TOP - 過去掲載記事 - 2005年8月27日号

8月27日号掲載記事
 
◆晩夏のスキー場駆け下って - 全国の600人がMTBで挑む<野沢温泉村>
 今月27・28の両日、野沢温泉スキー場を会場に開催される「G Downhill Marathon(ダウンヒル マラソン)NOZAWA2005」の出場予定者が今月12日の申し込み受け付け締め切り時点で、当初予想を大幅に上回る617人となった。

 大会はマウンテンバイク(MTB)で、スキー場コースから自然林・雑木林、一般道路などを一気に駆け下るもので、MTB本来の魅力を再発見するとともに、スキー場の通年活性化に結び付けたい―というのが主旨。

 コースはやまびこゲレンデのやまびこ休憩舎脇広場をスタートに、向林のジャンプ台下をゴールとする全長10600b。標高差は807bで、今大会では初めて「一斉スタート」方式が採用される。

 12日の最終締め切り時点では、ジュニア・シニア・マスター・オーバーエイジなど7種目に、全国から小学生の部の「バンビーノ」、中学生の「カデット」など617人の出場が予定される。この中にはオフロード車椅子の4人が含まれている。

 初日の27日は、午後1時から30分のインターバルで小学生、中学生、全レディー、ファミリークラスの順でスタート。28日の決勝は午後1時スタート。

(写真=大会を間近に準備が進むゴール付近)
 
県教委などに決議訴え - 飯水岳北地区高校の将来を考える会<4市村>
 「飯水岳北地区高校の将来を考える会」正副会長の木内飯山市長、柳沢木島平村長、河野野沢温泉村長、高橋栄村長の4首長は19日、県教育委員会と県議会に「高校改革プランの実施計画策定に関する決議」を提出した。

 決議は今月8日の「考える会」で採択されたもので@県教育委員会は、県立高校再編整備候補案を再考することA県教育委員会は、高校改革プラン推進委員会に県民の声を十分に反映した論議を積み重ねる時間を確保し、年内結論を求めることなく慎重に対処することB私たちは、飯水岳北地区高校の将来のあるべき姿を十分に論議し、県教育委員会案に代わる再編案を高校改革プラン推進委員会に提案する予定であるので、そうした地域の声に配慮すること。

 県教委との懇談で、木内会長は「高校再編整備候補案は地域に衝撃を与え、子どもたちに不安を育てた。我々は早急に地域プラン、あるべき姿を模索し、プラン推進委員会に提案したい。その前に地域の思いを決議にしたため、お届けした」と述べ、決議を手渡した。

 柳沢木島平村長は「(候補案は)たたき台というが、年内という期限内ではたたく余裕もない。論議する十分な時間を確保すべき」と、河野野沢温泉村長は「慎重に検討して、いい方向をくんでほしい」と述べた。また、高橋栄村長は「決議に示した通りだが、特に通学環境の厳しい村の実状を考慮すべきではないか。県教委の改革基準は6学級というが、それは財政的な理由からか、それとも理想なのか明確にされていない。少子高齢化の時代に大規模校というのもおかしい。高校教育のあり方に関する論議が不十分」と、教委の姿勢を質した。

 これに対して松沢教育次長は「6学級しか作らないというのではない。地域の状況を見合わせながら質の高い教育を提供していく。規模の多様性を生かしたい」と述べ、決議を第1通学区高校改革プラン推進委員会に伝えることを約束した。 

(写真=教育次長らに決議を伝える4首長ら)
 
◆農作業や内山紙すきも - 千葉から農村留学110人<木島平村>
 千葉県千葉市教育委員会主催の「農山村留学推進事業」による小学生留学生ら110人が20日、柳沢村長らの出迎えを受けて木島平村入りした。

 同市教委の農山村留学推進事業は平成14年度から、小学6年生を対象に、夏休み期間中長野県内をフィールドに実施しているもので、毎年約1000人の小学生が県内15町村で農山村体験している。

 木島平村では昨年からこれを受け入れ、ことしは千葉市のさつきが丘東・西小の91人の6年生が先生や保護者らと訪れた。ケヤキの森公園で行われた開校式で、柳沢村長は「皆さんを張り切ってお迎えしたい。農業体験や川遊びなど、夏休みの一番の思い出をつくってほしい。村も精一杯のお手伝いをしたい」と歓迎。児童代表は「すてきな所を見つけ、色々な行事を楽しみたい。そば打ちが楽しみ」とあいさつした。

 子どもたちは民宿に泊まり、カヤの平散策、農作業の手伝い、内山紙の手漉きや魚つかみなど村内3小学校との交流をメニューとする4泊5日の農山村留学で、木島平の自然を満喫していた。

(写真=炎暑の中ケヤキの森公園の木陰で開会式が)
 
◆「生亦報国也」今年も - 61年前の日章旗を前に<飯山市>
 今から61年前の昭和19年11月、当時の農林商工省山林局に勤務し、現役入営した折、職場の同僚や家族、友人らがサインを記し、贈ってくれた「武運長久を祈る日章旗」。憲法改定論議が世情をにぎわし、国際・民族紛争が繰り返される世相の中で、一人のお年寄りがそうした歴史逆行の動きに警鐘を鳴らしている。

 飯山市木島下木島の農業、井上秀夫さん(80)。革新系の元飯山市議で、護憲・反戦平和の草の根運動を先導してきた。井上さんは昭和17年から3年間、当時の農商省山林局に勤務。19年に現役入営した。その折、山林局長だった鈴木一さんや職場の同僚、家族や幼馴染らから「武運長久」を祈る日章旗を贈られた。

 そこに記されたサインの中には、当時「禁句」だった「生亦報国也」(生また報国なり)としたためたものがあった。

 井上さんは旧中支派遣の訓練中に終戦を迎え復員。日章旗は不明のままになっていたが、昭和57年の樽川水害の折、後片付けの作業中見つかり、以来、大事に保管してきた。その後、8月15日が近づくと井上さんは日章旗を居間に置き、「生亦報国也」の言葉を噛み締める。「戦争なんていいはずねえだねか。また、戦争できるようにするおっかねえ動きが気になるな」―。80翁は、赤銅色に焼けた顔を曇らせる。

 ことしも居間に日章旗が置かれた。「懐古趣味じゃなく、全体主義だった時代に生きることの尊さを凛として記した同僚の思いを大切にすることがオレの責任。この旗、棺おけに入れてくれるようせってある」。井上さんの60年めの終戦記念日は終わった。

(写真=思い出の日章旗に戦争を語る井上さん)
 
◆陽 花 - 北信濃風物詩<連載>
 まだか、まだかと待ち望んでいた、待望のヒマワリ畑だが、忙しさにかまけて、少々花の盛りを逸してしまったらしい。

 野沢温泉村の国道バイパス沿い、千曲川べりにここ数年、風物詩ともなっているヒマワリ畑がある。

近くの農家の人が「ちょっと車止めて、ひと息つかねかい」と造成する、手作りの行楽スポットである。

家族連れが写真に収まっていた。
 
県が肥料製造・出荷停止を勧告 - 飯山堆肥センター<飯山市>
 県は22日、飯山市木島の「飯山堆肥センター」(荒木謙蔵取締役)に対し、田中知事名で肥料の製造及び出荷の停止を勧告した。

 昨年11月10日、ことし7月22、28日に肥料取締法に基づいて実施した立ち入り検査において、同法に対する抵触行為、肥料取締法・農地法及び農業振興地域の整備に関する法律の趣旨に反する行為、畜産振興上の利用としての補助目的からの逸脱が認められたための措置。

 具体的には@同センターの肥料が施用された農地から、衛生用品・プラスチック片・大きな木くずチップ・化粧板の断片などを大量に確認A現在出荷されている肥料は、登録時の原料構成、使用割合と異なるにも関わらず、登録肥料の保証票を使用しているほか、出荷時に保証票を付していない事例がある。また、実際と異なる記述をした保証票を使用していたB出荷量を記録した帳簿はあるが、生産数量を記載した帳簿がないC出荷肥料の多くが、センター関係者所有、または使用した農地に投入され、その農地については、肥料販売の入金を確認できる取引が極めて少ないうえ、多くの農地で農作物が作付けされず、常識を超えるほど大量に投入されていた。また、肥料の大量投入ほ場では、亜鉛濃度が環境庁水質保全局長通達の基準の数倍を超え、農作物の生育不良や土壌汚染が危惧されるD全国競馬・畜産振興会の助成を受けているが、現状は厩肥はほとんど使用されず、下水汚泥と木くずを主体とした汚泥発酵肥料となっている―(概要)という。

 同センターは先に実質的な操業停止の処分を受けているが、その処分が切れる直前の同日、今回の勧告がされた。県では同日、田山重晴農政部長らが同センターを訪れ、肥料製造・出荷停止を勧告するとともに、これに対する文書での見解を求めた。

 「見解」の提出期限はなく、「勧告」も行政指導の一つで、行政処分のような強制力はないが、これに従わない場合などには県は国に対して、処分を視野に入れた意見を伝える姿勢を固めているものとみられる。
  
◆「Jリーグ」との出会いに感激 - みゆきのFC<木島平村>
 ジュニアサッカーの「みゆき野FC」保護者会主催の「Jリーグ観戦&サッカー親善交流」が20・21の両日行われた。同FCの飯山・木島平・戸狩教室から代表21人がみゆき野選抜として参加した。

 20日、サッカーワールドカップ会場となった静岡スタジアム「エコパ」で行われた「前座試合」では、和歌山県海南市のミラグロッソ大野と対戦。Aチームは前半リードしながらも後半追いつかれて引き分け。自信を深めた一行は折からの「新浜松市」誕生記念イベントに飛び入り参加し、ラッパ・練り隊の最後尾でお祭り気分に浸った。

 Jリーグの「ジュビロ磐田vs横浜Fマリノス」戦では、チームメンバーの5人に「エスコートキッズ」のビッグプレゼントがあり、正副キャプテンや女子部員、低学年代表がJリーガーと手をつないで入場。子どもたちは感激の極地だった。

 翌21日は、「夏はサッカー、冬はスキー」交流を重ねている静岡県袋井市の山名スポーツ少年団と親善試合。破れはしたものの、試合後は同市特産のマスクメロンをふるまわれ、笑顔を交わしていた。

(写真=「夢のJリーグ」との出会いに大感激)
  
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