TOP - 過去掲載記事 - 2005年4月2日号

4月2日号掲載記事
 
◆「自立」へ建設的な論議期待 - 新定数8議席決まる<野沢温泉村>
 任期満了に伴う野沢温泉村議会議員選挙は二十七日投票が行われ、今回選挙から削減された定員八人の、新議員が決まった。

 昨年末の住民投票、ことし二月の村長選挙で、「自立」の道が選択された同村。国の財政緊縮化で、一層厳しさを増す財政の健全化、スキー場の民営化を含めた観光産業の再生を対応急務の課題とし、また、新クリーンセンターや新幹線飯山駅周辺整備、岳北消防本部施設整備などへの負担に迫られる中で、今回議員選挙は、自立にどういう将来像が描かれるのか、論議が期待された。

 当初、定数ギリギリの八人の立候補が確実視された村議選だが、告示の二十二日当日になって新人一人が立候補を表明、平成元年以来十六年ぶりの選挙が実現した。

 まさに急きょだった選挙戦は、遊説カーや街頭などでの政策アピール、個人演説会も全員ではなく、政策にしても総花的で、自立に向けた具体的な政策論議は説得力に欠けるなど、盛り上がりを欠いた。
(写真=村づくりへの思いを込めた票の山が)
 
◆市民と市の意識共有を - 「自立計画について」案<飯山市>
 飯山市は今月十八日に開いた議員全員協議会に「自立計画について」案を示した。
 その中で、自立計画の目的について、市の指針は総合計画が基本―とし、事業の見直しや行財政改革の重点・集中化などから将来にわたる財政見通しを把握、市の将来像について市民と市の意識の共有、改革を図るために取り組むもの―としている。

 自立計画は提言書とも位置付けられ、基本構想・基本計画・実施計画を踏まえて、「市民会議」(仮称)を立ち上げ、▽基本計画・実施計画への提言▽第三次行財政改革大綱に基づくアクションプランの強化▽三位一体改革を加味した財政推計の見直し―を内容とするプラン策定を行う。
 
◆巨大林の精査も - ブナの森倶楽部<飯山市>
 「いいやまブナの森倶楽部」(井出孫六会長)は二十七日、飯山市の「森の家」で総会を開き、新年度事業計画などを決めた。

 人と自然環境の関係が見直される今、暮らしの文化、知恵、技など学ぶべき多くのものをそのうち懐に秘めている里山を改めて見直し、自然との共存策を探ろうと活動している同倶楽部。昨年はみゆき野ラインの清掃、巨木防護柵・道標などの設置、観察道整備やナベクラザゼンソウの観察会、樹木医による巨木診断、ホタル群生地の保護、ソバ栽培―などと取り組んだ。

 こうした活動のうえに新年度は「ブナの森保護活動」として鍋倉山の巨木診断や観察道整備、清掃活動などに加えて、地球温暖化防止森林の整備などと取り組む。
 
◆活性化語る「よろり塾」<飯山市>
 飯山市太田五束の住民有志が、ことし一月から毎月一回「よろり(囲炉裏)塾)を開いている。

 他地区同様、若者を中心とする過疎で少子高齢化が進み、昨年の七年ぶりの「御柱祭」では、郷土の誇る伝統祭事の維持に危機感を募らせた人たちが「ホラでも何でも話し合うことで、活性化の糸口がつかめれば」と、宮本勉さん、松木隆一さんを呼びかけ人に、仲間を募った。

 宮本さんの話では、伝統祭事の維持に加えて、近年、農業労働力の高齢化で農地の荒廃化が進んでおり、地域に閉塞感がつのっているという。同地区には豊かな自然や、優れた人材があり、基幹産業である農業を主体に特産品の開発や山菜の活用、信越トレッキングとの連携など、活性化の夢も語られる。
 
◆「安全保証」の夢が - 北信州みゆき診療所1日開所へ<飯山市>
 JA長野厚生連が飯山市太田大深地籍に建設していた「北信総合病院付属・北信州みゆき診療所」がこのほど完成、二十八日、竣工式が行われた。

 JA北信州みゆきが、高齢化が急速に進む地域の実態を踏まえ、長野電鉄木島線の廃止を直接の契機に、組合員の命と健康を守り、安心して農業に取り組める環境を整えたい―と、厚生連に働きかけていたもの。

 JR戸狩野沢温泉駅西側の旧JA倉庫跡地に完成した診療所は鉄骨造り平屋建て、延べ三百六十五平方b。内部は診療室二室のほかX線室、処置・回復室、受け付け・事務室、スタッフルームなどが配置されている。風除け室の靴の履き替え用ベンチや車椅子仕様のトイレ、玄関車寄せの消雪システム、外部てすり―など、お年寄りや障害者らに配慮した。総事業費は医療機器を含めて約一億二千二百万円。
 
◆タスキ仲間別れの宴 - 県縦断駅伝飯山下水内チーム 豊田村選手に感謝状<飯山市>
 飯水体育協会は二十六日、この四月一日から中野市となる豊田村の体育協会とのお別れ会と、「長野県縦断駅伝競走飯山・下水内チームの足跡」と題する記念誌の発刊祝賀会を開いた。

 同日のお別れ会には飯水チームの歴代監督や選手、役員ら約八十人が出席。席上、昭和二十七年の第一回大会から十二回出場した三井八重慶さん(73)、二十四回出場し、監督も務めた北山和夫さん(57)、連続三十三回の最多出場記録をもつ「現役」高橋恒善さん(50)の豊田村の三人に感謝状が贈られた。

 三人はいずれも、「飯水」チームに惜別の念止みがたい面持ちだったが、三井さんは「これからも飯水地域のために頑張ろう」と、後輩らにエールを送った。
 
◆12%減の26億円台に - 栄村の新年度予算 起債・基金取り崩しも<栄村>
 前年度当初比で一二・三%減となる総額約二十六億四千六百万円の栄村新年度予算が議会の議決を得てこのほど成立した。

 「自律」を選択して、自律プランを踏まえた振興計画を指針として村づくりを進める同村。高橋村長は、財政シミュレーションの中で、五年後の適正財政規模を約二十億円と想定、行政のスリム化、住民と連携する互助システムの確立、新たな産業起こしと取り組む考えを明らかにしていた。

 平成十七年度一般会計予算は総額二十六億四千六百万円で、前年より一二・三%、約三億七千万円の減。歳入全体の六二・六%を占める地方交付税は、前年比一・四%減の約十六億五千六百万円を見込む。これに次いで構成比が高いのは村税で前年比二・五%増の一億八千百五十六万円。国・県支出金は合わせて約二億一千万円。村債約一億四千六百万円を新たに起こすほか、基金約一億四千百万円を取り崩す。
 
■中野市人事異動豊田分 - 役場から豊田支所に
■栄村人事異動 - スキー振興班を新設
■木島平村人事異動 - 産業課長に日台さん
■野沢温泉村人事異動 - 勧奨で11人が退職
■歩くことで見えたもの - カメラハイク写真展 飯山市の森の家
■修験の里の文化遺産 - 小菅に収蔵庫など竣工 「綱切の槍」なども

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