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12月10日号掲載記事
 
◆「行政お助け隊」的ボラ検討を - 地域創生会議<野沢温泉村>
 野沢温泉村地域創生会議の宮崎早人会長は1日、これまでの協議内容を中間提言にまとめ、「少しでも村財政の経費削減に生かされれば」と、河野村長に提出した。

 同会議は新しい住民自治のあり方や、健全財政を確保するための方策を検討し、村づくりへの提言書にまとめることを目的に、ことし5月発足した。

 提言書(中間提言)は―村民と行政の協働による村づくりを進めるためにも「自助・共助・公助」を基本理念とする「仕組み・人・環境づくり」に取り組むとともに、村民の手に委ねられることは村民にお願いし、ボランティアなどで協力できる「体制づくり」を進める必要がある。さらに、村財政の健全化を進めると同時に、村民一人ひとりの経営建て直しを図るためにも、観光を中心とした産業振興に全村一丸となり、取り組むことが重要―とし、▽福祉・教育▽産業振興―の2項目にわたって、意見を記している。

 このうち、「福祉・教育」では@行政お助け隊(仮称)的ボランティアの検討を行うA地域における助け合い活動を推進するB保育園の統合を進めるCごみの減量化に取り組み、経費削減を図るD健康づくりの村を推進する―、「産業振興」では@観光と農業を生かした商品づくりを進めるA野沢温泉にウォーキングを広める。そのためにウォーキングコースを設けるB道祖神による村起こしを進めるC花いっぱい運動を展開するD食文化の推奨と地域産物の活用に取り組むE野沢温泉全体のイメージアップを図る取り組みを進めるF冬の雪上運動会を開催し、村民同士の親睦を図る―を提言している。

 中間提言に当たって宮崎会長は「自立提言書は財政の建て直し策だが、創生会議の提言は村全体の振興策が色濃く出ている。削るところはボランティアでお願いする考えもある。委員の多くは、いいっ放しではなく、提言の具体化に、例えば検討組織への参加などといった形で関わりたいと意欲的だ」と述べた。新年度予算の編成に当たって、経費削減など、早急に提言する必要がある―として、今回の中間提言になったという。
 これに対して河野村長は「提言はかなり切り込んだもので、重要なことだが、すぐにはできないことや、それ以上にやらなければならないこともあるだろう。住民の意見を大切にし、新年度予算に生かしたい」と話した。

(写真=中間提言を村長に手渡す宮崎会長(むかって右))
 
「統合」やむなく了承 - 飯山市の瑞穂・南端保育園<飯山市>
 飯山市の瑞穂活性化センターで5日、「瑞穂・南瑞保育園統合に伴う申し合わせ事項調印式が行われた。

 行財政改革を進める同市では、第3次行財政改革大綱の中で保育園の統合を進める方針を打ち出し、飯山を除き「1学校区・1保育園」に再編すべく、関係地区などとの協議を重ねてきた。そして、これまでに上境保育園(平成13年度)、曽根・北瑞保育園(同15年度)の戸狩保育園への統合を実現させている。

 瑞穂・南瑞保育園の統合は平成14年ごろから論議が始まり、「保育所適正配置検討委員会」など地元協議を経てことし9月、区長会から木内市長宛てに、両保育園の統合を「やむを得ず」受け入れる旨の文書が提出され、同日の調印式となった。

 同日は▽瑞穂・南瑞保育園は、平成18年4月1日に統合し、同年9月30日までの間は両保育園での保育を実施、必要な準備を行う▽統合後の名称を瑞穂保育園とし、園舎は南瑞保育園を使用する▽平成18年10月1日から、新瑞穂保育園において保育を実施する―などのほか、通園・現瑞穂保育園園舎の後利用などに関する「申し合わせ事項」について、木内市長・区長会長・保育園保護者会長との間で調印を交わした。

 この後、地元から保育内容や環境、園児の送迎、施設の改修などに関する要望書が市長に提出された。

 同市長は「足掛け4年にわたる協議を踏まえた地域の苦渋の選択に心より御礼申し上げたい。子どもの立場を重視した保育に努めたい」とあいさつ。大平寛瑞穂区長会長は「おめでとうというべきなのだろうが?。良好な保育環境の整備をお願いしたい」、両保育園保護者会長は、地域協力を含めた、より良い保育、保育環境の整備実現を訴えた。

 市は地元の意向を踏まえ、現瑞穂保育園施設の後利用について、社会福祉協議会の東部デイサービス拠点として活用する考えを明らかにしている。

(写真=申し合わせ事項に調印を交わし終えて
 
校歌・村歌などCD化 - 外様にかえってこねーか<飯山市>
 平成15年に飯山市外様地区の区長を務めた人たちがこのほど、「北に聳ゆる・思い出ずる外様」と題するCDを製作した。

 外様5地区・5人の元区長さんたちは、任期終了後もたびたび「宴会部長」を自認する服部晴邦さん方に集まり、酒を酌み交わしては談論風発の時を楽しんできた。「元区長会」は、田舎者だけど、「常に郷土から発信する存在でありたい」という意味を込めて「在郷葉(ざいごっぱ)」と命名。

 ある時、「団塊世代」の定年退職を控えて、全国各地で「帰農」「帰郷」「Iターン」など運動が起きていることが話題となり、「地区出身者を外様に呼び戻すことができないか」となった。そのアイデアの一つが、外様オリジナルソングのCD化。幸い、メンバーの中に、本職は畳屋だが、若かりしころはバンドで活躍、今、大正琴を指導する足立永次さんがおり、プロデュースを引き受けてもらった。

 収録したのは「外様小学校校歌」「外様中学校校応援歌」「外様地区運動会応援歌」「盆じゃもの」「外様甚句」「外様村歌」「顔戸小唄」「信濃の国」「故郷」など、カラオケも含めて12曲。このうち小学校校歌は、野口雨情作詞によるもので、泉台小学校の高学年児童に歌ってもらった。中学校応援歌は在郷葉メンバーの歌。

 昭和30年代に尾崎地区青年会が作った「運動会応援歌」は歌詞が1番きりだったので、服部さんが各地区の特徴を盛り込んだ詩を作詞し、外様小学校の閉校記念運動会に披露したもの。村歌・顔戸小唄は、村史やお年寄りの口伝えを元に足立さんが楽譜を復元した。

 「在郷葉」では各自経費を持ち寄り、500枚のCDを作製、住民を通じて村出身者を中心に今、販売・普及活動と取り組んでいる。CDは「外様に帰ってこねーか!」運動のワンステップ。「ふるさと通信」やホームページで地域の情報を発信するとともに、空き家や旧スキー場民宿などを活用して「里帰り館」の開設も検討する。

 「本音はね、昔なじみがちょくちょく里帰りしてくれれば、何度でも楽しい宴会が開けるわけです。それが地域の活性化につながるのなら、一石二鳥」と、服部さんは少し照れながら話してくれた。CDは1枚1000円で販売する。問い合わせは足立永次さん(0269―62―0900)、服部晴邦さん(0269―62―0916)まで。

(写真=CDを手に語る服部さん)
 
◆JAに強盗? 訓練デシタ - 歳末防犯で飯山署<飯山市>
 「おいっ、動くな。手を挙げて後ろに下がれ。そこの女、こっちにこい。金を詰めろ!」。6日午後3時過ぎ、飯山市柳原のJA北信州みゆき旭町支所金融窓口が拳銃をもった二人組みの男の襲われ、現金が強奪される事件が起きた。

 と、いっても、これは歳末恒例の金融機関防犯訓練。この季節、全国的に金融機関を狙った強盗事犯が多発することから、飯山警察署の協力で毎年、管内金融機関で実施されている。

 同日の訓練は、事前に職員に知らされていたが、犯人役の警察官が、発砲しながら押し入ると、所内には緊張が走り、顔をこわばらせ、青ざめる女子職員も。2分近い威嚇の後、現金を奪った犯人が逃走すると、男子職員が一斉に跡を追い、車のナンバーを控えたり、車めがけてカラーボールを投げつけたり。

 訓練後、犯人同席(?)の反省会では、職員の覚えていた犯人の身長・服装・年齢・所持品などはほぼ間違いなく、冷静な観察が評価された。犯人から「犯人をなるべく刺激しないよう」など、アドバイスがあった。


(写真=迫力満点の犯人役に緊張感が)
◆柿映えて - 北信濃風物詩<連載>
 初冬に必ず撮りたい風景がある。

真っ白な山を背景に、実をいっぱいつけた柿の木の図である。

理想を言うなら、柿の木や柿の実に雪がかぶっていれば最高。

 ことしは柿の成り年だったという。

たくさんいただいた。

吊し柿にするズクもなく、夜食に楽しむだけ。

飲酒の機会が多いこの時期、ありがたい妙薬でもある。

雪が晴れた朝のショットである。
  
◆飛散などの危険なし - 239カ所の検査結果報告<飯山市>
 飯山市は1日開いた議員全員協議会で、健康被害が指摘されているアスベストについて、市施設239カ所で行った検査の結果を報告した。危険と判断された施設はなかったが、小学校・中学校給食センターの給食調理機器は9月13日以降使用を停止し、アスベストを使っていない機器に更新した。

 アスベスト検査は市施設239ヵ所を対象に行われ、疑わしい吹き付け材が使われていた21カ所では、飛散の危険性があるかどうか検査した。その結果、疑いのある吹き付け材が使われていた公民館、美術館、飯山小学校屋内運動場建物、泉台小、柳原・南瑞・外様保育園など17施設では飛散の危険はなく、安全が確認された。

 また、給食調理機器にアスベストが使われていた7小学校・中学校給食センターでは、アスベストの劣化は見られず、飛散の危険はない―と判断されたが、市教委では、9月13日から当該機器の使用を停止し、アスベストが使われていない機器へ更新した。

 同市内ではこのほか、鉄砲町児童公園のSLのボイラー・気筒・蒸気管にアスベストが使われていることが判明したが、JRの検査では飛散の危険はない―としたものの、現在立ち入り禁止措置をとり、今後の措置について関係市町村と協議を進めることが明らかになった。
  
■「最優秀賞・優秀賞」を報告 - 県農村女性きらめきコンクール
■3セク民営化を推進 - 木島平新年度予算編成方針
■季節恒例の門松今年も - 飯山郵便局
■お客様に魅力伝えて - 野沢温泉スキー場民営化後初の安全祈願祭
■「月下美人」に実 - 飯山市木島の民家
■自分たちで講師要請も - 木島平村北部中学校
■他施設と重複登録も - 中野市の豊田地域初の子育て支援センター
■便利になって体使わず - 野沢温泉ウォーキング講座に70人

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