TOP - 過去掲載記事 - 2005年5月14日号

5月14日号掲載記事
 
◆独自様式の温泉利用表示を作成 - 野沢温泉村旅館ホテル事業協<野沢温泉村>
 昨夏の白骨温泉(松本市)の一部施設が入浴剤を使用していたことが発覚、泉質や加水・加温、循環などに関する情報公開が論議される中で、今月二十四日からの温泉法施行規則改正の施行を前に、野沢温泉旅館ホテル事業協同組合(森行成理事長)ではこのほど、独自の様式の温泉利用表示を作成、組合加盟の施設に配布した。

 改正される温泉法施行規則では、温泉施設は従来の@源泉名A泉質B温度C温泉成分D成分の分析年月日E分析機関の名称F浴用や飲用の禁忌症G浴用や飲用の方法と注意―の八項目に加えて▽加水の有無と理由▽加温の有無と理由▽循環の有無と理由▽使用している入浴剤の名称や消毒の方法と理由―の四項目の表示が新たに義務付けられる。

 野沢温泉では、これを温泉利用者にわかりやすく説明するため▽利用源泉に関する情報▽浴槽における温泉の利用状況に関する情報―の二項目に大別。源泉情報では源泉名・源泉所在地・湧出形態・泉温、湧出量・泉質名・引湯方法・距離などを、浴槽情報では加水・加温の有無や循環装置の有無、給排湯方式(掛け流し・一部循環)、入れ替え頻度、入浴剤・消毒剤の使用有無、浴槽温度、レジオネラ属菌検査などについて表示する。
 
◆住民企画で「祝50周年」 - 木島平村制50周年記念事業<木島平村>
 ことし二月、村制施行五十周年を迎えた木島平村では、記念事業に村民の提案を募っていたが、このほど採用企画案をまとめた。

 記念事業に関する村民提案の募集は、自立の村づくりを選択した同村が、村制施行五十周年と「自立元年」が期せずして重なったことから、村民の自主性と村政参加を促し、村民主導の村づくりを進めたい―と企画したもの。

 村民からの提案は、地区・団体・グループなど七者、十企画案にのぼった。踊りや演劇、スポーツ、地域づくりなど分野の団体が中心で、企画は▽著名踊り連の招致▽風景画展▽全国語り部交流会▽演劇上演▽料理コンテスト▽昔の結婚式再現―など、多彩な内容となっている。
 
◆10日現在、応募はゼロ - 野沢温泉地域創生会議委員<野沢温泉村>
 野沢温泉村はは今月十六日を当面の期限として「地域創生会議」の委員を募集している。

 自立・合併の選択肢の一つとして昨年十一月、村の「自律検討委員会」が示した提言を元に、村長の求めに応じて「行政サービス」「住民負担」「協働作業」などについて総合的に検討を行い、野沢温泉村が健全財政を確保したうえで、今後の村づくりを進めるための検討を行う。

 野沢温泉村自律提言書では、事務事業の見直し、財政改善策、産業振興などに財政シミュレーションを加え、住民・地域・行政の役割分担を明確にし、住民が行政に積極的に関わりをもって、「協働」の村づくりを進めるべき―と、提言している。
 
◆春の使者たちが華麗に競演 - 斑尾高原原生花園<飯山市>
 飯山市斑尾高原の「沼の原湿原」(原生花園)で今、ミズバショウとリュウキンカが見ごろを迎えている。周辺にはまだ雪が残り、その中で山桜もこぶしも一緒に咲く様は、まさに「深山の春」。時折ウグイスの初音も聞こえて、訪れる人たちを癒している。
 斑尾山の北側中腹にあり、約二十fの広さをもつ同湿原は春から秋にかけての、多彩で独特な植生と、野鳥の生息地として知られる。雪解けとともに始まる数十万株といわれるミズバショウとリュウキンカの競演から、ミツガシワ・カキツバタ・ニッコウキスゲ・シラヒゲソウなどの独演は、高層湿原の中でも特異な植生として知られる。
 
◆旧豊田村の実状に応じた施策を - 中野市が豊田地域審議会委員を募集<中野市>
 中野市は今、旧豊田村地域の実状に応じた施策を展開することを主旨に設置する「豊田地域審議会」の委員を公募している。

 地域審議会は新市まちづくり計画の中で、「住民の参加しやすい行政の仕組みづくり」の一方策として、旧豊田村地域への設置が決まっている新市の付属機関。合併に伴い、行政区域が拡大することによって、住民と行政の距離が大きくなり、住民の意見が新市の施策に反映されにくくなるのではないか―という不安に対応するものだ。

 新市の施策に関して市長から諮問を受け、あるいは必要に応じて市長に意見を述べることができる。
 
◆農作業に張り合いも - みどりのふるさと協力隊栄村の農家に<栄村>
 NPO法人「地球緑化センター」(本部・東京)が主催し、編成する「みどりのふるさと協力隊」の女性隊員二人が今、栄村の農家で農業と取り組んでいる。

 近年の過疎・高齢化などで基幹産業の農林業が危機に瀕し、自治・コミュニティーの崩壊さえ懸念される実態がある中で、地方・農林業志向が高まる大都市圏の若者たちに呼びかけて、地方の暮らしと農林業体験を仲介、地方の活性化に寄与するとともに、若者たちの生きがい創出を―というのが同協力隊の主旨。

 森中条の民家を借りて暮らし、今、野田沢の宮川頼之さん方で、本格的な農業と初めて取り組んでいるのは千葉県の白石愛子さん(27)と、兵庫県の寺田智子さん(22)の二人。いずれも以前から自然豊かな地方の暮らしに関心を寄せ、一年間の山村暮らしに応募したという。
 宮川さん方では、野田沢を中心に水稲やアスパラ、加工トマトなどを栽培しており、今は、約四万本の加工トマトの苗の植え付けが本番。取材にうかがった九日は、植苗機を使っての苗の植え付けが行われ、二人は植苗口に苗を補給する作業に真剣に取り組んでいた。

(写真=宮川さんの苗植えを手伝う2人の女性隊員)
 
◆白い林 - 北信濃風物詩<連載>
 五月初旬を過ぎてなお山陰や林内に雪の残る北の村。所用で訪れた家の脇にちょっとした杉林があった。

 暖かな日だったように思う。垣間見で、何か曇っているように見えた林だが、よく見ると、モヤがかかっている。白いモヤと、杉木立。一服の水墨画を見るようで、しばし、その幻想的な光景に見入った。

 微妙な温度差のなせる業らしいが、この季節の風物詩の一つ。雪国の春は芸術家である。
 
◆交流に成果・経済効果も - 菜の花ゲートボール大会<飯山市>
 地元北信濃地方は元より、県内から東京・埼玉・群馬・富山・新潟・石川などの九十チーム、約五百人が参加して四・五の両日、飯山市の長峰スポーツ公園多目的運動広場で「第二回いいやま菜の花ゲートボール大会」が開催された。

 昨年初めて開催し、ゲートボールを通じての交流の広がりに加えて、宿泊誘客などに大きな経済波及効果をもたらした同大会。ことしも延べ約四百六十泊、約四百万円近い宿泊費に加えて、飲食・みやげ物などの消費があり、宿泊オフ期の「カンフル剤」として喜ばれた。

 今年の大会には地元飯山市の十チーム、近隣市町村の十五チームを始め、全国七都道県の合わせて九十チームが参加。二日間にわたって、春の北信濃路に熱戦を展開した。
 
◆一日だけの麗姿に湧く喚声 - 木島平村の樽滝<木島平村>
 五月八日の玉滝不動尊の例大祭に合わせて、年に一度姿を現す木島平村の「樽滝」が同日、その麗姿を現した。

 いつのころか大蛇が住み着いて、干害に苦しむ村を救った―という伝説がある樽川の淵。玉滝宮下流の雄滝と旧滝見橋下流の女滝に加えて、大正十二年に発電所が建設され、上段の導水路から余水を下段の樽川に落とすようになり、新たな瀑布が出現した。

 が、滝はその後、昭和五十九年に上部導水路の工事で余水がなくなってしまったことから姿を消し、村などの要請を受けて年に一度、五月八日だけに出現する滝となった。

(写真=一日だけの麗姿に滝見橋にはカメラマンの放列が)
 
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