TOP - 過去掲載記事 - 2005年11月5日号

11月5日号掲載記事
 
◆推進委への提案まとまらず - 飯水岳北地区高校の将来を考える会<飯山市>
 「統一案は難しい―との認識で一致した」「4日までの(推進委員会)への提案について、統一案ができない」。

 1日、飯山市役所で開かれた「飯水岳北地区の将来を考える会」の全体会議。「高等学校改革プラン第一推進委員会」が募集する、地域からの提言募集期限を3日後に控え、「考える会」の意見をまとめる全体会だったが、4市村首長が代表者会議の一任を受けてまとめた再編案に異論、反論が相次ぎ、意見の統一はならなかった。

 同日の会議の冒頭、会長である木内飯山市長は、これまでの検討経過を概略説明し「それぞれ意見はあろうが、4市村を網羅した方向性を一つにまとめたい。(再編案に)ぜひご賛同いただきたい」とあいさつ。

 4首長がまとめた再編案は「@飯水岳北地区4高校を2校に統合するA飯山市内普通科高校3校を1校に統合するB飯水岳北地方の基幹産業である農林業発展のため、下高井農林高校のもつ意義を重視し、専門性を高めるとともに、環境・観光等に対応したコースを取り入れ、魅力ある高校づくりに努める」―などを骨子としたもの。

 論議では「4校を一つに―というスタンスは譲れない」「(再編案は)県教委案そのもの」「将来的に4校を1校とするという案と整合性がとれない」「「普通科3校を1校にというが、具体名もなく、あいまい」「(再編案は)首長会として集約してほしい」など意見が出た。このため、木内会長は、推進委員会へ提言するはずだった意見の集約を実質的に断念、「統一案はできない」との見解を示し、会を閉じた。

(写真=「再編案」に反論が相次いだ考える会全体会)
 
本場で野沢菜尽くし - 野沢菜蕪四季会社<野沢温泉村>
 野沢菜の本場として、野沢菜を全国にアピールするとともに、野沢菜の収穫や料理講習、野沢菜尽くしの交流会などを通じて誘客の拡大に結び付けたい―として始まり、ことしで16回を数える野沢温泉村の「のざわな蕪四季会社」の蕪主総会が11日行われ、首都圏を中心に、遠く北海道や佐賀からの約150人が参加した。

 同日は午後▽野沢菜料理講習会▽野沢菜収穫体験▽上ノ平高原自然散策―の3つのコースに分かれて、秋盛りの北信濃路を満喫。

 このうち、柄沢の菜畑で行われた収穫体験には、家族連れら約50人が参加。現地スタッフの指導で、野沢菜の収穫に汗を流した。スタッフらの話では、ことし、秋口からの好天に恵まれ、野沢菜は虫害もなく順調に生育。例年より若干蕪、茎は小さめだが、姿のよい菜となった。

 参加者たちは包丁を手に、大きめの菜を探して畑を歩き回り、納得のいく成果に笑顔を見せていた。

 料理講習会でイモナマス、えん菜汁、おやきの製法を学んだ参加者だが、蕪主総会・パーティーでは根曲がり竹の煮物やワラビのしょうが醤油、そばサラダ、葉にぎり、そうめんかぼちゃなど北信濃路の今の季節ならではの味覚に舌鼓を打っていた。

(写真=秋晴れのなか、作業に打ち込む参加者)
 
11団体参加・地域づくりに提言も - みゆき野支援ネット初寄り合い<飯山市>
 みゆき野(飯山市・木島平村・野沢温泉村・栄村)のNPO、ボランティア団体、市民団体に様々な運営資源(情報・人材・物品など)を提供し、NPO、各種団体の運営基盤の強化を図ることを目的とする「みゆき野支援ネット」の初の「寄り合い」が28日、飯山商工会議所会議室で開かれた。

 同支援ネットは▽NPO・ボランティア・市民団体・行政のネットワーク事業▽運営資源提供システム事業―などを行うもので、同日の初寄り合いには環境保全・産業振興、IT起業・伝統芸能保存・子育て支援・高齢者介護・イベント開催・スポーツ振興など、多岐な分野にわたる11の団体・グループ関係者が参加した。

 初寄り合いでは、各グループ・団体の概要、活動内容の紹介、直面する課題などが語られる中で、「まちなかに交流・寄り合いの場を」「組織の高齢化に直面している」「ボランティア活動に地域マネーの導入を」「天気に左右されないイベントメニューを」など、悩みや地域づくりへの提言も聞かれた。

(写真=紹介を交わし課題などを語り合った寄り合い)
 
◆「室内育苗」の功 今に - 松田順次さんと雪害試験地「偲ぶ会」ことしも
 長野県の技師として、昭和15年から当時の「県農業蚕業試験場飯山雪害試験地」に勤務、水稲の室内育苗法による早期植栽に成功、全国積雪地の農業振興に貢献した故松田順次さんの遺功を慕う人たちが、ことしも飯山に集まった。

 松田さんは豪雪地で水稲の苗床、苗代作りが遅れ、作柄や収量などにも影響する厳しい環境下、全国で初めて室内育苗法を考案、雪国農業に活路を開き、田植え機開発の基礎を築いた。

 松田さんが逝き、雪害試験地も平成初めに閉鎖となったが、松田さんの功績、人柄を慕う人たちは「松田会」を組織。毎年10月の最終土曜日に飯山に集まり、飯山城址公園にある「松田順次之碑」と、同市常盤の旧雪害試験地跡にある「水稲育苗発祥の地」の碑を清掃し、昼食で交流を重ねてきた。

 かつての試験地OBや、農協職員、稲作農家らメンバー約10人は29日、ことしも二つの碑を訪れ、碑や周囲を清掃、菊花を手向け、松田さんの遺功を偲ぶとともに、昼食をともにして旧交を温めた。
◆杉っ葉拾い - 北信濃風物詩<連載>
 ちょうど通りがかったお宮の境内。昔でいえば、「鎮守の森」とでもいうのか。

近くの保育園の子どもたちが「杉っ葉」を拾い集めていた。

先生に聞くと「ヤキイモやるんです」。

カメラを向けると、園児たちがアピールに押し寄せてきた。

 ストーブの焚き付け用に、杉っ葉を細木で巻いたもの3束を作った記憶がある。

もうそんな季節になったんだ。
  
◆今季閉校式で味噌作りも - 飯山市の夢丸農業小学校<飯山市>
 飯山市の「夢丸農業小学校」の今季閉校式を兼ねた交流試合は30日、常盤小学校グラウンドで開催された。

 農業など作業を通じて、汗をかくことの大変さ、収穫の喜びなどを学び、広域圏レベルでの交流を深める同農業小学校。ことしは近くの約6eの畑を借り、丸ナスや枝豆や大豆の栽培と取り組んできた。大豆は5月の播種から苗の植え替え、除草作業まで、月1回の農作業に汗を流し、先ごろ約36`の収穫を得ることができた。

 同日は今季の閉校式に合わせて、昼食時に子どもたちが育てた大豆から作った味噌使用の「夢丸鍋」に舌鼓を打った。また、煮立てた大豆に麹(こうじ)と塩を合わせ、これをナイロン袋に入れてもみしだく、簡易味噌作りにも挑戦。袋作りの味噌はペットボトルに入れて来春まで寝かせると立派な味噌になるという。

 同日の交流試合には飯山市・木島平村・野沢温泉村から新潟県十日町市の合わせて20チーム、約240人が参加。風の寒さもものかわ、シーズンに有終の美を飾る熱戦を展開した

(写真=試合の合い間に味噌作りに励む子どもたち)
  
■村民としての充足感を - 木島平村村制50周年式典
■スリム化・人口対策提言 - 飯山市自立のための市民会議
■かくしゃくとして - 市長が高齢者訪問
■洋画と陶芸と日本画と… - 仲間達と共にことしも「3人展」
■ロビーで絵手紙教室 - 飯山郵便局年賀はがき発売
■5市村社協に30万円寄付 - ろうきん中野支店アニメ祭
■好きなことば・大切なことば - 栄村で20日までちっちゃな村の絵手紙展

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