TOP - 過去掲載記事 - 2005年7月30日号

7月30日号掲載記事
 
◆「和紙の故郷」彩るクラフト・造形 - 市街地商店などに28作品<飯山市>
 伝統的工芸品の「内山紙」を素材にした工芸品や美術品、造形作品を全国に公募していた飯山市はこのほど、第一次審査で28作品を選び、市内の公共施設や市街地の商店などに展示した。当面の間展示・公開して市民に見てもらい、8月2日の第2次審査を経て、12日、「和紙のふるさと いいやま灯篭まつり」で、入選作品の表彰を行う。

 4百年の歴史をもつ内山紙。清冽な湧き水に恵まれ、独特の白さをもたらす「雪さらし」など、この地方ならではの技法が受け継がれる伝統的工芸品だが、化学製品の出現で近年、需要が激減、同市内でも手漉き和紙の生産は減少の途をたどる。

(写真=本町の商店に展示される和紙のクラフト作品)
 
4高含め地域論議を - 飯水岳北地区高校の将来を考える会<4市村>
 県教育委員会の高校改革プラン検討過程で、同教委が「県立高校再編整備候補案」として、高校の具体名を上げて統合案を示したことが大きな論議を呼ぶ中で二十日、飯山市役所で「飯水岳北地区高校の将来を考える会」(仮称)の準備会が開かれた。

 木内飯山市長が呼びかけたもので、木島平・野沢温泉・栄村長、議長、教育長、住民自治組織・経済界代表、校長会・PTA関係者とアドバイザーの第1通学区高校改革プラン推進委員ら約30人が出席した。

 冒頭、木内市長は「高校改革の取り組みがスタートし、各地で論議が重ねられる中で、県教委が再編整備案を示したことは、誠に拙速であり、遺憾に堪えない。(高校改革は)単に教育問題だけでなく、地域づくり、まちづくりのビジョンと合わせて考えるべきだ。子どもに魅力ある高校とは、地域の期待に応え得る高校とは何か。削減ありきの再編案は白紙撤回し、十分な論議を重ねたうえで県に地域の考えを提案したい」とあいさつした。
 
◆「四里四方」の食材を - JAで地産地消フェスタ<飯山市>
 ―この地には、この地に合った野菜・果物があります。昔から四里四方で獲れたものを食べるのが、体に最もよいといわれています。大人も子どももこの地のものを、感謝しながら食べたいものです。自然に恵まれたこの地で、安心・安全な野菜を作り、おいしく食べられる工夫をすることが、地産地消運動を高めることになります―。

 24日、飯山市のJA北信州みゆき本所で、「今が旬!夏やさい」をテーマに「地産地消フェスティバル」が開かれた。

 実行委員会(委員長・清水あき子JA女性部長)と、家の光協会が主催したもので、女性部員や一般参加の市民ら約150人が参加した。

(写真=夏野菜の料理にハシを伸ばす参加者)
 
◆「甲子園」夢忘れないで - 飯山南がベスト8に<飯山市>
 第87回全国高等学校野球選手権長野大会は、松商学園が5年ぶりの優勝を果たし「甲子園」への切符を手にして幕を閉じたが、飯山南高が創部以来31年めにして初めてベスト8入りし、昨夏の覇者・創造学園大付属高校と、引き分け再試合を演じる大活躍を見せ、北信濃住民を欣喜雀躍させた。「飯山南旋風」の圧巻は何といっても21日に行われた準々決勝。覇者・創造学園を相手に一歩も引かず、98年大会以来7年ぶりの引き分け再試合に持ち込んだ。結局、翌日の再試合で破れはしたが、初のベスト8進出で、自分たちの全てを出し切り、最後まで勝負を捨てなかった南高球児たちに、地元住民から、惜しみない賛辞が寄せられた。
 
◆鳩爺の臼穂家オープン - 野沢温泉寺湯・民宿の一画に<野沢温泉村>
 160年の歴史をもつ野沢温泉村の郷土玩具「鳩車」。その現形を作った伝説のあけび蔓職人「鳩爺」、河野平作翁に関する資料を集めた「鳩爺の臼穂家」が23日、同村寺湯の民宿「かわばた」にオープンした。

 全国の郷土玩具番付で東の「横綱」を張った鳩車は、同村伝統のあけび蔓細工の1つ。平作翁は、名人、河野虎之助翁に学んで現在の鳩車の形を整え、熱心な研究から全国に知られる原動力を果たした。

 「鳩爺の臼穂家」は、平作さんの子、功さんを館長に、自宅の民宿「かわばた」の一画に、家族の協力で開設された。「臼穂家」とは、昭和21年夏、食糧増産で行われた同村池の沢開墾団に参加した平作さんが、泊り込みが続いて世間離れの「うすらぼける」状態に陥ったことなどからシャレて付けた山小屋の名前。

(写真=ツル細工の歴史や工程を学ぶ場にも)
 
◆「震度5」可能性十分 - 災害救援ボラ養成講座<飯山市>
 「もしも災害が起こったら?」。飯山市社会福祉協議会主催の「災害救援ボランティア養成講座」の第1回講座「飯山市の災害予測」が23日、同センターで開かれた。
 昭和57・58年の樽川・千曲川水害、昨秋の台風豪雨による増水で堤防が漏水、木島地区に避難準備命令が出された体験を踏まえ、また、阪神淡路大地震・上越のロシアタンカー重油流出事故・三条市の水害、そして、中越地震の教訓から、一歩踏み込んだ地域の助け合いのあり方を考えたい―と、いうのが主旨。
 9月10日まで4回にわたって▽災害予測▽災害図上訓練▽災害時にも動けるネットワークづくり▽災害ボランティアセンターの立ち上げワークショップ―をテーマに講座を開く。

(写真=災害の危険も学んだボラ養成講座)
 
◆寺町蓮田 - 北信濃風物詩<連載>
 「ことしは会場の一つが工事中のため、特にイベントは行いませんが、花を見にお出かけ下さい」。

ご案内をいただいた。

 寺町の裏手にある住民手作りの蓮田。

10数種を数える蓮の花が咲き始めた。

正直いって、周囲の景観は写真を撮るに良とはいえないが、逆に見れば、生活感にあふれて、それはそれで面白い。

蓮とメダカに逢いにいきませんか?
 
高校生が「松代」レポート - 飯山市の人権同和教育講座<飯山市>
 飯山市公民館で22日開かれた同市「人権同和教育講座」で、長野市の長野俊英高校生徒が、「大本営予定地松代地下壕と長野俊英高校」と題してレポート、大きな反響を呼んだ。

 松代では第2次世界大戦末期、朝鮮人強制労働などによって地下大本営の建設工事が進められたが、終戦に伴って75%ほど進んだところで中止となった。

 長野俊英高校では、85年以来、郷土研究班が中心になって地下壕の調査・保存活動と取り組み、生徒自らが「語り部」となるとともに、世界に向けて、戦争の悲惨さ、平和の尊さを訴えるメッセージを発信し続けている。

 講座では、終戦直前時に県内にあった軍事施設と、そこで強制労働させられていた朝鮮人労働者について、その数と同じ3万人を、一人ずつイラストで描いた巨大マップを紹介、参加者を驚かせるとともに、大きな感動を与えた。
 
■12日から中心商店街で - 和紙のふるさといいやま灯篭祭り
■ゲームや地元と交流も - 木島平にJリーグ
■炎暑も安全運転で - 夏の交通安全やまびこ運動
■語り、伝え重ねて30年 - 飯山子どもと本をよむ会
■温泉で健康チェックも - 湯滝温泉にタウン保健所

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