TOP - 過去掲載記事 - 2005年10月1日号

10月1日号掲載記事
 
◆売り上げ12億・利用者40万人 - スキー場管理で協定<野沢温泉村>
 野沢温泉スキー場の管理・運営業務に関し、指定管理者の指定に基づく村と株式会社「野沢温泉」の協定書調印式が26日、同村役場で行われた。

 会社が指定管理者となり、スキー場施設の一切の管理権を含め、同協定に加えて村公営企業の設置に関する条例、公の施設の指定管理者の指定手続きに関する条例に定めるところにより、管理運営を行う。

 会社による管理運営は10月1日からで、協定期間は09年度末まで。会社が村に支払う施設使用料は、スキー場に関わる村起債償還分に借地料などを加えた、年間約3億9000万円を予定、毎年見直しする。今年度の人件費・施設修繕費なども別途村に納める。

 年間売り上げ目標は12億円と設定、利用者を昨年度実績とほぼ同じ40万人と見込む。スタッフは役員を含めて26人。村企業課の23人の職員が研修を受けた後、来年度から社員として採用される。

 同日の協定書調印式で河野幹男村長は「順調に調印の運びとなったことは喜ばしい。村民が一丸となって会社運営に協力したい」とあいさつ。河野博明社長は「大変な業務をお引き受けする覚悟できょうの調印式を迎えた。村の基幹産業であるスキーだが、これを取り巻く環境は生易しいものではない。スキー場をつぶしてはならず、もう一度の発展に住民協力を得たい。もうかる会社をつくるんだ―ということを約束したい」とあいさつした。

(写真=スキー場経営に改めての決意も語られて)
 
物の大切さ再認識を - もったいない情報交換制度<木島平村>
 「物の大切さを再認識し、大量生産、大量消費型の生活様式を見直すことで循環型社会を形成するために、家庭において不用となった耐久消費財などのリサイクルを推進する」ことを目的に、木島平村はこのほど、「もったいない情報提供制度実施要領」を設け、1日から取り組みを始める。

 営業行為など利益を目的とする者を除き、不用品を譲りたい者(提供者)、譲り受けたい者(希望者)が村に申し込み、村は提供者・希望者情報登録カードを作成して登録する。

 登録は6カ月間有効で、村広報紙・ふう太ネットで提供・希望情報を知り、村の仲介でリサイクルを推進する。村は登録品の譲り渡し、譲り受けの紹介を希望する者に対し、登録者を紹介するが、ただ、料金や運搬方法などに関わることについては、当事者同士の話し合いが原則。

 取り扱う品物は電気・石油・ガス器具、家庭調度品、子ども用品、精密機器、趣味用品、衣類などだが、欠陥品や故商品、今後の使用に耐えられる、安全なものであることが条件。酒類や医療品など法令で取り扱いが禁じられているもの、宝石や自動車など高価なもの、食料品などは扱わない。問い合わせは村民政課住民係(電話82―3111)まで。

 不用になった耐久消費財のリサイクルに向けた交換システムは、飯山市が既に市報などを通じて実施しており、木島平村の取り組みは岳北地方ではこれに続くもの。
 
小学生らが稲刈り交流 - 福島の棚田<飯山市>
 かつて、先人たちが集落背後の傾斜地を血と汗で切り拓いて造成した飯山市瑞穂福島の棚田で23日、ことしで7年目の「稲刈り体験と交流会」が行われた。

 「福島の棚田」は、その歴史、妙高・斑尾山を遠望し、千曲川を足下に望む絶佳の景観、映画「阿弥陀堂だより」のセットとして建てられた阿弥陀堂―などから、「日本の棚田100選」にも選ばれ、ここ1、2年、多くの観光・行楽客を集める。

 98年、先人たちの暮らしの遺産を風化させまい―と立ち上がった地元住民によって復元作業が取り組まれた棚田は、今、「福島新田棚田委員会」(丸山福治委員長)によって守られ、毎年、地元の小学生を始め、市内外に参加者を募って田植えや稲刈り、交流会が行われている。

 ことしは5月に47枚・約45eの棚田にアキタコマチ、コシヒカリが植えられ、地元の人たちによって栽培管理されてきた。関係者の話では、ことしは台風などの災害もなく、作柄はまずまず。

 同日の稲刈りには、東小学校児童約80人を始め、地元を中心とした約150人が参加。同小では、学校給食の飯米の全てを、子どもたちが作った棚田米でまかなっており、この日も「落穂拾い」までして収穫の喜びを分かち合った。

 同日、棚田では稲刈りから結束、運搬、そして、はぜかけなどまでの一連の作業が行われ、昔ながらの「背中ち」「菅笠」も見られるシーンにアマチュアカメラマンのカメラの放列が敷かれた。
 
◆給食調理器は更新へ - 検査済みの施設の安全確認<飯山市>
 飯山市は27日開いた議員全員協議会で、市施設のアスベスト検査の結果を報告した。

 それによると、調査施設は239施設で、うち、疑いのある吹き付け材が使われていた施設は21カ所。このうち、アスベストの飛散の危険性がない―として検査を行わなかった4施設を除く17カ所について、検査を実施した。

 この結果、克雪センター・市民会館・給食センターなど9施設については現在なお検査中だが、検査が終了した公民館・美術館・飯山小学校(屋内運動場建物)、泉台小学校など8施設は安全が確認された。危険と判断された施設はなかった。

 同市ではその後、市内小学校、中学校給食センターの回転釜・炊飯器・焼き物機・揚げ物機など給食調理器にアスベストが使われていたことがわかったが、市教委の調査ではいずれもアスベストの劣化は見られず、飛散の危険性はないもの―と判断された。

 同市教委では、9月13日から、当該調理機器の使用を停止し、アスベストが使われていない機器への更新を進めている。保育園の調理機器はアスベストは使用されていなかった。

 また、鉄砲町児童公園に設置される「SL/C56」については、JR東日本長野支社の調査で、配管部分にアスベストが使用されているものの、ペンキで飛散防止措置が講じられており、現状では飛散の危険はない―との報告があったという。

(写真=防塵マスク姿で行われたSLの石綿調査)
◆交通安全 - 北信濃風物詩<連載>
 「アレッ?」と思いながら、一度は通り過ぎた。

「おい、お地蔵さんな、メットかぶってらさ」。

背後の水田は、先の台風で稲がなぎ倒されたまま。

刈り取りの大変さを思いながら、ブン屋の悪いクセで、カメラを向ける。

 お地蔵さんのヘルメットには「交」の文字。

毎日通る子どもたちの安全を見守り、安全な村づくりにひと役かう。

秋分の日も過ぎた。
  
◆針湖で水難救助も - 飯山警察署が災害警備訓練<飯山市>
 北信濃一帯に土砂崩れ、民家などの浸水、農作物の冠水など、大きな被害をもたらした昨年10月の台風災害、ことし8月の集中豪雨―と、大規模な災害が相次いだことを受け、飯山警察署は20日、飯山市の長峰運動公園で災害警備訓練を行った。

 座光寺冬樹署長を本部長に、署員約40人が参加した訓練は、ハイテク機器や毒物などを使った犯罪に備えた放射線用防塵防護服の着用から、災害現場での活用に備えたチェーンソーの操作、そして、救命ボートの操船―など。県警機動隊員が指導した。

 針湖で行われた水難救助訓練では、これまで同署に常備されながらほとんど使われなかった合成樹脂製、ゴムボートを使い、その組み立てから救命胴衣着装、操船方法を学んだ。

 ボートは腹部が開き、そこから水難者を救助する構造だが、バランスをとるのが大変で、実際に乗船した署員は、「ちょっと動くだけでかなり傾くのがこわかった」。それでも救助のコツをつかめたことで「落ち着くことが大切ですね」と話していた。座光寺署長は「様々な災害が相次ぎ、ケースバイケースの対応に迫られる。一回の訓練では万全とはいえないが、住民の生命、財産を守るという使命感を再認識したい」と、叱咤を飛ばしていた。

(写真=万一に備えて針湖で行われた災害警備訓練)
  
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