TOP - 過去掲載記事 - 2005年7月2日号

7月2日号掲載記事
 
◆地域高校のあるべき姿模索 - 旧第1通学区の将来展望に関する特別委<飯山市>
 県教育委員会の高校改革プランが、地域高校の再編を課題として論議を高めている中で、飯山北高の同窓会である「桂蔭会」(森司朗会長)が設置を決めた「旧第1通学区の将来展望に関する特別委員会」が22日、同高で初会合を開いた。

 ―少子化の進展で第1通学区での大幅な高校統廃合は不可避だが、地域の将来のあり方に決定的な影響を与える高校改革は、単なる数合わせの統廃合論に矮小化されてはならない。県北地域にあっては特に高校の存在そのものが地域活性化の重要な資源。地域中核校の同窓会組織として、地域の次代を担う人材を育成する重要な機関として高校という資源を位置付け、旧第1通学区の将来を構想する―というのが、同委員会設置の主旨。

(写真=「1通の展望を」飯山北高で開いた特別委)
 
◆「期限」微妙な状況に - 3首長が知事に要請<3市村>
 新クリーンセンターの、飯山市岡山藤沢地区への建設計画を進める岳北広域行政組合(組合長・木内飯山市長)と、関係3市村首長は27日、田中知事に「岳北地域循環型社会形成推進地域計画」の国への提出を要請した。

 同組合の新クリーンセンターの建設については、「新ごみ処理施設の建設を考える住民会議」(松沢吾郎代表)が6月2日、建設計画地の地形・気象条件などから大気汚染公害のおそれがある―として、精緻な環境影響調査の実施などを訴え、県に対して公害調停を申請。生活環境影響調査で大気汚染公害のおそれがないことが証明されるまで新ごみ処理施設の建設は行わないことを求めた。

(写真=「一日も早く環境省へ」と訴えた首長要請)
 
◆他校に「将来像」呼びかけ - 下高井農林PTAなど<木島平村>
 下高井農林高校、同高PTA、木島平村などで組織する「農林高校の将来を考える会」はこのほど、役場で二回めの会議を開き、県教委の高校改革プランを踏まえて、旧第1通学区の将来像を考えることを目的に、飯山市内の3高に組織作りを呼びかけることなどを決めた。

 地元木島平村に加えてこの日は飯山市・栄村の首長、議長らが参加。丸野良督校長は生徒数の減少で、旧第1通学区の4校で、募集学級は09年度には9クラスになる―と説明。また、中学生の保護者対象のアンケートでは複数校への再編を望む意向がうかがえた―と述べた。
 
◆渓流彩るエンジの花 - 鍋倉ザゼンソウ<飯山市>
 2002年、在来の「ザゼンソウ」「ヒメザゼンソウ」と葉などが異なる新品種として認められ、話題を集めた「ナベクラザゼンソウ」が今、飯山市の鍋倉山中腹一帯で咲いている。

 ザゼンソウはミズバショウの仲間で、臙脂(えんじ)色の包葉に包まれた花が、座禅するだるまの姿に見えることから名前がついたという。山中の渓流の淵に、清流に震えるように咲く姿はけなげに見える。

 ナベクラザゼンソウは2002年、県自然保護研究所職員によって新種と認められ、一帯の植物の進化を考えるうえでも貴重な発見として注目された。

 鍋倉山中腹一帯では今、100株以上のナベクラザゼンソウが咲き、時折訪れるハイカーらの目を楽しませている。
 
◆「協働」の力で未来を - 中野市合併記念式典<中野市>
 ことし4月、中野市と豊田村が対等合併して誕生した新中野市の合併記念式典が25日、市民会館ホールで行われた。

 両市村は平成5年、山ノ内町の合併協議離脱を受けて、2市村による任意合併協議会を設置。議会の議決を経て16年6月、合併協議会に移行し、合併に必要な事項を協議、昨年10月、協定書に調印を交わした。

(写真=オープニングを飾った豊井ふるさと太鼓)
 
◆6年生に託す栄村の「安全」 - 子供生活安全課長<栄村>
 近年、子どもを狙った残忍な殺傷事件が多発し、また、子ども自身の犯罪が社会問題化している中で、子どもたち自身の地域安全・非行防止活動への参加を呼びかけ、自主的・自発的な行動から防犯意識を高めて安心な街づくりを推進する「子ども生活安全課長」の委嘱式が24日、栄村の北信小学校で行われた。

 飯山警察署が、ここ数年、管内市村輪番で小学校6年生を対象に委嘱しているもので、ことしは栄村の3つの小学校6年生全員を委嘱、同日、座光寺冬樹署長が北信小で6年生10人に委嘱状を手渡した。

(写真=警察署長から「防犯の主役」託されて)
 
◆池の残雪 - 北信濃風物詩<連載>
 「もう少し、確かもう少しだと思うよ」と、軽装で足を踏み入れた県境の尾根道。

息は切れ、汗が吹き出したけれど、何気なく知った自然の営みに感動させられた。

 小さな雪渓があり、その中央から潅木が伸び、芽吹きしている。

頭上の葉を突き破って芽を伸ばす草があった。

そして、空を見て知ったホウの花。

分け入った小さな池でモリアオガエルの卵塊に出会った。
 
モリアオガエルの産卵盛んに - 牧の小池
 信越県境一帯の池沼で今、モリアオガエルやクロサンショウウオ・ハコネサンショウウオの産卵が最盛期を迎えている。

 アオガエル科のモリアオガエルは水畔の樹枝の先に直径15aにも達する大きな、白い卵塊を産みつける希少種。体色は緑に輝いて美しい。この地方では、斑尾から栄村にかけての信越県境の池沼に多く生息し、初夏の夜に産卵することが知られている。

 が、近年、森林伐採や道路開発、また、山の手入れの遅滞などから年々数を減らし、生態系の保護の必要性が説かれている。

(写真=飯山市鍋倉山中の池で今が盛りのモリアオガエルの繁殖行動)
 
◆消費者と田植え交流 - 「顔の見える」農業を
 「金崎さんちの田植え交流会」。飯山市太田小境の米生産農家、金崎隆さん方の水田で26日、全国の顧客に呼びかけ、生産者・消費者交流の田植え交流会が行われた。

 「消費者の方々に生産の場においでいただき、ほ場はもちろん、田水の水源や籾摺り・乾燥・精米などの現場を知っていただくことで、顔の見える生産・販売と取り組みたい」と、企画した。

 25fの水田を経営する金崎さんが全国に広がる顧客に参加を呼びかけ、遠くは九州、京都から、多くは首都圏から約30人が参加。一行は26日飯山入りして田水の水源である涌井清水や近くのライスセンター、金崎さんちの精米施設などを訪ね、「金崎さんちのお米」の生産現場を目の当たりにした。

(写真=ほとんど初めての田植えに挑戦する参加者)
■炎天下に成果競って - 飯山市消防ポンプ操法大会
■地域に新たな産業を - 協同組合いいやま故郷庵が設立総会
■10弁のサツキ話題に - 飯山の下取さん方
■やまびこの丘で花植え - 木島平の3小学校
■減収・病虫害に不安 - 地方事務所で少雨検討会
■炎天下に汗と笑顔が - 北信障害者スポーツ大会
■安全な職場作り - 瑞穂建設恒例「安全衛生」大会

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