b近いモミの木が、色とりどりのイルミネーションに浮かび上がった。

 集まった家族連れらは、商店街からのひと足早いクリスマスプレゼントを手に、地元の若者ゴスペルグループ「UNIFY(ユニファイ)」によるコンサートを楽しんだ。

(写真=みんなのカウントダウンでイルミネーションが点灯)
 
「楽しい戸狩」をPR - 田中知事に支援要請も<飯山市>
 飯山市戸狩温泉の民宿若手おかみらの「戸狩若妻キャラバン隊」が13日、JR長野駅構内コンコースで誘客キャンペーンを実施した。その後、県庁まで歩きながらのキャラバンを展開、県庁では田中康夫知事に支援を要請した。

 民宿の若いおかみさんら約10人のキャラバン隊。長野駅コンコースで17日から始まる「戸狩温泉スキー場・爆笑よしもと スノーパラダイス」などのチラシ約500枚と、販売促進用に特注した、リンゴを使ったかりんとう「とがりんとう」を配布。「この冬の戸狩は、楽しさノン・ストップ!」とアピールした。

 キャラバン隊はその後、県庁まで歩きながらPRを展開。県庁では田中知事に面会し、「頑張っているスキー場を支援して」「スキー王国長野のイベントで、戸狩のPRを」など訴えた。

 知事はキャラバン隊が持参した「りんご豚マン」を賞味、これも若妻会特製の、戸狩温泉スキー場キャラクター「トガリン君」のマスコットをポケットに付け、ご満悦の態で、「私たちも頑張りますので、皆さんも頑張って!」と、キャラバン隊を励ました。

 同スキー場では17日、オープニングイベントとして正午から「りんご豚料理コンテスト」、午後3時から「爆笑ゲレンデ」が行われる。「りんご豚」では、「ダイノジ」が司会を、「だいたひかる」「ハリガネロック」が審査員を務める。「爆笑」では前記3人のほか、「バッドボーイズ」「ハローケイスケ」「コンマニセンチ」「アームストロング」が出演する予定。
 
◆羊肉のレストランなど検討も - 木島平村でサフォーク種の「収穫祭」<木島平村>
 今月8日、木島平スキー場でサフォーク種の羊の「収穫祭」が開催された。遊休荒廃農地解消事業の一環として、木島平村農業委員会が昨年度から取組み、ことしは村内5カ所に放牧し、雑草の駆除、地味の改善など成果を挙げた。

 収穫祭には柳沢村長ら約30人が出席し、「望郷にこにこファーム」から調達されたジンギスカン1頭分12キロや、りんごの枝のチップで燻製にした羊肉、地元産のワインなどが振舞われた。

 主催者あいさつでは湯本実会長が「来春には子羊も生まれるので、希望者の方に預けてメンバーを増やしていきたい。遊休荒廃地が小さいながらも名所になればいい。羊肉に関しても、できれば専門と言わなくてもレストランなどの開設も考えたい。」と述べた。

 羊たちは地元の下高井農林高校で越冬し春を待つことになる。

(写真=村産の食材を使った料理が並んだ収穫祭)
◆雪帽子 - 北信濃風物詩<連載>
 好みまで頑固になってしまったのか、その時々に写す写真の構図が似通ってきている。

同行者が、いきなり車を止めて「いいんじゃないですか?」とほざく。

初雪というには余りにも多過ぎる雪に閉口しながら、「ならでは」の絵があるはず―と、さ迷う。

絵柄的にはもう写し尽くされた忘れ柿と雪の帽子。

それでも懲りずにシャッターを切ってしまったのだ。
  
◆斑尾に再びにわぎわいを - 斑尾高原でスキー場開き<飯山市>
 斑尾高原開発鰍フ民事再生手続きの開始申請から、「泣Vャノン」の経営となった飯山市の斑尾高原スキー場で10日、スキー場開きが行われた。同日は数日前からの雪が約50aあり、ボードの若者たちがさっそく新雪にシュプールを描いていた。

 同日のスキー場開きには「泣Vャノン」の西垣佳機取締役らスキー場関係者、井出澄夫飯山市助役ら関係市町村代表、地元観光協会関係者らのほか約70人のスキー場従業員らが出席。神事でシーズンの繁栄と無事を祈った。

 会場となったホテル脇のゲレンデは、数日前からの雪が約50a積もり、オープンを待ちわびた若者たちが、無料開放のゲレンデに初すべりを楽しんでいた。

 神事の後の直会で、西垣取締役は「たっぷり雪がある中でのスキー場開きに感謝したい。9月末以来約2カ月を経たが、リゾート運営は初めてであり、慣れないことばかり。スキー場経営は地元協力が不可欠であることを痛切に感じている。斑尾という山をもう一度再生したい。皆さんの意見に耳を傾け、すばらしい斑尾にしたい」とあいさつ。

 井出飯山市助役は「タイミングの良い雪に、神様は斑尾にいてくれる―と思った。スキー場と、これを取り巻く宿泊施設はギブ&テイクで、その間に溝があってはならない。斑尾に必ず以前のにぎわいが戻ってくれることを期待している」と、述べた。

 西垣取締役によると、今シーズンはとりあえず従来のシステム、イベントなどを踏襲し、その結果を見て来季の経営戦略を立てたいという。

(写真=再生への祈りを集めて行われたスキー場開き)
  
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