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10月8日号掲載記事
 
◆どこでも「戸口から戸口まで」 - デマンド交通導入へ<木島平村>
 利用の予約をすれば申し込み場所まで迎えに行き、目的地まで利用者を送る「戸口から戸口まで」とうたった「デマンド(要求・需要などの意)」方式の交通システム試験運行が3日から木島平村で始まった。

 従来の村営路線バスについて、利用者から運行本数の少なさや、バス停までの移動手段などに不便さが指摘されていたことを受けて、同村ではこれに替わる新しい交通体系を検討してきた。

 「戸口から戸口まで」のデマンド方式の交通体系はここ数年、県内でも普及しており、同村では来年度から本格実施することを決め、今月3日から11月2日までの土・日曜日・祝祭日を除く毎日、試験運行することにした。

 運行時間は午前8時半から午後3時半までの間の一定時間帯。1日5便運行される。利用料金は無料。

 利用希望者は運行時間の30分前までに役場の建設係(рW2・7111)まで予約を入れる。予約を受け付けた役場では、指定場所まで迎えに行き、目的地まで送る。帰りも々手順で予約する。村内どこからでも予約できる。

 試験運行初日の3日、部谷沢のお年寄りから最初の予約が入り、市之割の知人宅間で送った。同日は午前中だけで、高石〜中村、和栗〜中島、北鴨地区内の、合わせて4件の利用予約があり、まずまずの滑り出しとなった。

(写真=試験運行初日にはお年寄りの利用が)
 
災害時に建設業の力 - 応急対策で協定締結<飯山市>
 飯山市と飯山市建設業協会は30日、市役所で「災害時における応急対策業務に関する基本協定」締結の調印を交わした。

 同協定は、飯山市内に災害が発生した際、または発生するおそれのある時(災害時)、市長が建設業協会長に対して、緊急な対応に協力を求めるための基本的事項を定めるもの。

 市単独では十分な応急対策が実施できない―と判断した場合、建設業協会に応急対策の協力を要請、協会は特別の理由がない限り、速やかに協力すること、また、市は協会以外の建設業者に対しても、必要に応じて協力を要請することができる―としている。市の要請に基づいて、協会が行う業務の費用は市が負担する。

 同日の協定締結調印式で木内市長は「地震や台風、豪雨など災害が相次いだ。いざという時のすばやい対応は重要であり、組織的な対応協力は心強い」とあいさつ。建設業協会の坂東峯一会長は「時、所かまわずに発生する災害では、様々な事態が想定される。市民のお役に立てるよう努めたい」と、述べた。

 両者は基本協定、応急対策業務の実施に関する細目協定書に署名を交わし、万一の際の一体的な応急対策に決意を新たにした。建設業界と自治体の災害時における応急対策に関する協定は、先に木島平村でも締結されている。

(写真=協定書を手に坂東会長と木内市長)
 
生態系への影響懸念 - 繁殖するカワウ駆除へ<飯山市>
 平成10年ごろから、飯山市の千曲川下流域を中心に生息が確認され、集団営巣から千曲川やその支流の生態系への影響が懸念される「カワウ」の駆除に許可が下り、1・2の両日、猟友会による一斉駆除が行われた。有害鳥獣駆除の許可は今月末まで。

 カワウは全蹼(ぜんぼく)目の水鳥。クビは細長く、全身黒色で巧みに潜水して魚を捕食する。平成10年ごろから千曲川の旧豊田村硲〜飯山市西大滝間で飛来・生息が確認された。

 高水漁業協同組合(横川荘一組合長)などの調査では、平成12年に湯滝橋・市川橋下流一帯で6羽が確認されて以来15年には50羽、昨年には82羽と急増。営巣も12年の12からことし5月には35に増えていることがわかった。営巣地は、市川橋直下のアオサギのコロニーを占拠しているという。

 カワウは千曲川の中州や隔離された地形の河岸などに群れをなして飛来し、本流が濁っている時には、樽川などの支流まで飛翔、川魚を捕食している。

 同漁協では毎年、コイ・フナ・ウナギ・ニジマス・ヤマメ・イワナなどの稚魚を千曲川に放流、増殖を図っているが、ここ数年、目視調査では明らかにオイカワやフナ、ドジョウなどの数が減少傾向にあり、カワウによる食害が深刻化している―と指摘する。

 栃木県水産試験場の研究では、カワウは1羽で1日平均300〜500cの魚を捕食するといい、同漁協では千曲川などでの漁業被害は年間900万円を超えると試算する。

 駆除初日の1日未明、市川橋東の空き地には猟友会員ら約20人が集合し、直下の営巣地で数発を発砲。驚いたカワウ約60羽は川面スレスレから次第に上昇し、高度を上げたまま上流域へ飛散した。駆除はその後、柏尾橋付近まで広がり、途中数カ所で、川面を浮遊する群れに発砲、威嚇した。

(写真=銃声に驚いて飛び立ったカワウ)
 
◆決意新たに創立40周年式典 - 飯山第一中学校<飯山市>
 飯山市立第一中学校の創立(実質統合)40周年記念式典は2日、同校体育館で行われ、生徒・教職員・PTA関係者や来賓ら約500人が出席、スライドや記憶に来し方の40年の歴史を振り返るとともに、新たな節目に向けた創造の決意を新たにした。

 同校は昭和37年4月に当時の飯山・秋津中学校が形式統合され、部校制で発足。41年に施設の完成をもって実質統合、開校式を行った。当時の生徒は730人だった。当時、冬期寄宿舎を併設し、豪雪時にはPTA役員らが屋根の雪下ろし作業を行うこともあった厳しい環境の中で陸上やスキー、合唱・器楽など活動で優れた伝統を残し、また、海外校との交流を含めた学習活動でも地域の中心校としての地歩を築いてきた。

 式典で足立正則PTA会長は「40年前の、周囲一面の田園風景が、新幹線の高架橋などで大きく変わり、まさに隔世の感がある。開校以来の不撓不屈の精神を支柱として、よき伝統を引き継いでいくことが更なる気迫を生む」とあいさつ。宮沢眞一校長は「一中はこれまでに6020人の人材を地域に送り出してきた。この日に、校歌を作詞された古田十一郎先生がおられないのが残念だ。伝統をプライドとして受け継ぎ、新たな歴史を創造したい」と述べた。

 また、在校生を代表して坪根綾生徒会長は「大きな歌声、気持ちいいあいさつという伝統を引き継ぎ、40年の節目に立ち会えた。プライド・伝統・活動・自分への誇りをスローガンに日々取り組んでいる。歌声が響きあう学校の伝統は、一人、ひとりの努力なくしては守られない。伝統を次に伝え、発展させ、新たな歴史をつくりたい」と決意を述べ、木内市長は「廊下でのすれ違いざまのあいさつがうれしかった。社会に出ても不撓不屈の精神を忘れないでほしい。あと5年少しで新幹線が開通し、新しい市づくりが進む。新幹線は夢と希望を運んでくれるはずだ」と、祝意を伝えた。

 式典では2年生が製作した40年の歴史を振り返るスライドも紹介され、会場後部席を埋めたお年寄りら住民参加者から40年の歩みを懐かしむ声も聞かれた。

(写真=40年を振り返り新たな決意がされた記念式典)
◆稲 架 - 北信濃風物詩<連載>
 秋の取り入れが進む。

稲刈りはほぼ終わり、田んぼから畔草などを燃やす煙が立ち上る。

一部に先の台風による倒伏被害も出ているが、まずまずの実りだった。

 大地の恵みなどというが、大地はそのままでは恵みなど与えてはくれない。

手間も金もかけ、しっかり見つめ続けなければご機嫌を損じる。

山田に立つ5段のハゼ。

秋雨に濡れていた。
  
◆環境に優しいエコバッグを - 木島平商工会<木島平村>
 県などが進める「環境に優しい買い物キャンペーン」に合わせて、木島平村商工会はこのほど、エコマーク付きの独自の買い物袋「ふう太のエコロジーバッグ」を製作、一つ500円で販売している。

 同商工会ではこれに加えて、約120の会員店・企業に対して、包装などの簡易化、環境に配慮した商品・量り売りの提供―などについて協力を呼びかけ、キャンペーンの主旨であるゴミの減量化、ひいては自立に向けた行政経費の削減に実効性をもたせることにしている。今月いっぱいをキャンペーン期間とし、村内8つの協力店に置くバッグの普及を期す。
  
■十分な論議の時間を - 高校の将来を考える会
■伝統飯山仏壇の彫金学ぶ - 下高井農林高選択美術生徒
■川と山から自然再発見 - 飯山市で千曲川シンポ
■交通安全夜間教室 - 飯山警察署
■「糸あやめ」相次ぎ希望者 - オープンガーデン五荷
■親子連れでゲームも - 飯山養護学校の「銀嶺祭」
■人気の商品ことしも - 常岩の里ながみね「秋桜祭」
■「自慢料理」募集 - オラホの食卓・郷土料理味比べ
■雁木通りが花街道に - 第5回飯山花フェスタ
■野菜収穫や豚の丸焼きも - 望郷ニコニコファーム・やまびこの丘公園

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