TOP - 過去掲載記事 - 2005年4月23日号

4月23日号掲載記事
 
◆「支所化」に募る怒り - 建設事務所 → 基盤整備事務所<4市村>
 県行政機構審議会がこのほど、県に答申した「長野県の組織再編に関する考え方」の中で、飯山建設事務所が、中野市に設置される「基盤整備事務所」の支所として再編されることが明らかになったことで、北信濃四市村などは災害や豪雪などへの対応力が弱体化する―として反発、同事務所存続に向けた住民署名活動を展開している。

 審議会答申は「現地機関再編」案として▽縦割りをなくして地域課題は地域で考え、解決する▽関連分野を一元化する▽地域の特性を反映した組織にする―として▽地方事務所は地域の振興を総合的に図る「地域振興事務所」とする。各地域に地域本部長を置き、振興事務所長を兼ねる▽福祉事務所と保健所を統合して「福祉健康事務所」とする▽建設事務所は道路・河川などの維持・管理・整備及び土地改良を一元的に所管する「基盤整備事務所」とする―など提言している。

 そして、「基盤整備事務所」案として、十五建設事務所・一支所体制を十基盤整備事務所・六支所体制に再編、飯山建設事務所は旧建設事務所管轄区域の維持管理業務、及び災害対応などを担当する支所とする案を示す。

 これに対し飯山市・木島平村・野沢温泉村・栄村は、建設事務所の支所化は、災害や降雪期の除雪などの対応力を弱体化させるもの―として反発。県が二十二日まで実施した、県組織再編案に対する意見公募に、市村職員や観光・建設業界、住民自治組織などに呼びかけ、ファクス、電子メールなどで反対意見を送ってくれるよう要請した。
 
◆「民事再生」衝撃走る - 斑尾高原開発梶@核・冬依存の観光に?<飯山市>
 飯山市の斑尾高原開発梶i登記上の本社は東京都・小川正夫社長・資本金二億円・従業員四十六人)は十二日、東京地方裁判所に民事再生手続きの開始を申し立てた。負債総額は約五十二億円という。

 同社は斑尾高原ホテルと、斑尾高原スキー場の営業は続け、現正社員の雇用も継続する方針というが、昭和四十七年(当時は藤田観光が経営)の開発以来、誘客の多くを同スキー場に依存してきた同高原の宿泊・飲食・みやげ物など業者は、同社の経営継続方針に期待しつつ、業界の厳しい環境下、不安の色を濃くしている。
 
◆スキー場の再生は民営化で - 河野野沢温泉村長<野沢温泉村>
 村からの諮問を受けて、村営スキー場の、民営化を視野に入れた建て直し策を検討していた野沢温泉村スキー場経営会社設立準備会(会長・上野博文前議長)は先月三十日、河野幹男村長にスキー場再生計画案を報告した。

 同村スキー場は地元民間資本で開発され、村が経営を引き継いだ純粋な村営スキー場。全国有数の温泉資源とあいまって、村の基幹産業として発展、最盛期には年間百五十万人の観光、スキーなど入り込み客を数えた。

 が、全国のスキー場同様、近年、入り込み客の減少が顕著となり、今年度は温泉客を含めて、最盛期のほぼ半分の七十三万人にとどまる見通しとなるなど、存廃の危機に瀕している。スキー場は97年に赤字に転落して以来、03年度末までに四十億円を超える累積赤字が生じている。

 このため、村では、民営化を視野に、観光の専門家や村内のスキー場・スキー産業関係者、宿泊業者らをメンバーとするスキー場再生のための検討組織を発足させ、再生策を検討してきた。
 
◆無投票で12議員当選 - 栄村村議選 自律への政策論議聞かれず<栄村>
 任期満了に伴う栄村村議会議員選挙は十九日告示され、現職十二人が立候補を届け出た。同日夕の立候補届出締め切りまでに他に立候補届けは無く、村議選は村始まって以来初めて無競争となった。
 無競争当選したのは、全て現職の十二人。前日の書類審査当日まで、候補擁立を模索する地区もあったが、現職の固辞などもあって断念、新人の擁立はならなかった。当選者の党派別の内訳は、日本共産党二人以外全員無所属。

(写真=候補者自らポスターを貼る光景も)
 
◆友人の支援で初の帰郷展 - 樋口美代子さんちぎり絵展<飯山市>
 飯山市飯山上町出身で、長野市在住の主婦、樋口美代子さんの「和紙ちぎり絵展」が今、飯山本町の「ぎゃらりぃ白銀」で開かれている。二十六日まで。

 樋口さんは旧制松沢さん。飯山南高時代はクロスカントリースキーの選手で、国体にも出場した。現在、長野市高田に住み、国際親善クラブの理事を務める中で、ホームステイの受け入れや、長野冬季五輪を契機にした一校一国運動のサポートなど、幅広い分野で活動している。

 十年ほど前、自宅近くの郵便局で開かれたちぎり絵展に感動したことから、ちぎり絵作家の中村重子さんに師事。国際親善の活動の中で、伝統的な日本文化を紹介したいと、世界数カ国でちぎり絵を紹介する機会を得た。
 
◆春の女神 - 北信濃風物詩<連載>
 「風物詩」この時季恒例の「町なかのミズバショウ」。ことしも案内をいただいて、撮影にうかがった。傍らのギョウジャニンニクを、もの欲しそうに見やりながら「春の女神」を撮す。

 雨水をためた、小さな水鉢に、純白のコスチュームが映えて清々しい。四季の移ろいがわかる暮らしがいい。
 
■自立&合併再検証企画【中】
■農協界最高の栄誉に - JA北信州みゆきの石田組合長 「紅綬」など受賞で「祝う会」
■崩落土砂国道埋める - 飯山市富倉濁池
■丘を彩る黄色の花布 - 木島平村原大沢福寿草祭り
■南側で開花・雪害も深刻 - 飯山城址公園桜祭り
■夢はなでしこジャパン? - 木島平中宮崎さん 刈谷LSFで最優秀選手賞

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